アルゼイド「黙って見てろ」
というような、笑える掛け合いが今回もいたるところにちりばめられていました。
そしてこれまで同様、笑い以外の部分もいい感じで決まっていました。
なんだかんだ言いながらもラゼルのことを心配するアルゼイド&バロックヒートとか、三人で楽しめて嬉しかったと恥ずかしそうに告白するラゼルとか。
ストーリーのほうは、旅先のカーニバル(?)で迷子の少年に出会ったラゼルとアルゼイドが、少年(とその母親)と一緒にサーカスに行くことになり、そこで事件に巻き込まれるというもの。
これまでとは少し雰囲気が違って、ちょっとおどろおどろしい感じが漂っていました。
さらに、この親子の悲劇をとおして、ラゼルの過去のトラウマも垣間見ることができます。
母親の手を離したために迷子になった少年は、母親と再会できたときに、もう手を離さないと誓いました。
でも、サーカスの座長に指名されたときに、再び母親の手を離してショーに参加してしまいます。そして事件の犠牲に。
座長は、かつて自分の子供を流産で亡くしていて、その子供の魂が求める「優良パーツ」を集めて、子供の体を復活させようとしていました。
残念ながら、少年はそのパーツに選ばれてしまったわけです。
不審に思ったラゼルは、夜中に一人でサーカスを訪れ、座長の口から事件の真相を聞かされます。
そして、ピエロたちに追い詰められてしまうラゼル。このピエロたちにはなぜか魔法が効きません。
絶体絶命というところで助っ人登場。
アルゼイドとバロックヒートが駆けつけてくれます。
バロックヒート「でもちょっとは反省してね。許せないよね単独行動は」
アルゼイド「付き合ってくれの一言も言えんのか」
言葉は悪いけどちゃんと心配してくれる二人に、思わず照れ隠しのパンチをお見舞いするラゼル(^^;
そして「ツン」状態に入り一言。
「誰が心配してほしいって言った?
勝手にしゃしゃり出てきて偉そうに、ほんと・・・」
でもすぐに「デレ」に移行して「ありがとう。最高に嬉しい」
その後は、三人で協力してピエロ退治。
ところがこのピエロたち、何度倒しても起き上がってきます。
それもそのはず、彼らは、座長の子供・バイオラの魔法で操られている人形でした。
このシーンでバロックヒートの手に剣が現れましたが、手の甲の刺青と何か関係あるのでしょうか。もしかして彼も魔法使い?
バイオラは、「母さまを守って」という座長の言葉に応えて、ラゼルたち三人を魔法で操り同士討ちさせようとします。
でもバイオラは、まだ未完成の人形に過ぎませんでした。
「嫌だ嫌だ。やめて!」と言うラゼルの言葉に反応して魔法を止め、「早くその手で殺してしまいなさい!」と叫ぶ座長の言葉に反応して、一番近くにいる座長の首を絞めて殺してしまいます。
最後は、ラゼルの制止を聞かずに、アルゼイドがバイオラを仕留めて事件解決。
バイオラがただの泣いている子供にしか見えなかったと言って泣き崩れるラゼルが哀れ。
さて、ラゼルのトラウマですが。。。
彼女は、第1話では否定していましたが、幼い頃に誰かに裏切られて置き去りにされた経験があるようです。
そのときに、その誰かの手を離してしまったことを後悔している感じ。
今回のエピソードに出てきた回想シーンを見る限り、その誰かとはラゼルの父親のような気がします。
でもそうすると、ラゼルを無理やり旅に出した人は、捨てられたラゼルを助けてくれた人ということでしょうか?
「大切なものを手放してしまった者は、永遠にそこで待ち続けるだけ」
ラゼルは一人取り残されることを恐れているようです。
事件解決の翌朝、三人で遊びに行こうと誘うアルゼイドとバロックヒートを見て、ラゼルは、いつも側にいてくれる仲間がいることを再確認します。
そのことを素直に喜び元気を取り戻すラゼル。
暗めの話に少しだけ光を差し込ませたところで、今回のエピソードは終了。
相変わらず展開は速めだけど、今回もうまくまとまっていました。

TVアニメーション 「破天荒遊戯」 DVD 第2巻
公式サイト
http://hatenkouyugi.com/
破天荒遊戯 第3話
かくもささやかな子守唄
演出
小倉宏文
脚本
今川泰宏
キャスト
ラゼル 小林沙苗
アルゼイド 櫻井孝宏
バロックヒート 三木眞一郎
座長 斎賀みつき
ロマリオ 松来未祐
ロマリオの母 湯屋敦子
ファビエン 小形満
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