いつか、私が成長してプリマになったとき
また、ご案内させてもらえませんか。
ということでARIAです。
今回も素晴らしいとしか言いようがないエピソードでした。
カーニバルが終わり春が近づくネオ・ヴェネツィア。
ARIAカンパニーでは灯里とアリア社長がお留守番。
そこに観光案内を終えたアリシアが帰ってきます。
何のためらいもなく、とても自然にお客さんに手を差し伸べる灯里。
アリシアはその様子を優しく見守ります。
灯里の成長ぶりをしっかり確認している様子です。
その後、お客さんを見送り、今日の予定を確認しているところに電話が。
それは翌日の観光案内を予約する電話。
指名されたのは灯里でした。
久しぶりに予約を受けた灯里は、徹夜で観光案内のルートを考えます。
翌日の午前中、灯里はいつもの二人(藍華とアリス)と一緒に練習です。
藍華とアリスは灯里を指名してきたお客さんについて妄想を膨らませます。
彼女たちが出した結論は、そのお客さんはシングルの適正をチェックするためにゴンドラ協会から派遣された検査官に違いないというもの。
練習を終えてARIAカンパニーに戻った灯里。
そこに灯里を指名したお客さん・アマランタがやって来ます。
アリシアは彼女のことを知っているようです。
アマランタは今日の観光ルートを灯里に一任して、いよいよ観光案内開始。
灯里の腕の見せ所。
そんな灯里の後を隠れて追うのは藍華とアリス。
アマランタが検査官だと思い込んでいるため、灯里のことが気になるようです。
灯里は自分が見つけたネオ・ヴェネツィアの素敵ポイントを次々案内していきますが、アマランタはそのすべての場所をすでに訪れたことがある様子。
そして、ときには灯里が案内してくれる素敵ポイントよりもさらに素敵な場所を教えてくれることも。
そうこうするうちに観光案内終了の時間が迫ります。
灯里は、ここまでのアマランタの言動から、彼女はまだ満足していないと思い、時間をもらって最後にとっておきの場所に案内します。
そこは水没して今は使われていない修道院の裏庭。
水没せずに残っている花壇には花が咲き乱れ、すばらしい景観を楽しめる場所。
「ご満足いただけたでしょうか」と尋ねる灯里に、アマランタは少し先の扉を指さして「あそこの扉の向こうには何があるのかしら」と逆に質問。
分からないと答える灯里に、ちょっと行ってみましょうと提案します。
その言葉に従って進んだ先には、藤の花が咲き乱れる神秘的な光景が。
そこは、アリシアすら知らなかった、とっておきの場所。
今日案内した場所をアマランタがすべて知っていたとわかり、うなだれる灯里。
アマランタはそんな灯里を慰めます。
灯里が心をこめて案内してくれたことが嬉しいと。
自分が今日本当に見たかったものは、一生懸命になって案内してくれる灯里の姿だったと。
そして種明かし。
アマランタはシングルのゴンドラに乗って、シングルの成長を見守ることを何よりも幸せに感じるという人でした。
彼女は、シングル時代のアリシアや晃、アテナに案内してもらったこともあるそうです。
最後に灯里は、アマランタにお願いします。
「いつか・・・
いつか、私が成長してプリマになったとき、
また、ご案内させてもらえませんか」
アマランタの答えは
「ええ、喜んで」
アマランタは、またいつか会うことを約束して去っていきます。
今回のエピソードは、あえて言えば、じゃがバター屋さんとアマランタのやり取りなど、ちょっとあざとく思えるシーンもありました。
でも、相変わらず雰囲気のあるBGMとか、まったりと余裕のある展開とか、ARIAらしさを存分に堪能できました。
さらに素晴らしかったのが、冒頭で灯里を見守るアリシアとか、ドーナツを半分に割って灯里に差し出すアリア社長とか、「シングルをいじって・・・」と言うときに思わず身を乗り出す藍華とか、数え上げればきりが無いほど、キャラクターたちにしっかり演技させていたこと。
そのおかげで違和感無くセリフが頭に入ってきて、ストーリーにのめりこむことができました。
こういった部分のクオリティはぜひ最後まで維持してほしいです。

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公式サイト
http://www.ariacompany.net/
ARIA The ORIGINATION 第2話
その 笑顔のお客さまは…
演出
名取孝浩
脚本
浦畑達彦
キャスト
水無灯里 葉月絵理乃
藍華 斎藤千和
アリス 広橋涼
アリシア 大原さやか
アイ 水橋かおり
アリア社長 西村ちなみ
アマランタ 杉山佳寿子
じゃがバター屋 麻生智久
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