なぜか10話という中途半端な話数で最終回となってしまいましたが、期待にたがわず最後まで楽しませてくれました。
最終回はこれまで以上にハジケてます(^^;
冒頭いきなり怪しげな男が登場。
誰かにプレゼントを買います。
この男は誰なのか?
プレゼントは誰に贈るのか?
いい感じで謎を提示。
場面変わってラゼル一行+セラティード。
こちらは楽しげにラゼルの誕生パーティ。
今日はラゼルの15歳の誕生日。
でも、一人だけこの状況についていけない人物が。
誕生パーティとかプレゼントというのが何なのかわからないようです。
「オレだってそのくらいの試練乗り越えてみせる。
用意してみせるぞ。
プレゼントとやらを」
アルゼイドにとってはこんなことが「試練」になるようです。
そしてここで衝撃の事実が判明。
バロックヒートがセラティードの弟だったことが明らかに。
彼はラゼルの叔父さんだったんですね。
「俺たち、叔父さまと姪っ子ってことになるんだよね。
いいなぁ。この禁断な雰囲気」
「アハハハハ。ヒーたん。僕の娘にいやらしい事をしたら、音を立てて引きちぎるよ」
「アハハハハ。兄さん、冗談ばっかり」
「アハハハハ。兄は真剣だよ」
「アハハハハハハハハ」
ここで、和やかムードで楽しそう(?)な兄弟にアルゼイドがキレます。
まずは自己紹介くらいしろと。
前回の雨の中の出会いからここまで、自己紹介すらしていなかったんですね。
めずらしく常識的な要求をするアルゼイドに対してラゼルは
「出会った頃からは考えられないよね。
人間てちゃんと進化するんだ。
いいよアルゼイド。
その成長が誕生日のプレゼントで♥」
セラティードは、もう二度と会うことはないから自己紹介の必要はないと、アルゼイドの要求を拒否。
彼はラゼルの旅を終わらせて連れ帰るために現れたようです。
ラゼルを突然旅に出し、そしてまた突然連れ帰る理由は話せないと言うセラティード。
でも、この旅を仕組んだ黒幕が誰なのかは、この後のシーンでなんとなくわかります。
それは、冒頭に出てきた謎の男。
さらに彼は、ラゼルが本当の父親に捨てられたときにラゼルを拾い、そのままセラティードに預けたようです。
その理由は不明ですが・・・最終回にしてこれまで謎だった部分を明かしたかと思えば、またまた新たな謎を提示。
しかも新キャラまで登場させてとは、なかなかやってくれますね(^^;
ラゼルはもちろん、セラティードの不当な要求に反論しますが、セラティードの言葉には逆らえないようです。
結局、旅を終わりにすることに同意。
アルゼイド&バロックヒートと最後のひと時を過ごすため、三人で出かけます。
向かったところはラゼルが幼い頃よく遊んだ森。
そしてそこは、ラゼルが本当の父親に捨てられ、ラゼンシア・ローズがラゼルに生まれ変わった場所でもありました。
ラゼルは、アルゼイドに道を示します。
この先に黒髪碧眼の子が多く生まれる
ベルニーニヴェルニーニという村があり、そこがアルゼイドが行こうとしていた場所だと。
ラゼルが生まれ育ったのもそこだったようです。
ラゼルは二人に自分の過去を打ち明け、最後に、今日の誕生日を祝ってくれたことを感謝します。
これで話は終わり。
旅の終了を告げてセラティードの待つホテルへ帰ります。
翌朝。
アルゼイドは一人街に出て、ラゼルへのプレゼントを探します。
プレゼントなんていう概念が欠如している彼は、店の主人に「なんかこう、ものすごい物」をくれと言いますが、抽象的過ぎて品物が選べません。
そこに別の客が入ってきます。
その客はファビエン。
ラゼルの本当の父親です。
彼もプレゼントを買いに来たようです。
アルゼイドは彼に詰め寄ります。
「プレゼントだと? 誕生日? 相手は誰だ? 歳は? 性別は?」
いきなりの尋問に驚いたファビエンは15歳になるはずの娘への誕生日プレゼントだと答えかけますが、質問した当人のアルゼイドの関心はすでに店内の商品に移っています。
「あ〜、続き聞いてくれないんだ・・・」
代わりに店主が話を聞いてくれますが、そこに脈絡なく現れるヒツジ。
隣の店の看板ヒツジ・セラティーコちゃん。
その名前を聞いたアルゼイドは「むかつく名前だ。行け!」
もうわけわかりません(^^;
話の腰を折られたファビエンは「何だろ、この寸止め感・・・」
一方のラゼルは鉄道駅。
まだアルゼイドとやらなければならないことがあると言うバロックヒートと別れ、セラティードとともに汽車で出発します。
ここで流れる挿入歌「Take you as you are」。
なんでしょう、このいい感じの盛り上げ。
この歌をバックにアルゼイドが走ります。
そして驚異の速度で汽車に追いついてしまいます。
いったい時速何キロで走っているんだ? というのは野暮な疑問ですね(^^;
「このまま離れていくのなら、お前なんか仲間じゃない!」とラゼルに叫びます。
それを聞いて汽車から飛び降りるラゼル。
「ふざけんなー!」
離れ離れになっても、辛いときに支えあえなくても、仲間と言えるのかと問いただすアルゼイド。
ラゼルはそれでも仲間だと答えますが、アルゼイドはそんな相手など必要ないと切り捨てます。
ラゼルは父親を無視して旅を続けることはできないと泣きながら反論しますが、その涙がすべてを物語っていました。
アルゼイドはラゼルの本心を見抜きます。
「お前だって(父親と一緒に)行きたくないくせに――
一日遅れの誕生日プレゼントだ。
チャンスをやる。
そこのクソ暴君に立ち向かえ」
ここまで言われてラゼルが引っ込むはずがありません。
「偉そうに言ってくれるじゃない」と胸を張り、決意を固めたようです。
それを見て、セラティードはラゼルを連れ帰るのを諦めた様子。
「その挑発乗った。
あんたのそのクソつまんない人生、あたしが面白おかしく演出してやるわ」
ということで旅はまだまだ続きます。
めでたしめでたし・・・と、ここで終わらないのが破天荒遊戯。
謎の男・キアラが再び登場です。
自宅に戻ったファビエンを追い詰め、彼を殺害します。
「みんな死んだと思ってたのに、村が滅んだ原因だけがのうのうと生き延びてるなんて――おやすみなさい、ファビエン・ローズ」
「さあラゼル。ゲームを始めようか」
ということで、最高の引きで終了となってしまいました。
ラゼルの母親が「壊れた」のは夜中の12時を回った直後とかいう何かの陰謀を思わせるような話もあったし、これから新たな展開が期待できるすごくいい終わり方です。
こういう終わり方はアメリカのドラマシリーズなんかによくありますね。
次期シーズンへの期待を最大限に盛り上げて終わるやり方。
でも残念ながら「破天荒遊戯」はあまり人気がなかったようなので、続きは見られそうにありません。。。
個人的にはぜひとも続きを見たいところですが。
けっこう面白かったのにとても残念です。

TVアニメーション 「破天荒遊戯」 DVD 第5巻
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