2011年05月21日

今週の一本(2011/5/15~5/21)―『TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)』第7話

今回は虎徹がバーナビーの事情を知り、ウロボロスという謎の組織(?)についての認識を共有する回でした。
虎徹にも隠された事情があるように見えますが、それはまだ他人に打ち明けるつもりはないようです。
最後はダークヒーロー登場で、現在のヒーローが守る正義に疑問符が付くことに。
シリアスな要素が強くなってきました。
話運びがうまいことは相変わらずですが、映像面でもかなり力が入っていて、なかなか印象的なエピソードになっていたと思います。

今後の展開への伏線という意味で気になったことも多かったです。
ざっとあげてみると次のような感じでしょうか。

1)バーナビーが我を忘れて叫んだ「こっちは親を殺されてるんだ!」を思い出しながら、自分と妻と生まれたばかりの楓が写っている写真を物憂げに見つめる虎徹。
虎徹の妻も何らかの犯罪に巻き込まれて命を落としてしまったのかも?

2)ブルーローズが虎徹とバーナビーの仲を気にしていたように見えたこと。また、ヒーローショーでバーナビーの代役を引き受けたのは虎徹のためだと受け取れるような発言をしたこと。
ブルーローズは虎徹のことをひそかに尊敬しているのかも?さすがに恋愛感情はないでしょう(^^;

3)ヒーローショーで悪人を捕まえるだけでやっつけなかったことに大きな不満を持っている少年の存在。
この少年のような思いを抱いているシュテルンビルト市民は意外に多くいるのかもしれません。ルナティックが主張する正義が子供じみたものだということを示唆しているのと同時に、悪人を容赦なく処刑していくルナティックがシュテルンビルト市民に受け入れられる下地があることを示しているのかも。

4)アルバート・マーベリックの胡散臭さ。
両親を失ったバーナビーを引き取って育ててくれた優しい人なのかもしれませんが、この優しさが逆にとても胡散臭く見えます(^^;

5)犯罪組織のアジト突入を生中継することを決めたアニエス。
アニエスは今回、司法局の認可を取って警察との連携作戦を展開しましたが、その後誰かと通話して、特例としてヒーロー同士の回線をオープンにすることを決めました。作戦を成功させるためにヒーロー同士の連携を強める判断だったと考えるのが妥当でしょうが、この判断があったためにルナティックがヒーロー同士の回線に割り込んで自分の正義感を主張することが可能になりました。
アニエスは意図的にルナティックに協力したのでしょうか?
それとも司法局内にルナティックの考えに同調する一派がいて、その人たちにアニエスは利用されたのでしょうか?
この後、ルナティックが犯罪組織のアジトを攻撃したときにアニエスは驚いているので、後者の方が可能性としては高そうです。

6)ヒーローたちがアジトに突入したとき、犯罪者たちが「卑怯だぞ、お前ら!」と叫んでいる。
シュテルンビルトでは、ヒーローの強さに対して市民が恐怖心を抱かないようにするため、ヒーローが犯罪者に立ち向かうときは犯罪者を傷つけてはいけないというルールがあるのかもしれません。だから突然の攻撃で死者まで出されてしまったことに対して「卑怯」だと言ったのでしょうか?

7)ルナティックの正体。
第5話で裁判官のユーリ・ペトロフが投げ捨てた新聞が青い炎で燃えたことを考慮すれば、ルナティックの正体はユーリで間違いないはずです。でもあまりにわかりやすすぎるので邪推したくなってしまいます。正体は本当にユーリなのでしょうか?(^^;


最後に。
今回、バーナビーの両親が殺害された当時の新聞が出てきました。
その新聞の上段にある記事は、第4話冒頭でカリーナの父が見ていた新聞の記事と同じものです。
どうやら新聞記事は使いまわしているようなので、文字を読み取ってもあまり意味がないようです。
必要であれば今回のようにテロップを入れてくれるのでしょう。
ついでに書いておくと、この記事の見出しは「Third terrorist bombing this month」
第4話では「Third terrorist b」までしか見えていなくて、「Third terrorist b(ombing incident)」だろうと思い、シュテルンビルトで連続爆破事件が起こっているのではないかと妄想しましたが、それは間違いだったようです。
(もう一つついでに書いておくと、新聞記事では「バーナビー夫妻」になっていて意味不明でしたが、テロップでは「ブルックス夫妻」と正しい表現になっていました。)

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2011年05月04日

今週の一本(2011/5/1~5/7)―『TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)』第5話

今回は、ちょっとした勘違いから巻き起こされる痛快なコメディ回。
キャラ付けをしっかりしてシナリオを練り込めば、たとえベタな展開でも十分に楽しめるエピソードになることを見せてくれた秀逸な回でした。


始まりは、バーナビーがオフィスで虎徹に対して発した一言。
「あなたの顔を見たら、昨日のことを思いだしてしまって」

仕事では足を引っ張られ、プライベートにまで口を出してくるうえに、ヒーローとして活動しているときの破壊行為について賠償金まで請求され、しかもそのことをまったく何とも思っていない虎徹にうんざりのバーナビーが、ため息交じりに嫌みを口にしました。
マイペースな虎徹はもちろんそれを嫌みとは受け取らず、バーナビーが気落ちしていると思い込みます。

ここで虎徹は思い出します。
昨日、バーナビーがある女性からサインを求められたときのことを。
バーナビーは、その女性から翌日の(つまり作中では今日の)誕生日を祝われました。
さらに、バーナビーくらいの人物なら豪勢なバースデーパーティーを催すに違いないとうらやましがる女性に対し、バーナビーは、誕生日に特別なことは何も行わないと答えました。

虎徹はこのやりとりを思い出し、バーナビーが誰からも誕生日を祝ってもらえなくて悲しんでいるに違いないと考えます。
そこで、ほかのヒーローたちを誘ってバーナビーのためにサプライズパーティーを開くことにしました。

そのためのシナリオは・・・。
①虎徹が強盗にバッグを奪われる。
②バーナビーと一緒に追いかける。
③強盗の仲間に囲まれて銃を撃たれる。
④実はその銃は偽物で、銃口から「Happy Birthday」の垂れ幕が出てくる。
⑤驚くバーナビーにみんなで「ハッピーバースデー!」

スカイハイがアドリブを入れたことを除けばリハーサルは完璧。
ということで、虎徹がバーナビーを呼び出して本番開始です。

本番ではバーナビーの冷めた対応も災いし、出だしからつまづいてしまいました。
あげくに強盗に化けたロックバイソンを見失う始末です。
虎徹はバーナビーを連れてロックバイソンを探し歩く羽目になってしまいます。
しかも、やっと見つけた人物はロックバイソンではなくて、本物の銃で撃たれてしまうことに。
幸い弾は外れたものの、銃を撃った相手がロックバイソンだと思い込んでいる虎徹は訳が分からなくなってしまいます。
銃を撃った人物は、迎えに来た仲間と共にその場から逃走してしまいました。
強盗の仲間役をしていたブルーローズとファイヤーエンブレムは、なにかがおかしいことに気付いて逃げた人物を追います。

ここでアニエスから虎徹とバーナビーに出動要請が。
シュテルンビルト中央博物館に展示されていた「ヘラクレスの涙」というダイヤモンドを盗んだ窃盗団を捕まえる依頼です。
先ほどの人物がこの窃盗団のリーダーで、彼はダイヤモンドで体を包み込む能力を持ったNEXTでした。

ということで、サプライズの芝居だったはずが、なぜか本物の窃盗団を追うことになってしまいました。
虎徹とバーナビーは生身で窃盗団を追います。

そこにヒーロースーツを搭載した車両が到着。
斎藤さんが自ら駆けつけてくれました。
しかも、誕生日プレゼントということで、スーツを改造してくれたようです。
目に見える変化はバーナビーのスーツの胸元にあるウサギのマークだけですが、ほかにも何かある様子。

そして現場。
練習した芝居が無駄になってご立腹のスカイハイが一番乗りです。
逃走する窃盗犯の車を秘技「スカーイハァァーイ」で片づけ、逃げ出した犯人の一人を確保。
別の犯人をブルーローズが取り押さえました。
残るはリーダー一人です。

この一人はスカイハイの提案で虎徹とバーナビーに任せることに。
虎徹とバーナビーはリーダーを追い詰めることに成功します。
でもここでハンドレッドパワーの時間切れが迫ります。
虎徹が迂闊にもそれを口にしてしまい、リーダーの耳に入ってしまいました。
能力が切れればヒーローといえど普通の人なので、リーダーは余裕を見せます。
「お前ら能力切れちゃうのか?じゃ、最後に遊んでやるよ」

虎徹とバーナビーはそれぞれリーダーに攻撃を加えますが、ダイヤモンドで覆われた体には虎徹のパンチもバーナビーのキックも効きません。
そうこうするうちに、いよいよ時間切れ。
スーツ内蔵のコンピューターによるカウントダウンが開始されます。
残り5秒。
4秒。
3秒。
と、ここでスーツに変化が現れました。
虎徹スーツの右腕とバーナビースーツの右足が変形し始めます。
残り2秒で変形完了。
コンピューターの音声も女性から男性の声に切り替わりました。
「Good luck mode. 3...2...1...」
虎徹とバーナビーが同時に攻撃を決めてダイヤモンドを粉砕。
「Tiger & Bunny, over now.」
そして時間切れ。
カウントダウンが1秒ずれているような気がしますが気にしないことにしましょう(^^;

斎藤さんからのプレゼントはなかなかすごいものでした。
と思いきや「パワーはなにも変わらない。それは、戦闘を派手にするために見た目を格好良くしただけだ」とのこと。
どうやらダイヤモンドを粉砕できたのは虎徹とバーナビーの連携がうまくいったからのようです。

最後に虎徹がリーダーを確保して状況終了。
ふと思いついた虎徹は、自分が捕まえたリーダーをバーナビーに差し出します。
「お前にやるよ。バースデープレゼントだ」
これまでプレゼントを何にするかなかなか決められなかった虎徹ですが、犯人逮捕のポイントをプレゼントすることにしたようです。
バーナビーは嫌みを言いながらも虎鉄の粋な計らいを受け入れました。
少しニヤけているのは、虎鉄に対する思いに変化があったからでしょうか。


そしてCパート。
今回の冒頭で登場した裁判官、ユーリ・ペトロフが意味ありげに再登場しました。
投げ捨てた新聞が青い炎で燃えたのは彼のNEXT能力のせいでしょうか?
その新聞のトップ記事のタイトルは「THE HERO WORLD'S FIRST SUPERHERO DUO IS BORN」
大きな写真入りでTIGER & BUNNYのコンビ結成を報じる記事です。
ユーリはこの2人に(あるいは特にバーナビーに?)思うところがあるのかもしれません。

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2011年04月23日

今週の一本 その2(2011/4/17~4/23)―『TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)』第3話

「あれは・・・ビルってやつだ」
「ついでに言うと、その隣の建物がビルで、その手前に建つ建物もビル。ま、こっから見えるビル的な建物は全部ビルだ」

今回は、フォートレスタワービルに仕掛けられた爆弾をめぐる顛末。
いがみあいながらも信頼感を徐々に高めていく虎徹とバーナビーの様子がコミカルに描かれました。
虎徹がベテランならではの勘で爆弾が仕掛けられた場所を見つけ出し、バーナビーが優秀な知識を駆使してそれを解体。
最後は2人のコンビネーションプレイで危機を乗り越えるというベタな展開でしたが、台詞回しが巧みだったので存分に楽しめました。

アニエスがワイルドタイガーの正体を知っていたのも興味深かったです。
虎徹とアニエスはかなり親しそうに見えるので、2人の過去には面白いエピソードが隠されているのかもしれません。
「ねえ、乗るの?乗らないの?」
「あ、乗らなくてもいいのか」
「さっさと乗って!」
のような会話など、お互いをよく知っているからこそのやりとりも可笑しかったです。
あと、アニエスが中継車の中で時間を気にするような仕草をしたのが少しだけ気になりました。
時間がかかりすぎているので二人のことを心配していただけなのでしょうが、もしかしたら爆発の時間を知っていたとか。
さすがにこれは邪推のしすぎでしょうか。

また、バーナビーの両親は彼が幼いときに暗殺されたことも明らかに。
バーナビーが当時の新聞記事をPCに保存していました。
この暗殺と“ウロボロス”が関係していそうです。
2人とも著名なロボットエンジニア(famed robot engineers)だったようです。
まさかナノマシンの開発に携わっていて、それがNEXTの誕生につながったとか?
初代ヒーローとされるレジェンドの登場時期とバーナビーの両親の暗殺時期がかけ離れているのでそんなことはないでしょうけど、ロボットエンジニアだったというのは何かの伏線かもしれません。
新聞記事には、焼け跡から遺体が見つかって(Corpses found in fire-devastated remains)、それがバーナビー夫妻のものだと特定された(identified as those of Barnaby husband and wife)とありましたが、偽装は可能だと思うので、両親が黒幕として生きている可能性もあるかもしれません。


次回はブルーローズの当番回のようです。

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2011年04月16日

今週の一本 その2(2011/4/10~4/16)―『TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)』第2話

今回は、NEXTになってしまった少年・トニーが引き起こす事件を通して、虎徹の過去を見せてくれました。
NEXTが差別の対象になりうることを描いたうえで、虎徹がヒーローになったきっかけを語り、虎徹の人物像に深みを出しています。

虎徹は幼い頃に強盗の人質になってしまったことがあったようです。
そこに現れたのがヒーローのレジェンドでした。
追い詰められた犯人に銃を向けられた幼い虎徹は、NEXTの力を発揮して犯人を撃退。
虎徹はこの力のせいでいじめを受けていて、NEXTである自分自身を嫌悪し、力を使うことも躊躇っていたようです。
でもレジェンドはそんな虎徹に優しい言葉をかけてくれました。
「その力は人を守るためにあるんだよ。君のおかげで助かった。これで君もヒーローだ」
この言葉に勇気づけられて今の虎徹があるようです。
前回シルエットで登場した虎徹の憧れのヒーローとはレジェンドのことでした。

今回の巨大石像暴走事件の犯人・トニーも、かつての虎徹と同じように、NEXTになってしまったためにいじめられていました。
トニーはその仕返しをするために、先頭に立っていじめていたアイザックがいるスケート会場へ向けて巨大石像を動かしていました。
巨大石像が、アイザックが写っている広告看板を破壊しただけで、それ以外に大きな破壊活動をしていなかったのはこのためだったようです。

やがて舞台はスケート会場へと移ります。
虎徹はトニーを説得しようとします。
かつて自分もトニーと同じような経験をしたからトニーの気持ちはよくわかると。
それを聞いたトニーは落ち着きを取り戻して虎徹の話を聞きはじめます。
虎徹は、かつて自分もNEXTになったせいでいじめられていて、NEXTになってしまったことを後悔していたと語ります。
でも、レジェンドというヒーローと出会ったことでその考えが変わったと伝えました。

このときバーナビーが虎徹のほうを見ますが、この動作には何か意味があるのでしょうか?
もしかすると、レジェンドの名前に心当たりがあったのかもしれません。

虎徹は、いつか必ずその力が役に立つときがくると言って説得を続けます。
トニーはこの言葉に勇気を与えられ、自首することを受け入れました。

これで一件落着・・・かと思いきや、今度はスケート会場が崩壊し始めます。
他のヒーローたちが必死で支えようとしますが、巨大なスケート会場を支えきることはできそうにありません。
ここで、加勢しようとするバーナビーを抑え、虎徹が飛び出しました。
他のヒーローたちに加わって会場を支えます。
でも力を発動してからすでに5分が経過しようとしていました。

虎徹はトニーに助けを求めますが、トニーは自分では力になれないと言って動いてくれません。
それでも虎徹は諦めずにトニーを信頼して助けを求め続けます。
そしてついに時間切れ。
会場がさらに傾きます。
もうだめかというところで、スティールハンマー像が現れ、会場を持ち上げました。
トニーが力を使って助けてくれました。
虎徹はトニーに感謝の言葉をかけます。
かつて自分がレジェンドに勇気づけられたときと同じ言葉を。
「トニー、君のおかげで助かった。これで君もヒーローの一員だな」
やがてトニーは警察に連行されていきます。
それを見送る虎徹にバーナビーが近づいてきて一言。
「まだ、能力残ってますよね」
虎徹はとぼけますが、スーツの発光がすべてを物語っています。
「時間切れ」というのは、トニーを励ますための演技だったようです。


その後。
バーナビーは、虎徹とは組みたくないとアルバートに不満をぶちまけます。
それに対してアルバートは、ヒーロー初のコンビということで注目されているのだから、このチャンスを活かさない理由はないと言って、バーナビーを説得します。
バーナビーが本名を出してヒーローをしているのは、注目を集めて自分の存在をアピールしたいからのようです。
何者か、あるいは何らかの組織をあぶりだそうとしているのでしょうか?
バーナビーは嫌々ながらも虎徹とのコンビを続けることを受け入れました。


そしてCパート
子供の頃の家族写真(?)を見るバーナビー。
父親の恰幅の良さとか口元はレジェンドにそっくりなような気がしますが、髪の色とか顎の割れ具合が違うのでレジェンドとは別人のようです。
でも何らかの関係はあるのかもしれません。
最後にバーナビーは、苦々しげに一言。
「ウロボロス」
これは何らかの組織の名称でしょうか?
なんだか陰謀のにおいが漂ってきました。

次回はバーナビーの過去についての掘り下げがありそうです。

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2011年04月09日

今週の一本(2011/4/3~4/9)―『TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)』第1話

コメディタッチのヒーローアクションという軽いノリを期待していたこの作品。
期待にたがわずなかなか楽しめるスタートとなりました。
ただ笑えるだけではなくて、おじさんヒーローの哀愁漂うドラマも展開されたので、へんにシリアス過ぎる展開にならないことを期待したいところです。

舞台はどう見てもニューヨークのマンハッタン島をモデルにしていて、犯罪を実況中継するといういかにもアメリカ的なノリです。
この街では、7人のヒーローたち(後に8人に増員)が企業広告を背負って犯罪者に立ち向かいながらポイントを貯め、「キング・オブ・ヒーロー」を目指してしのぎを削っているようです。
この企業広告というのが実在の企業をスポンサーにしているというのも面白いところ。
広告掲載にあたっては日経新聞で協賛社を募ったようです。
どのヒーローのどの場所に広告を掲載するかで掲載料が違うとか徹底しています。
ワイルドタイガーとバーナビー・ブルックスJr.の胸や肩が一番高額とか。

さて本編ですが、300万シュテルンドルを積んだ現金輸送車が強奪された事件を通して各ヒーローたちを紹介していく流れは、テンポが良くてとてもよかったです。
HERO TVの実況で簡単に背景説明してくれたことも、物語に入り込むことを容易にしていました。

この場面で、HERO TVプロデューサーのアニエスが何かを仕掛けようとしていたのが気になるところです。
とりあえずその前に事件は解決しましたが、いわゆる「やらせ演出」をしようとしていました。
視聴率獲得のためなら市民を巻き込んでも構わないという考えの人物のようです。

その後、主人公の一人、ワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹が務めていたTopMag社がアポロンメディア社に吸収合併されることになってしまいます。
コアビジネスのビジネス誌が不振のために身売りしたようです。
虎徹はアポロンメディア社で、意に反して新たなヒーロー像を演じさせられることになってしまいました。
サラリーマン視聴者にはなんとも切ない想いを抱かせる展開です(^^;
新しい上司の口癖(?)は「嫌なら辞めてもらってもいいよ」
そんな上司のもとで、虎徹は心の準備もできないままに、突如暴れだしたスティールハンマー像を鎮圧するため現場に急行することになってしまいます。
新しいスーツを着せられた虎徹の「意外にいいなこれ」という変わり身の早さには笑ってしまいました(^^;

虎徹の意に反する決定はもう一つあって、アポロンメディア社はヒーロー界初のコンビ結成で注目を集めようとしていました。
虎徹がコンビを組まされる相手は、虎徹が抱くヒーロー像とは相反する考えで行動するバーナビー・ブルックスJr.です。
しかも彼の能力は虎徹と同じ、身体能力を5分間だけ通常時の100倍に高めるハンドレッドパワー。
異色のコンビ結成というところで次回へ続く、となりました。

第1話の印象としてはかなりいい出だしになったので、今後が楽しみです。

そういえば、ヒーロー(ヒロイン?)の一人、ブルーローズに広告を掲載しているのがサントリー(ペプシ)ですが、かつてペプシは日本での事業をサントリーに譲渡する前からペプシマンというヒーローを広告に使っていました。
ペプシはヒーローに対して思い入れでもあるのでしょうか?
いまはないペプシマンファンクラブの会員(会員番号P00038)としては、なかなか感慨深いものがあります(^^;

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