2007年11月20日

エル・カザド ドラマCD 第2巻「抱く女」

ナディ&エリスは、成り行きでサンタクロースの格好をした無銭飲食の男を助けます。
彼はかつての仲間に追われているのですが、ある目的があって、危険を承知の上で南に向かっています。
名前はクライブ。
実はナディが以前ニューヨークで取り逃がした賞金首でした。。。


このドラマCDは、本編約44分で、アニメ版の18話~20話(?)のあいだのどこかに入るエピソードです。
初回版には約17分のボーナストラック(出演キャストの感想)が付いています。

今回の一番の聴き所は、リカルドの親バカっぷりでしょう(時間的には短いですが)。
リリオ命って感じで、TV放送時の精悍さはかけらもありません。
リリオのために真っ赤なポンチョを着込んでサンタになるなど、娘に甘い普通のお父さんです(^^;

さらにL・Aも健在です。
ESCENA 7の彼ははじけすぎ。
「エリス、見つけたよ。
メリークリスマ~~ス」
から始まり、タコスソングまで披露。

そんな彼の姿を目の当たりにしたクライブが、ナディ&エリスに「あいつ。。。何者なんだ?」と尋ねると、エリスが「イロモノ」。
エリスには完全に嫌われてしまっています(^^;

物語の結末はホロリとさせられますが、ちょっととってつけた感じがしないでもないかな。
残念ながらドラマCD 第1巻に比べると、お勧め度は若干下がるかもしれません。
でも、エル・カザドのファンであればいろんな意味で楽しめるでしょう。

ドラマCD「エル・カザド」第2巻
ドラマCD「エル・カザド」第2巻

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2007年09月26日

今週前半の一本(2007/9/23~9/26)―『エル・カザド』第26話

ついに最終話となってしまったエル・カザド。
今回は、エリスを巡る一件に決着がついてしばらくたった頃の話です。
いわゆる後日談ですね。

ナディ&エリスは親切な老夫婦が経営する店を手伝いながら幸せな日々を送っています。
ブルーアイズはなんとアミーゴタコスの支部長に。
リカルド&リリオは相変わらず旅を続けているようです。

ゆったりした流れの中で、それぞれの登場人物の現状と、ナディが今の生活に感じている違和感をさりげなく描いています。

そしてAパートラストでローゼンバーグが登場!?
かと思いきや、Bパートが始まってすぐに、ローゼンバーグとはまったく関係ないブルーアイズの部下ということがわかりました(^^;。
絶妙のタイミングで現れてCMに突入とは、にくい演出です。

さらに、絶妙のタイミングで登場するキャラがあと二人。
かつて準レギュラーと思わせておいて姿を消していたオカマコンビが復活です。
エリスがまだ賞金首だと思い込んでいる彼らは、エリスを捕まえようと一騒動起こします。
あえなく逮捕されてしまいますが、この騒動でナディが賞金稼ぎであることが老夫婦にばれてしまいました。

ところが老夫婦は、素性がどうあれナディ&エリスにこのまま一緒にいてくれるよう頼みます。
この場面でナディが涙を流しますが、これは幼い頃の事件のせいでほとんど縁がなかった家族の優しさを感じたためでしょうね。
すごく印象的な場面です。

ナディは老夫婦の申し出に感謝しますが、エリスは旅立つことを選択。
「目が輝いてるナディが好き」だから。

今の幸せな生活は確かに安らぐけれど、その穏やかな生活はナディの生き方とは相容れないもののようです。
最初のほうで見せた「ナディの違和感」はまさにそれだったようで、エリスはそのことに気付いていました。

そして二人は再び旅に出ることに。
とりあえず最初の目的地はリカルド&リリオのいる場所。

と、新たな旅が始まったところでシリーズ終了です。

ここでは触れませんでしたが、リリオやブルーアイズ、それにリカルドの今後もちょっと気になります。

このように感じるのは、登場人物全員がそれぞれの人生を歩んでいること、それ自体がいくつものドラマを生み出しているからでしょう。
とにかく今回の話は、けっこうツボにはまりました。
そしてこの感覚は、これまでの25話があったからこそのものだと思います。
一通りの設定を知っていたとしても、これまでの25話で描かれてきた主要人物たちの行動や考え方が頭に入っていないと、最終話を観てもあまりいい印象は持てなかったでしょう。
せいぜい音楽の使い方がうまいと感じる程度でしょうか。

前回の感想では批判めいた感じでストーリー性がうんぬんと書いてしまいましたが、それはこの作品の楽しみ方をまったく理解していなかったからだと痛感させられました。

魔女の力やプロジェクト・リヴァイアサンなどは主要人物たちの行動や考え方を描くための「道具」にすぎなかったということです。

エル・カザドは人によって好き嫌いがはっきり別れる作品だと(しかも好きと思える人はかなり少ないのではないかと)思いますが、自分にとっては最高に楽しめた作品でした。

エル・カザド VOL.13 [DVD]
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2007年09月23日

エル・カザド ドラマCD 第1巻「響く女」

かつて風とともに生きた一族が住んでいた「響の森」と呼ばれる里の伝説。
この伝説を研究する教授の落としたエメラルドのペンダントを拾ったことから、ナディ&エリスはある事件に巻き込まれてしまう。。。

このCDドラマはアニメ版の16話~20話のあいだのどこかに入るエピソードです。
ただし、これを聴いたからといってアニメ本編の解釈が変わるということは絶対にありません(^^;
あくまで1話完結のエピソードが一つ増えただけ。

メインキャラクターそれぞれに見せ場が用意されていて、メリッサとローゼンバーグの関係についてもちょっとだけ新事実が明かされました。
収録時間が約51分ということで、ナディ&エリスの掛け合いも堪能できます。
さらに、L・Aの変態ぶりも健在。
「僕も虫に食われてしまったよ。キミと一緒だね♥」は笑えました(^^;

そして何と、ラスト間際にリリオがしゃべる!
アニメ版を含めた時系列的には、リリオがしゃべるのはこれが初めてということになります。

購入する前は第18話「諍う女」よりもさらにファンタジー色が強まってエル・カザドらしさが薄まるのかなと思っていましたが、それは杞憂だったようです。
笑いとシリアス、それと(ちょっとだけ)エロがバランスよくちりばめられていて、けっこう楽しめました。

定価2,940円をどう受け止めるかは人それぞれだと思いますが、エル・カザドの雰囲気が好きな人であれば、聴いてみて「失敗した」と思うことはないのではないでしょうか。

ドラマCD「エル・カザド」第1巻
ドラマCD「エル・カザド」第1巻

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2007年09月18日

今週前半の一本(2007/9/16~9/19)―『エル・カザド』第25話

ある意味衝撃的な展開を見せつけてくれた今回の話。
まだ1話残っていますが、実質的に今回が最終回のようで、ナディ&エリスとローゼンバーグのあいだの因縁に終止符が打たれました。

で、(遅ればせながら)ついに気付いてしまいました。
エル・カザドにストーリー性を求めてはいけないということに。。。

ブルーアイズがついに魔女の力を発揮したとか、ウィニャイマルカがマチュピチュだった(?)とか、魔女組織がエリスの存在を容認したとか、ハインツを撃ったのはローゼンバーグだったとか、ローゼンバーグの真の目的は結局なんだったんだろうとか、ナディやリリオに関する謎の答えは出なかったなとか、いろんなことがあるわけですが、そんなことはどうでもいい事なんだと気付いたわけです。

他のアニメでこんな中途半端な展開でストーリーが進んだら間違いなく視聴中止なのですが、エル・カザドには理性を超越した面白さが秘められているようです。
あまりの超展開にもかかわらず、それを楽しんでいる自分がいることに驚いている次第です。
エル・カザド恐るべし。

とりあえず今回の見所は、「リリオがしゃべった!」というところでしょうか(^^;

あと、1~5話&15話に出てきた(非常に個人的に楽しませてもらった)エリスのセリフ「えいっ」が久しぶりに聞けたことかな。

感覚が麻痺してしまったついでに、普段なら絶対に見ない次回予告を見てしまいました。
で、ビィートレインの次回予告を見て、またまた衝撃が!
ローゼンバーグが生きている?

次回、シリーズ最終話ではどのような驚きが待っているのか。
いやぁ、本当に楽しいですね。エル・カザドは(^^;

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2007年09月11日

今週前半の一本(2007/9/9~9/12)―『エル・カザド』第24話

荒野の只中で食事をとる二人の男。
一人は、スーツに身を包む、一見クールだが実は限りなく変態な男。
一人は、その男に心を与えられ、操り人形と化しているランボーもう一人の変態。
あまりにシュールな描写に笑うしかなかったこの場面。
ローゼンバーグがL・Aにリカルド抹殺を命じるという、今回のタイトル「逝く男」に繋がる重要な場面なんですけどね。

この設定は脚本段階できっちりと描写されていたのでしょうか。
それとも演出を2人で担当したことで何らかのブレークスルーがあったのか(^^;
今回はけっこう重い内容で、まとめかたもうまかったと思うけど、この衝撃的な場面があったおかげで重くなりすぎずにすんだのかな。。。と好意的に解釈しておきます。

ストーリーのほうは、前半でローゼンバーグが魔女の力を手に入れようとする理由を明かし、後半でリカルドとL・Aの対決。

この対決が思いのほか緊迫しました。
サブタイトルが「逝く男」だったのがこの緊迫感の一因でしょう。
リカルドとL・Aのどちらかが退場するのははっきりしているけど、それがどちらなのか最後までわからないという緊張感。

勝負がつき、L・Aが息を引き取る間際、リリオがL・Aの手をとって微笑む場面がまたいい。
L・Aはエリスへの感情を含むすべてをローゼンバーグから与えられたと聞いてショックを受けていましたが、この最後の場面で、エリスに対する感情だけは本物だったことに気付きます。
リリオのおかげでわずかな救いを得たL・A。
本当にいい場面でしたが、やはりここでもリリオの行動が謎です。
どうして自らすすんでL・Aの手を握ったのでしょう?

話は前後しますが、前半のローゼンバーグ。
彼は、「今回の旅」の目的とそれを仕組んだ張本人が自分であることを告げます。
記憶をなくしたエリスに賞金をかけて外界に解き放ち、魔女組織がエリスに護衛をつけるように仕向けたのだと。
その護衛がナディだったのは単なる偶然。

L・Aはナディとエリスの絆を深めさせるための駒の一つ。

エリスに感情を持たせて魔女の下地を作り、最後にエリスが大切に思う人間(ナディ)の命を奪えば、魔女の力を手に入れられる、というのがローゼンバーグの考えです。

手に入れた力を使って何を行なうかといえば、父を死に追いやる決定を下したアメリカ連邦政府への復讐。
これは、再びブルーアイズの元に戻ったBレディ1号、2号がもたらした情報からの推測ですが、おそらくそのとおりなのでしょう。

ローゼンバーグの父はマクスウェルの悪魔を実現する研究をしていた人で、その答えが「魔女」にあることに気付き、この仮説を実証するため旧ベルリンからアメリカに亡命しました。
彼の研究は、魔女の遺伝子を手に入れた連邦政府によって国家プロジェクトとして承認されますが、彼はこのプロジェクトから外されます。
そのうえこれまでの研究成果をすべて奪われてしまい、絶望の果てに自殺してしまった、というのがBレディたちが持ってきた情報からわかったこと。

とまぁ、ついにローゼンバーグの思惑が明かされたわけですが、最終的に個人的な復讐をしたかっただけというのはちょっとガッカリかも。
彼にはもっと大きな野望を抱いていて欲しかった。

ところで、Bレディ1号&2号は、ブルーアイズと別れた後、ローゼンバーグの過去について調べていたようですね。
これはブルーアイズへの忠誠心からなのでしょうか。
それとも魔女組織の差し金で、情報を携えて戻ってきたのかな。
いずれにしても、彼女たちについては謎のままになりそうですね。

最後に蛇足。
ブルーアイズ先生から「マクスウェルの悪魔」についての講義を受けるナディの反応も面白かった(^^;

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2007年09月08日

今週の一本(2007/9/2~9/8)―『エル・カザド』第23話

前回、落下してきた遺跡の破片に当たって負傷してしまったナディ。
さすがにあの状態で旅を続けることはできなかったようで、謎の老人がいる村に戻って入院中。
意識不明の状態が続きます。

ブルーアイズに怪我の原因を聞いて後悔するエリスは、ナディのそばに付き添います。
そこに、リリオが水の入ったコップを持って現れ、エリスを元気付けます。
感謝するエリス。
そして無意識のうちに力を発動し、ナディを完全治癒。
リリオがそばにいると「はぁはぁ」なしで力を使えるのかな?
17話でもそうだったし。

一方、ブルーアイズは、魔女について、それと人造の魔女であるエリスについて、リカルドに語ります。
その後、回復したナディの病室に戻り、自分も魔女の一人であることを公表。
さらにプロジェクト・リヴァイアサンや魔女組織の動き、自分の役目についても饒舌に語ります。

話がエリスの力のことに及んだところで、それを聞いていたエリスが「そうだったんだ・・・」
自分に神の資質があり、ローゼンバーグがその力を利用しようと目論んでいたことを知ってショックを受けます。

病院の中庭で一人悩むエリス。
その隣に謎の老人がやってきます。
魔女の力を絶賛し、今は無理でもいずれ力を制御できるようになると言う老人。
納得のいかないエリスが立ち去ったとたん、老人は意識を失ってしまいます。
その場面を見ていたブルーアイズは、病院の窓に議長(?)の姿を発見。
議長が老人を操って語らせていたことをあからさまに暗示する場面です。

議長は人の動きを操れるということでしょうか?
次回予告でエリスがハインツを撃つ描写があるけど、議長はプロジェクト・リヴァイアサンを凍結させるためにエリスを操って博士を撃たせたのかな?

この後エリスは、これ以上ナディを傷付けることがないよう、ナディと別れてどこかに行ってしまう決心をします。
そして、その相棒に選んだ相手はL・A。
素性が同じことが連帯感を生んだのか、エリスはL・Aと一緒に生きていくつもりになったのかもしれません。
この場面のL・Aはこれまでにないほど好印象。
心からの喜びと安心を与えられて、まったく無防備で無垢な感じです。

ところが、L・Aのそんな幸せなひとときも、文字通りまさに一瞬で終わりを迎えます。
エリスと一緒にタコスをほおばる彼の近くで電話が鳴り響き、トラウマが表面化。
狂ったように叫びだす彼が怖くなったエリスは、あっさりと彼を捨てます(^^;

L・Aは、今回冒頭で、腕輪によって遠隔操作されていたことに気付き、腕輪を破壊しています。
ローゼンバーグの物理的な呪縛からは逃れることができましたが、精神的な呪縛はトラウマとして残っているようです。
次回からは元の変態に戻ってしまう(に違いない)L・Aがちょっとかわいそう。

再び一人になって村を彷徨うエリス。
そんなエリスを見つけ出したナディ。
二人は心をかよわせ、再び(あっさりと)相棒同士になるのでした。
(やっぱりL・Aがかわいそう(^^;)

そしてラスト。
インカローズから伸びる光が指し示した場所へとやってきたナディ&エリス。
遺跡の入り口でローゼンバーグと対峙します。
「久しぶりですね。エリス」といういけ好かない声でエンドとなりました。

残すところあと3話ということで、ついにストーリーに動きが(^^;
本当に動くのかどうかはともかく、次回も楽しみです。

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2007年08月29日

今週前半の一本(2007/8/26~8/29)―『エル・カザド』第22話

ウィニャイマルカを目指すナディ&エリスは、とある村を訪れます。
そこで出会った変わり者の老人の話によれば、山を3つ越えて馬車で5日くらい行った所に魔女の村があるとのこと。
でもその村は、10年くらい前に起こった大きな火事のせいですでに滅びてしまったようです。

第19話で議長が語った一族の危機とは、きっとこの火事のことですね。
で、老人の言うことを信じるなら、村を離れた魔女は力を失うらしいので、ナディ=魔女の疑いはまだ残っています。

さらにこの老人は思わせぶりなことを言いながらその場から立ち去りました。
村を離れた魔女が力を失うのは「浮世に穢れたせいなのか、それとも村には何か・・・

こんなことを聞かされては、またまた妄想が広がってしまいます。
魔女は有史以前から存在し、自然界のすべてを思いのままに操るほど絶大な力を持っていました。
魔女の村にその力の源があるとすれば、これはもう地球外由来の代物に違いありません。
ということで、ナディ=魔女=地球にやってきた宇宙人の子孫で決定です(^^;

とまぁ、妄想はこのくらいにしておいて本編に戻ると・・・。

ナディ&エリスは、ピューマを追っているつもりが、ローゼンバーグに遠隔操作されたL・Aにおびき出され、とある廃墟にやって来ます。
そこには巨大なインカローズがあり、それとエリスのインカローズが反応して、ウィニャイマルカの場所が示されます。
そして、「大きな力を受けて魂が解放され」たエリスは謎の言葉を発します。

天駆けたる七色の光の衣
雄雄しきは地を裂く炎の舞
猛り狂わんしぶきの怒号
其はすべて魔性の極まり
紅き御霊の導きの果て

天翔たる七色の衣
雄々しきは地を裂く炎の舞い
猛り狂わん飛沫の怒号
そはすべて魔性の極まり
赤き御魂の導きの果て...

これを聞いたブルーアイズは「嘘・・・」とつぶやきますが、彼女はこの意味を知っているのでしょうか?

さらにこれは、冒頭でローゼンバーグがつぶやいていた言葉と同じです。
(もしかして聖書の一節なのかな?)
そういえば、このときローゼンバーグが手にしていた銃に「あの謎の模様」が刻まれていましたね。
ハインツ・シュナイダーが撃たれた時に出てきた(それとオープニングにも出てくる)、炎をかたどったような模様。
これは、ローゼンバーグがハインツを撃ったということを意味しているのでしょうか。
それとも、この模様のオリジナルがどこか(魔女の村)にあって、それに秘密が隠されているのかな?
だとすれば、ローゼンバーグは魔女の村に行ったことがあるということになって・・・???

とまぁ、なんだかすごい展開になってきました。
ローゼンバーグもメリッサを残して現地に飛んだ。
本当に宇宙人に繋がったらスゴイなと思いつつ、次回の展開に期待です(^^;

エル・カザド VOL.11 [DVD]
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2007年08月25日

今週の一本(2007/8/19~8/25)―『エル・カザド』第21話

最終回に向けて展開が加速するかと思いきや、またまたちょっと寄り道。
さすが、エル・カザドです(^^;

そんな今回は、ブルーアイズの憂鬱。
組織の中で自分の居場所を見つけようとしていた彼女が、ついに組織を離れ、自分の道を歩き出すという話。
ナディとエリスの掛け合いやL・Aの言動など、楽しめる小ネタが散りばめられていましたが、なんといっても今回の主役はブルーアイズです。
冒頭のお仕置きはネタとしても、それ以降の彼女の動きは魅せてくれます。


いつまでも目的を達せられないブルーアイズに失望した組織は、彼女の忠誠心を試すため、ナディ抹殺を命じます。

その頃、そんなことは知る由もない「バカ正直な」ナディ&エリスは、詐欺師に騙されて、コンドルを捕まえるのに夢中。

Bレディ2号からの報告でナディ&エリスの居場所を知ったブルーアイズは、その場に向かいます。

ライフルで狙いをつけるも、なかなか引き金を引けないブルーアイズ。
集音マイクでナディ&エリスの会話を盗聴しながらチャンスを待ち、時間だけが経過していきます。
そして、ナディの「もしも羽があったら、自分で行きたいなって思う所に自由に行けるんだから」の言葉に微妙に反応します。

そうこうするうちに、ナディ&エリスは、ついにコンドルを捕まえることに成功。
でもエリスは、せっかく捕まえたコンドルを逃がしてしまいます。
検体として長期間隔離されていた過去が、コンドルを自由に羽ばたかせてあげたいという想いに繋がったのでしょう。
「早く・・・飛んで・・・飛んで・・・飛んで」

そんなエリスの行動と、これまでのナディ&エリスの会話から、ブルーアイズもついに決意を固めました。
組織を離れて自分の目的を成し遂げるために羽ばたこうと。

そして、自分が魔女の末裔であることをBレディたちに明かします。
エリス確保を引き伸ばしていたのは、エリスがウィニャイマルカに辿り着いたときに、自分の魔女としての能力も目覚めるのではないかと期待していたからだと。

「カゴの鳥はしょせんカゴの中でしか生きられない」ことを知っている彼女は、Bレディたちが巻き込まれないよう、一人でその場を去ります。

Bレディたちの立ち位置が組織寄りなのか、ブルーアイズ寄りなのか、いまいちはっきりしませんが、後に残された彼女たちがどう動くのか気になるところです。

そしてローゼンバーグ。
相変わらずメリッサと一緒にいますが、この二人の間には大きな溝がありそうです。
ローゼンバーグはメリッサに真剣に向き合っていないような感じで、メリッサはローゼンバーグの心が自分に向いていないことに気付いていながら無理にそのことを頭から追い出そうとしている感じ。
この二人の関係は本筋に関係あるのかな?
そもそもメリッサってどういう人物なんでしょうね。

そしてさらに、メリッサが持ち込んだカゴの鳥、2羽。
ローゼンバーグが逃がしたのかどうかはともかく、この2羽はエリスとL・Aのメタファーでしょうね。
屋根の上に留まっている1羽(L・A?)を見ながら、ローゼンバーグが一言。
「迎えに来て欲しいのかな。でももう手遅れですよ。出て行ったのは君たちですから」
「雛」がかえれば育てる意思はあるものの、今となってはそれにこだわるつもりはないということでしょう。
プロジェクト・リヴァイアサンに代わる野望を見つけたということでしょうか?

エル・カザド VOL.11 [DVD]
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2007年08月07日

今週前半の一本(2007/8/5~8/8)―『エル・カザド』第19話

なかなかエリスを保護できないブルーアイズがお仕置きされる場面からスタートした今回の話。
ここで議長が話す内容はなかなか興味深いものでした。

魔女は人類文明が始まる前から存在し、当初は人々に必要とされていたが、やがて疎んじられて迫害されるようになった。
迫害から逃れるため、魔女は伝説の中にだけ存在するものと人々に信じ込ませ、魔女一族は表舞台から姿を消した。
ブルーアイズの組織がエリスを追う理由は、たとえ造られた存在であろうと、魔女の力が人目に触れてはいけないから。
もしそのような事態になれば、伝説が伝説ではなくなってしまい、人目をはばかって生き残っている一族全体が危険に曝されることになってしまう。

そして、そのような危機的状況が10年前に一度起こっているようです。
で、いつものように妄想を膨らますと、その危機とはナディの村が焼き討ちにあった件のことではないかと思えてきます。
実はナディも魔女なのではないかという疑いが出てきました。
魔女のDNAをナディの村で採取したと考えれば、ナディとエリスが幼い頃に会っていたという可能性も無きにしも非ずです。
ナディがウィニャイマルカに行くと苦しむことになるというのは、この事実を知ることになるからなのかもしれません。

さてさて今回のストーリーは、お仕置きで痛い目にあったブルーアイズが、策略をめぐらし、Bレディ1号~3号を使ってエリス確保を試みるという話。
この計略は結局失敗してしまいますが、その過程でまたまた新たな謎が出てきました。

謎・その1: ナディとリカルドの関係
自動車修理工場の親父に「雰囲気がそっくり」と言われるのは、二人が賞金稼ぎで同じ匂いを発しているからなのか、それとももっと深い理由があるのか。
まさか二人は親子?
(いくらなんでもこれは妄想が激しすぎるかな(^^;)

謎・その2: L・Aの腕輪
さらわれたエリスを追おうとした時に腕輪が発動。
インカローズと同じ色の光を放ちながらL・Aを思考停止状態にしました。
腕輪自体はローゼンバーグが与えたものだとしても、何がトリガーになって発動したのでしょう。
誰かが意図的に発動させたのでしょうか。

ストーリーもいよいよ佳境に入ってきたようで、初めの頃のまったり展開が嘘のようです。
エリスはさまざまな感情を獲得し、何を考えているのかわからない生き物から普通の人間に変貌。
リカルドと仲良くしていたから嫉妬しているのかとナディに尋ねられたときに、「違うよ」と何のためらいも無く嘘をつけるようにもなりました。
ローゼンバーグの思惑どおり、「外の空気に触れさせることで本来の魅力を花開かせ」たようです。
そして話の舞台も、南十字星の高度からすると、メキシコを離れてペルーあたりまで南下している感じ。
オープニングに謎の遺跡やナスカの地上絵もどきが出てきているので、最後の舞台はペルーってことなのかな?

エル・カザド VOL.10 [DVD]
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2007年07月31日

今週前半の一本(2007/7/29~8/1)―『エル・カザド』第18話

L・Aが残す目印を追ってウィニャイマルカを目指すナディとエリス。

その頃L・Aは、マネキン満載のトラックに忍び込んで移動中。
変態っぷりは健在で、マネキンをエリスに見立てて抱きしめてます(^^;

ここでナレーション。
「L・Aには注意が必要だ」

L・Aをエリスに接触させることに気を付けなければならない、という意味なのは判るけど、この変態シーンのあとにこんなことを言ったら誰でも別の意味で「注意が必要」と考えてしまいます。
それを見越しての脚本。
相変わらず楽しませてくれます(^^;

さて今回は、ちょっとした行き違いからけんかをしてしまったナディとエリスが、作物の精霊・ココペリのおかげで仲直りするという話。
エリスが過去のナディと対面したり、ブルーアイズとL・Aがココペリの力で強制転移させられてしまったりなど、ちょっと不思議なストーリーでした。

で、その行き違いの原因は、ナディの早とちりでエリスが大切にしていたキーホルダーが壊れてしまったこと。
気まずい思いで旅を続けるナディとエリスは、とりあえず今夜の寝床を探します。
そして、トウモロコシ畑の真ん中に建つ宿を見つけ、そこに泊まることに。

そこにリカルドとリリオもやって来て、みんなで夕食をともにしますが、夕食後の団欒でまたまたエリスの気分を害してしまうナディ。
悪気はまったくないものの、ココペリの笛を吹くエリスに「へたっぴ」。
普段ならなんでもない言葉でも、今日のエリスにはちょっとまずかった。
エリスは部屋に閉じこもってしまいます。

そのとき宿の外にはL・Aが到着。
でも主人の不思議な雰囲気に気おされてその場を撤退します。

L・Aが去った後、主人は少し離れた場所に隠れていたブルーアイズにも声をかけます。
主人に不審を感じたブルーアイズは、彼が何者なのか尋ねますが、それに対する答えは「実は私は精霊だ」です。
ブルーアイズは(というか普通誰でも)こんな戯言を信じません。
ブルーアイズはさっそくBレディにこの主人の照会を頼みます。

一方、ナディは外に出て、エリスと仲たがいしていることについて一人で悩んでいます。
そこにリカルドがやって来て、子供は大人と違い妥協というものを知らないとナディを諭します。
リカルドにアドバイスしてもらったナディは彼に感謝。
子供の考えについて詳しいのはリリオのおかげなのかと尋ねますが、彼は「忘れちまいたいくらい前にあった出来事」のせいだと言います。
この出来事というのは本編には直接関係しないことだと思いますが、これが彼が賞金稼ぎになった理由なのでしょうか?
これをネタにして番外編を作れそうですね。

場面変わって、外が寒くなってきたので部屋に戻ろうとしたナディの前にブルーアイズが登場。
宿の主人は3年前に既に死亡しているという事実をナディに告げます。
主人が実は賞金稼ぎなのではないかと考えたナディはエリスの元へ向かおうとしますが、ブルーアイズに銃を突きつけられて止められてしまいます。

そして、エリスをウィニャイマルカに連れて行って記憶を回復させることは彼女のためにならないから、ここで旅を終えることが最善の選択だと言うブルーアイズ。

ここでL・Aが再び登場。
屋根の上から「騙されちゃダメだよナディ」ときました。
本当に高いところが好きですね、彼は(^^;
L・Aによれば、エリスをウィニャイマルカに連れて行くことこそが彼女のためだそうです。

意見が真っ向から対立する二人ですが、1つだけ一致するのは、ナディがウィニャイマルカに何があるのかを知れば苦しむことになるということ。

緊張が高まり三つ巴の闘いが始まるのかという場面で怪しい光が3人を取り囲み、光が消えたときにはナディだけがその場に残っていました。

エリス確保に向かっていたBレディ1号&2号は、ある部屋の前で主人に連れられたエリスを発見。
主人にエリスを渡すよう迫ります。
ところが、彼の魅惑の微笑みの前にその場からあっさり撤退です。
どうやら宿の主人こそがココペリのようです。

主人はエリスをある部屋に導きます。
その部屋の中にあったのは、エリスに安らぎを与える空間。
気付けばそこには、幼い頃のナディが歩いていました。
カットが変わりカメラがエリスのほうを向くと、エリスも少女に戻っている。
一緒に歩き出す二人。
ここでオープニングにある、仲良く遊ぶ少女時代のナディとエリスに繋がる(?)わけですが、これはやはり二人は幼い頃に知り合いだったということなのでしょうか?
でもエリスは実験室で造られてずっと研究所にいたはずだから、ただの幻影?

それよりも宿の主人=ココペリの存在は、今後の布石なのでしょうか?
今後、オカルト的な話になっていくのかな?

で、ラスト。
廃墟に変わり果てた宿を見て「私は幽霊は信じない。しかし、小説より奇なる事実は確かに存在する・・・らしい」と、目の前の現実よりもあくまで固定観念にしがみつこうとするブルーアイズ。
こんなことじゃ魔女の存在という現実に対処できないんじゃないでしょうか(^^;
追記: 考えてみると、ここでブルーアイズが「らしい」というのは不自然ですね。
このナレーションは、ブルーアイズからの報告を受けた別の人の声なのでしょうか?
ブルーアイズと声が同じということは、彼女には姉か妹がいるのかも。


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posted by animisc at 14:11| Comment(0) | TrackBack(6) | エル・カザド | 更新情報をチェックする