2008年02月17日

今週後半の一本(2008/2/14~2/16)―『true tears』第7話

今回は、三代吉と愛子が主役といってしまってもいいような回でした。
三代吉は愛子のことをあきらめるしかなくなり、愛子は自分の想いが届かないことに気付きながらも行き場を失い暴走してしまいます。
この二人には、お互いに別の相手を見つけるしか選択肢はなくなったようです。
再びよりを戻すことも可能かもしれませんが、それは気持ち的にちょっと難しいかもしれません。


本来の主人公・眞一郎は、いきなり兄妹疑惑が浮上して悩んでいます。
そんな彼の前に再び乃絵が弁当を持って現れます。
眞一郎がまだ比呂美のことで悩んでいると直感した乃絵は、一緒に悩みを解決してあげようとします。

「私がそばにいると混乱するって言ってたでしょ。
でも、それって間違いだと思うの。
混乱するのは、逆に一人だからだわ。
暗闇でも一緒に歩いてくれる誰かがいれば、
きっと心強いわ。
きっと答えにたどり着ける。
私が眞一郎のそれになってあげる」

でも、眞一郎は乃絵には理解できないと言って拒否。

落ち込んだ乃絵は、弁当を持って地べたのもとへ。
「今日はあなたに、とてつもない罪をプレゼントするわ」と言って、唐揚げ入りの弁当を食べさせようとしますが、地べたは食べません。
同族を食べるという罪を犯すことを本能的に避けた・・・かどうかは定かではありませんが、そんな地べたを見て、乃絵はさらに落ち込みます。
飛ぶことのできない地べたでさえ自分がすべきこととしてはいけないことをわかっているのに、自分は何をしたらいいのかわからないと。

乃絵は次に、昼食抜きでバスケの練習をしている比呂美の所へ行き、弁当を差し出します。
今は食べたくないと言う比呂美に乃絵は「食べるのよ」
ちょっと険悪な雰囲気になりますが、比呂美はひとまず抑えて弁当を食べることに。
眞一郎母の嫌味に比べれば、これくらいは何でもないのでしょう。

乃絵は比呂美に休む間を与えずたて続けにおかずを差し出します。
比呂美はちょっと待ってほしいと言いますが、ここで乃絵が暴走。
「じゃあ謝って。眞一郎に謝って」と、いきなり意味不明な一言。
眞一郎が落ち込んでいる原因は比呂美にあると、比呂美を責めます。
そして比呂美は、「あなたは絶対に飛べない」という訳のわからない侮辱を受けて切れてしまいます。
取っ組み合いのけんかを始めてしまう二人。

険悪な雰囲気に気付いた朋与たちバスケ部員が止めに入りますが、二人を抑えることはできません。
騒ぎが大きくなりかけたときに、偶然そばを通りかかった眞一郎が声をかけて、けんか終了。

眞一郎は、その場に残った乃絵に事情を聞こうとします。
乃絵は言います。
眞一郎も比呂美も何も教えてくれないから、自分は眞一郎を助けてあげられないと。

「眞一郎のこと、わかりたいのに。
眞一郎が悩んでるの見てるのが辛いの。苦しいの。
なのに、私には何にもできないなんて」

冒頭の乃絵のセリフもそうですが、このセリフも、ちょっと見方を変えれば、かなりストレートな告白です。
乃絵は純粋であるがゆえに自分の気持ちをストレートに言葉にする女の子。
彼女自身に眞一郎が好きという自覚はなくても、心の奥ではそういう感情が芽生えているようです。

いくら鈍感な眞一郎でも、さすがにそれに気付いたようで、「もしかして、お前・・・俺が好きなのか?」とちょっと間の抜けた一言。
ニワトリとして好きなんじゃなくて、人間の恋愛対象として好きなのかと尋ねる眞一郎の言葉を聞いて、乃絵も自分の本当の気持ちに気付いたようです。
乃絵はとりあえずその場を走り去ります。

その夜、眞一郎は踊りの練習に行きます。
そこには愛子の姿も。
練習が終わった帰り道、愛子は眞一郎にもセーターを編んであげようかと言いかけますが、そこに純が登場。
自分は比呂美と付き合ったから、眞一郎も早く乃絵と付き合えと催促します。
愛子は先に帰りますが、眞一郎が乃絵と付き合うという話を聞いてしまいます。

家に戻った愛子は、眞一郎へのセーターを編みながら先ほどの話を思い出して混乱。
そのときメールが届きます。
眞一郎からのメールかと一瞬期待したものの、差出人は三代吉でした。
ここで愛子は三代吉と別れる決心をしたようです。
「これから行ってもいい?」という三代吉と、自宅ではなく神社で会います。

前回の一件があったにもかかわらず、まだ希望を捨てない三代吉は、元気を装って明るく振舞います。
セーターはどこまで編みあがったのか尋ねる三代吉への愛子の答えは「ごめん。やっぱり編んであげられない」

三代吉は、ずっと前から眞一郎のことが好きだったと言いかける愛子の言葉をさえぎります。
そして、自分には愛子しかいないと言って、手をつないで帰ります。
愛子は結局、自分の気持ちを言葉にして伝えることはできませんでした。


その頃、比呂美は仲上家の手伝い。
PCにデータを打ち込んでいます。
そこに眞一郎母がやって来て、「昨日のことだけど、あなた・・・」と意味深な言葉を発します。
すぐに思い直して話題を変えてしまいましたが、比呂美と眞一郎の兄妹疑惑の話を比呂美が本気にしていることについて何か言いたかったような感じです。
おそらく、比呂美の母への憎しみが強かったため、その娘の比呂美に勢いで言ってしまっただけで、自分でも確証はないのでしょう。

比呂美と母が話しているのを目撃した眞一郎は、また何か言われたのかと比呂美に尋ねます。
でも、比呂美は眞一郎を無視。
部屋に戻った眞一郎は、乃絵について考えます。
比呂美のことばかり考えていたから気付かなかっただけで、本当は乃絵のことを好きなのかもしれないと。
眞一郎もついに自分の本当の気持ちに気付いたようです。

その頃、乃絵は悩んでいました。
自分は変わってしまった。
恋をしたらしい。
いろいろなところが熱い。
もう恥ずかしくて眞一郎の顔を見ることができない。
と、純に泣きつきます。
純は、変わってもいいんだ、変わらなきゃダメなんだとそんな乃絵を諭します。


翌日。学校。昼休み。
三代吉のカラ元気も昨夜の件でついに切れてしまったようで、かなり落ち込んでいます。
愛子のことを諦める気になっているようです。
昼食を一緒に食べようと誘いに来た眞一郎に向かって、「お前、かっこいいよな。いいぜ、俺、お前なら」と、聞きようによってはちょっとあぶない発言(^^;

眞一郎はそんな三代吉を残して乃絵のところへ。
乃絵が今日も弁当を持ってきてくれていることを期待した眞一郎は、彼女に声をかけます。
でも、乃絵は変わってしまいました。
ちょっと挙動不審。
あわててその場から逃げ出します。
追いついた眞一郎がなぜ逃げるのか質問すると、なぜ追いかけるのかと逆に質問。
もう支離滅裂です(^^;

話があるからだと答える眞一郎に、「3秒以内に言って。話って何!?」
なんだか逆に追い詰められる形になった眞一郎は「俺と付き合えよ」

自分のことを恋愛対象としてみているのかと確認する乃絵に、眞一郎はそうだと答えますが、乃絵はもっとはっきりとした答えを聞きたい様子。
好きだという言葉を「ちゃんと言って」ほしいと要求。
眞一郎は「乃絵が好きだ」とそれに応えます。
その言葉を聞いて顔を真っ赤にする乃絵。

この辺の流れは完全にギャグですね。
重い雰囲気が続いたので、ちょうどいい息抜きです。

言葉だけじゃなくしっかりと形に残したいのか、乃絵はさらに「ここに書いて」と要求。
眞一郎は石を並べて「のえがすきだ」と書きます。
石が足りなくなったので、「だ」の濁点は乃絵の手袋。

眞一郎は、幸せで泣きたいと言う乃絵を見て、乃絵が自分のことを本当に好きなんだと気付きます。

放課後。
眞一郎は「あいちゃん」へ。
乃絵と付き合うことを愛子に話します。
眞一郎にとって愛子は、こういうことを気軽に話せるただの友達。
愛子の想いには本当にまったく気付く様子がありません。

眞一郎の言葉を聞いた愛子は、ついに自分を抑えきれなくなってしまいます。
眞一郎に飛びついてキス。
自分のことも見てほしいと訴えます。
でも残念ながらこの想いが叶うことはないでしょう。
眞一郎がそのことをはっきり伝えないと、愛子はさらに深く傷つくことになってしまいます。

眞一郎が真心の想像力を正しく使えないので、不幸になる人が増えていっているようです。
乃絵の影響で変化していくのかなと思っていましたが、今回、乃絵も「変わってしまった」ので、今後どうなることやら。
これ以上悲しむ人を増やすような動きはしないでほしいところですが。。。

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2008年02月10日

今週の一本(2008/2/3~2/9)―『true tears』第6話

愛子の「開けないで」で終わってしまった前回。
今回はその続きから。

愛子はこの言葉を、思わずとっさに口にしてしまったようです。
その後どうしていいのかわからず、固まってしまいました。
結局、眞一郎がドアを開けて、三代吉を店に入れます。
愛子はいたたまれなくなり、眞一郎と三代吉を追い出してしまいます。

店から追い出されて帰宅する途中、眞一郎がまたまた余計な一言。
このあいだの休日に、愛子がセーターを買うのに付き合わされたと三代吉に話します。
本人にまったく悪意がないから始末が悪い(^^;
この一言で、三代吉は愛子の気持ちに気付いてしまいました。

ここで回想シーン。
愛子と三代吉がそれぞれ、二人が付き合うことになった経緯を思い出します。
愛子はもともと眞一郎と仲が良かったようです。
そこに三代吉が現れ、愛子に一目惚れしたのがそもそもの始まり。

愛子は三代吉が現れる前から眞一郎と気軽に話せる間柄だったので、「好きな人(=眞一郎)の側にいるために」三代吉と付き合ったというのはちょっと違うようです。
三代吉と付き合うのを断ったら、その友達の眞一郎の側にいづらくなるから仕方なく承諾したということでしょうか。
好意的に見れば、そうまでしてでも眞一郎の側にいたかったという一途な性格を表していると取れますが。。。

翌日、学校で再会した眞一郎と三代吉。
三代吉は無理をして元気に振舞っているようです。
愛子と何かあったのではないかと心配する眞一郎を軽く受け流して、比呂美との関係はどうなっているのかと逆に質問。
眞一郎は、比呂美には好きな人がいて、自分はその人に比呂美と付き合うよう勧めてしまったと打ち明けます。
なぜそんなことをしたのか尋ねる三代吉に対して、眞一郎の答えは「成り行きで」。
三代吉は「アホか」とつぶやきますが、このとき彼の頭には、眞一郎が自分と愛子に対してこれと同じ過ちを犯したことが浮かんだはず。
眞一郎にまったく悪気がないのはわかっているはずですが、愛子の動き次第では今後この思いが強くなって眞一郎と仲たがいすることになるかも。

ストーリーとはまったく関係ありませんが、このシーンのバックで流れる生徒達の会話が学校の雰囲気をうまく出していました。
何を話していたのかは聞き取れませんでしたが、たくさんの人たちが活動している感じがよく出ていたように思います。
これまでのエピソードでもこういう音の演出があったのでしょうか? 作品の雰囲気がいいと感じるのは、こういう音の演出がうまいことも関係あるのかもしれません。


乃絵。
一人でたたずんでいる眞一郎に弁当を差し出す乃絵。
眞一郎は、純が比呂美に会いに来たことを知り落ち込んでいました。
純が交換条件を実行しそうなので、自分も乃絵と付き合わなければならないのかと考えているようです。
目の前の状況をただ受け入れるしかない、養鶏場のニワトリになったようだとグチる眞一郎を乃絵が励まします。
眞一郎は雷轟丸のように自分の意思を持って空を目指す特別なニワトリなんだと(^^;
眞一郎は自分があいかわらずニワトリ扱いされていることはスルーして、「自分の意思」という部分に着目。
今は乃絵の顔を見ていると混乱するので、しばらくほうっておいてほしいと言って「自分の意志」でその場を立ち去ろうとします。
そんな彼のベルトをつかんで離さない乃絵。
いつまでほうっておけば良いのか確認します。
その問いには答えず、ベルトを残して去っていく眞一郎。

後日、乃絵が眞一郎のベルトを持っていることに気付いた純が変な想像をして、初めて感情を表に出す貴重なシーンがありました。
訳のわからない行動が目立つ純にも普通の感情があったんですね(^^;


比呂美。
バスケの練習中、突然、純が乗り込んできます。
彼は、他のバスケ部員は完全無視で比呂美の前に行き、一方的に放課後会う約束をして立ち去ります。
他校の体育館にズカズカと入ってくる神経は理解できませんが、純はそういう人なんだと受け入れるしかなさそうです。
兄妹そろって我が道を行くってタイプですね(^^;

放課後、純に言われた場所に行く比呂美。
純は、このあいだ眞一郎と会ったことを伝え、比呂美が自分のことを好きなのか確認します。
眞一郎が何か言ったのかと尋ねる比呂美への純の答えは「まぁそんなとこ」
この直後の「なんでそんなこと」「また余計なことを」って感じの比呂美の表情がいいです。
そして純は、日曜日にデートすることを一方的に伝えて帰ろうとします。
比呂美は何か言おうとしますが、その言葉を口にすることができません。

そして日曜日。
比呂美と純は映画を観ます。
男の人と映画を観るのは初めてと言う比呂美に、純は、自分はいつも乃絵とばかりだと話します。
父親と祖母が亡くなって、母親も仕事に出ていたのでいつも二人だったと。
だから乃絵の気持ちは乃絵自身が気付いていないことまですべてわかると意味深な発言。

夕方、比呂美は純に家まで送ってもらいます。
付き合うのを断ろうとする比呂美。
純は、その言葉をさえぎります。
そして、乃絵と眞一郎が付き合うことを比呂美に話します。
ここで比呂美の表情が変わるのを見て、比呂美が眞一郎に特別な感情を抱いていることに気付いたようです。
純は、乃絵が眞一郎のことを好きだと思っているようなので、乃絵のために、比呂美と眞一郎の関係が深まらないように動くのでしょうね。
比呂美は純から離れられなくなりそうです。


この日、もう一組のカップル、愛子と三代吉もデートしていました。
三代吉は、眞一郎が選んだセーターではなく、自分がプレゼントしたセーターを愛子に着てもらいたいようです。
結局、愛子に断られてセーターをプレゼントすることはできませんでしたが、愛子からとどめの一言を聞くことになってしまいます。
愛子のセーターは眞一郎が選んでくれたのではなく、眞一郎が好きなセーターを愛子が勝手に買ったのだと。
三代吉は「なんだよそれ・・・」
想像以上に厳しい現実を突きつけられて、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。


そして最後に、比呂美が自分の心に正直になれなかった理由が明かされます。
やはり比呂美は、比呂美の母と眞一郎の父の間に生まれた子供だったようです。
眞一郎の母の嫉妬の原因もそれでした。
比呂美はこの事実を眞一郎に話します。
「おばさんに言われたの。
眞一郎君のお父さんが、あたしの本当のお父さんかもしれないって」

でも、あくまで「かもしれない」なので、これが事実かどうかはとても怪しいです。
というか、ほぼ確実に、これは間違いでしょう。
比呂美は今回「ホントの涙」を流したので、最後に泣いて締めてくれるのは別の人になるのではないでしょうか。
愛子はそこまで重要な位置を占めるキャラとは思えないので、誰なのかは考えるまでもなさそうですが。

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2008年02月03日

今週後半の一本(2008/1/31~2/2)―『true tears』第5話

今回は、眞一郎の過去と現在の行動が、本人の意識とは裏腹に、3人の女の子たちの心に波紋を広げてしまう話。

乃絵は眞一郎の行動に疑問を持ち、比呂美はいったん持ち上げられてから突き落とされ、愛子は眞一郎の行動の結果から逃れようと行動開始。
いよいよストーリーが動き出したようです。


いつもの場所に乃絵がいるかどうか確認しに行く眞一郎。
遠くからその姿を見た乃絵は嬉しそう。
眞一郎に駆け寄ります。
眞一郎は、特に用はないといってその場を立ち去ろうとしますが、乃絵は一緒にご飯を食べようと誘います。
男と女が一緒に食べるのはおかしいと言って断る眞一郎。
そして、どうしておかしいのか尋ねる乃絵に、そういうのは友達と食べるものだと答えます。
その答えで納得したのか、乃絵は、放課後一緒に帰ろうと別の誘い。
眞一郎は踊りの稽古があるからと言って、この誘いも断ります。

乃絵は眞一郎に言われたとおり、「友達」と一緒に弁当を食べようとします。
朋与と一緒に弁当を食べようと待っている比呂美の横に腰掛けて、弁当箱のフタを取る乃絵。
その真意は掴めないけど、とりあえずそれにつられて自分の弁当を広げる比呂美。
乃絵はそんな比呂美に玉子焼きをあげます。
必ずおかずを交換するのが友達の条件のようです。
比呂美はタコウィンナーに箸を伸ばしますが、乃絵の表情が曇ったのに気付いてミニトマトに変更。
乃絵とどう付き合えばいいのかわからず、冷や汗。
かなり戸惑っているようです。

放課後。
偶然比呂美を見かけた眞一郎は、比呂美を誘って一緒に下校。
その様子を見かけた乃絵は複雑な表情を浮かべます。

途中、海のほうを回って帰ろうと言い出す比呂美。
眞一郎と少しでも長く一緒にいたいようです。
比呂美は海岸で、乃絵と一緒に弁当を食べたことを話します。
乃絵が迷惑をかけているんじゃないかと尋ねる眞一郎に、そんなことはないと答える比呂美。
乃絵を紹介してくれるよう頼んだのは自分だからと言いかけますが、また誤解が広がることを恐れたのか、ここで言葉を切ります。

二人は海岸を離れて家に向かいます。
家の前でこちらを見ている人影に気付く比呂美。
それは眞一郎の母。
彼女はその夜、眞一郎と一緒に外を歩かないよう比呂美に言い聞かせます。
言葉どおり世間体を気にしているだけなのか、比呂美の行動(存在)がとにかく気に入らないのか。
比呂美は、眞一郎母の嫌味な言葉を最後まで聞かずに、「わかりました」と言ってその場を離れます。

翌日。
乃絵は比呂美と一緒に弁当を食べようと昨日と同じ場所に行きますが、そこに比呂美はいません。
比呂美は一人でバスケの練習。
それを見る朋与と高岡キャプテンの目には、最近の比呂美は張り切り過ぎだと映っているようです。
比呂美はバスケで鬱憤を晴らすことで自分を抑え付けているようですが、そういう状況が増えてきているということでしょうか。
いつかそれが爆発するかも。

乃絵は比呂美と一緒に食べられなかった弁当を持って、眞一郎の踊りの練習場に出向きます。
昨日、比呂美と一緒に帰る眞一郎を見て、眞一郎が自分に嘘をついているのかもしれないと少し疑っていた乃絵は、眞一郎が本当に踊りの練習をしていたので安心したようです。
時々なら男と食べてもいいでしょうと言って眞一郎に弁当を渡す乃絵。
眞一郎がタコウィンナーを食べようとすると「それはダメ」。
本当は赤くないのに赤いふりをする嘘の食材を口にしたら、もっと嘘つきになるから。
でも、その嘘の食材を比呂美に食べさせようとしていたのでは?

その夜、絵本を描く眞一郎。
ストーリーも挿絵も、最初の頃とはかなり印象が変わってきました。
乃絵のおかげでしょうか。
そのとき眞一郎は、バイクの音に気付きます。

表に出てみると、そこには乃絵の兄・石動純が。
眞一郎が乃絵と付き合ってくれるかどうか確認しに来たようです。
人の気持ちを操作しようとするのはよくないと純を批判する眞一郎。
そんな大げさなことじゃないと言う純に向かって、乃絵と付き合う代わりに比呂美と付き合えと言ったらどうするんだと、最悪な例えを出してしまいます。
純は比呂美という女の子が誰なのか知らないようでしたが、眞一郎が説明すると「ああ、お前んトコの六番か。かわいいよな、あの子」。
予想外の答えに唖然とする眞一郎を残して「じゃあそういうことで」と言って去っていきます。
これで交換条件成立ということでしょうか?
眞一郎の愚かな発言で、物語は混沌を極めてきました(^^;

その後、眞一郎は比呂美の部屋を訪れます。
「少し話があるんだ」と言う彼の言葉を聞いて、比呂美は少し期待してしまったようです。
でも眞一郎の口から出てきたのは、乃絵の兄の話。
彼が比呂美のことをかわいいと言っていたと伝えます。
眞一郎はそれで比呂美が喜ぶと思っているのですが、もちろんそんなことはなくて、期待を裏切られた比呂美は「おせっかいな男の子ってバカみたい――そんなこと言うためにこの部屋に入ったの」。

翌日の放課後。
「あいちゃん」に行った眞一郎。
準備中の店の前でボーっとしていると、愛子がやってきます。
眞一郎を見て嬉しそうな愛子。
店に入った眞一郎は、愛子が編んでいるセーターを見つけます。
三代吉にあげるために編んでいるセーターのはずですが、はたして本当にそうでしょうか。
愛子は、三代吉の体型と似ていることを理由に、眞一郎の肩幅を測らせてもらいます。
そして、肩幅を測りながら「このあいだのあれ」(眞一郎と乃絵が並んで歩いていたこと?)について尋ねようとします。
そのとき三代吉が遅れてやって来て、「あいちゃん」のドアを叩きます。
「開けないで」と言って、ドアに向かおうとする眞一郎を抑える愛子。


今回はもう一つ重要なシーンがありました。
仲上夫婦と湯浅夫婦が一緒に映った写真。
この写真の比呂美のお母さんの顔の部分が切り取られていました。
これは眞一郎の母が嫉妬心から切り取ったということなのでしょうね。
この嫉妬の理由が明らかになれば、比呂美が自分の気持ちに嘘をつき続けている訳も判明しそうです。


次回は愛子が自分の気持ちを眞一郎に伝えそうです。
純も妹と同じく相当に勘が鋭いようで、比呂美の本当の気持ちに気付くような感じ。

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2008年01月27日

今週の一本(2008/1/20~1/26)―『true tears』第4話

今回は愛子が予想以上にわかりやすい性格だったことと、乃絵が涙にこだわる理由がわかった回でした。
そして、比呂美が自分の気持ちに嘘をつき続ける理由がさらにわからなくなった回でもありました。

まずは愛子。
海岸沿いの堤防で落ち込んでいる眞一郎を見つけた彼女。
眞一郎を慰めるため、一緒に買い物に行くことを決定。
もちろんそんなことは単なる口実で、本当は眞一郎と一緒の時を過ごしたいから。
あまりにわかりやすいリアクションに笑ってしまいますが、そこがまたいい。
そんな彼女の想いにまったく気付かない眞一郎。ちょっと鈍すぎ。

比呂美が好きな相手は自分ではなかったと言う眞一郎の言葉を聞いてホッとする愛子。
いつか自然に忘れられるときが来ると言って眞一郎を慰めますが、この言葉にも複雑な想いが込められているようです。

眞一郎はそんな愛子に、三代吉とくっつけてやったのは自分だということを思い出させて、恋愛については自分のほうがうまく振舞えるとほのめかします。
本気でそう思っているのだとすれば相当重症ですが(^^;
ジュースを買うために席を立った眞一郎の背中に、愛子は「ほんと、大きなお世話だよ。。。」
鈍感キング・眞一郎のことをちょっと恨んでいるようです。

翌日の下校時間。
三代吉と一緒に下校する愛子。
眞一郎と乃絵が並んで歩いているのを見て「かわいい子。。。」
比呂美が眞一郎のことを好きじゃなかったと知ってホッとしたのも束の間、新たなライバルが出現。
隣にいる三代吉のことを忘れて自分の世界に入ってしまった愛子。
そんな彼女の横顔を見て、かわいいと思ったのか、あるいは彼女が眞一郎に気があることを薄々気付いていて離したくないと思ったのか、三代吉は彼女の手を握ろうとします。
手が触れた瞬間、驚いて飛びのく愛子。
いろんな意味で気まずい状態の二人。
三代吉に悪いと思った愛子は、自分から手をつないで横断歩道を渡ります。
幸せ一杯の三代吉のニヤケ顔が可笑しくもあり、かわいそうでもあり。。。
三代吉の今後も気になるところです。


比呂美。
比呂美は眞一郎に、乃絵の兄のことを憧れるようになった経緯を語ります。
鈍感な眞一郎でも違和感を抱くくらい饒舌に。
人は、弱みや隠し事があるとその場をごまかすためにおしゃべりになるものです。
ここで比呂美が話していることはもちろん嘘なんでしょうね。
そもそも、嬉しいことを話しているはずなのに目が死んでいるし。

その夜、廊下で鉢合わせした比呂美と眞一郎。
眞一郎が自分を避けているように感じた比呂美は、乃絵を紹介してくれるよう頼んだことが原因かと思い、眞一郎に謝ります。
ここで眞一郎は、乃絵の兄と近づきたいならそう言ってくれればよかったと、余計な一言。
二人の間の溝が徐々に広がっていきます。

ここに、眞一郎の母がタイミングよく現れて、このやり取りは終了。
母から(なぜか)逃げる眞一郎。
母は、その場に残った比呂美に「その眼、あなたの母親にそっくり」と嫌味な一言。
次回予告に、眞一郎の両親と(おそらく)比呂美の両親が写った写真が出てきます。
もしかしたら、その頃に何か間違いがあって、比呂美の母親と眞一郎の父親が関係を持ってしまったのかもしれません。
その結果、比呂美が生まれたのかも。
眞一郎の母が比呂美を毛嫌いする理由や、比呂美が眞一郎の家に引き取られた理由も、実はそんなところにあるのではないでしょうか。


乃絵。
下校途中の眞一郎に今日の分の餌を与える乃絵。
相変わらず眞一郎のことを鶏扱いです(^^;
今なら涙をあげられると言う眞一郎に対し、今の彼のヘボでドブで泥でゲロな涙に価値はないとあっさり拒否。
汚れきった涙を綺麗にするため、公園の噴水に連れて行き「はい、ぱちぱちってして」
本当に破天荒な女の子。

ここで、自分の涙はおばあちゃんが天空に持っていってくれたと、涙をなくした理由を眞一郎に話します。
泣きたいときに泣くために、「大切な人の涙」が必要、というのが、乃絵が涙を集めなければならない理由。

その後、堤防を歩きながら、比呂美と仲良くなってもいいと言い出す乃絵。
眞一郎のヘボ涙の原因が比呂美にあることに気付いているようです。
純粋であるがゆえに人の心がよく読めるようです。

その夜、眞一郎とのやり取りを兄に話す乃絵。
ヘルメットを付けてあげながら乃絵の話を聞く兄の挙動が不審です。
乃絵の首のところをさするような動作と会話の内容が合っていない気が。。。
もしかして乃絵は、おばあちゃんに合うために首を吊ったとか、高いところに上ったときに事故で首に怪我をしたとかいう経験があるのかもしれません。
その翌朝、兄が眞一郎に乃絵と付き合ってくれるよう頼む理由は、そんな事故が二度と起きないように乃絵を地上に引き止めてくれる人が必要だからなのかも。


次回。
「ああ、お前んトコの六番か」(乃絵の兄)
「おせっかいな男の子ってバカみたい」(比呂美)
ということで、眞一郎は愛子のときと同じ間違いを犯しそうです。

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2008年01月20日

今週後半の一本 その2(2008/1/17~1/19)―『true tears』第3話

この作品、今後の展開が予想できないのでまだまだ様子見の状態です。
でも、このまま何も書かないでいるのはもったいないくらいいい雰囲気。

ということで、ちょっとだけ感想らしきものを書いておきます。

前回、乃絵に本心を見抜かれて友達になることを拒否された比呂美。
その本心がどういうものだったのかは、今回、愛子がヒントをくれます。

「人って、誰かを好きになると、その人にもっと近寄りたいって思うよね。
もっともっとその人に。
でも、それが叶わないとき、その人の近くにいる誰かの側に・・・」

ここで愛子は、自分の言葉が意味することに気付き、言葉を切ります。
眞一郎は鈍感すぎて何にも判っていないようですが(^^;

愛子は第1話から眞一郎のことが好きな素振りを見せていましたが、三代吉の彼女になったのは眞一郎の彼女になることが「叶わなかった」からということのようです。
今後積極的に動いてくるのか、それとも最後まで傍観者であり続けるのか気になるところです。

一方の比呂美。
彼女も眞一郎のことが好きなようですが、幼い頃に眞一郎に置き去りにされたことを憶えていないと言ってみたり、朋与に眞一郎のことが好きなのか聞かれたときにそんなことはないと答えたり、自分の気持ちに嘘をつき続けているようです。
「全部封印したの。この家に暮らすって決まったとき」と自分に言い聞かせて現実逃避しようとしていますが、今後はもう少し積極的に動き出すかも。

そしてもう一人のヒロイン・乃絵は、眞一郎のことを人間とすら思っていない様子。雷轟丸の代わりに餌付けしようとしています(^^;

で、肝心の眞一郎はどうかというと、そんな乃絵のことが一番気になっている様子。本人は自覚していないようですが。

眞一郎は、比呂美が自分のことを何とも思っていないという話を偶然耳にしてショックを受けていましたが、これは身近にいるかわいい女の子から興味がないと言われたこと自体に驚いただけで、比呂美のことを彼女にしたいという感情はあまりないのではないでしょうか。
第1話の朝食シーンで、比呂美の制服の下の下着を想像したのは、比呂美のことを恋愛対象ではなくて性的な対象と見る気持ちが強いからなのかもしれません。
健康な高校生ですから、そういうのもありでしょう。

それぞれの思いが交錯していて、今後の展開が気になります。
ストーリーが変な方向に進まなければ、かなり面白いことになるかもしれません。


あと、乃絵が歌っているアブラムシの歌がすごく気になります。
で、ふと思いだしたのが、「赤とんぼの羽根を取ったらアブラムシ」っていう「赤とんぼの唄」。
乃絵は飛ぶことに執着しているようなので、アブラムシっていうのは「羽を取り去られて飛べないこと」を意味しているのかもしれません。
作品のカラーも秋をイメージしているようなので、赤とんぼっていうのもしっくりくるし。。。
と、またまた激しい妄想でした(^^;

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