2009年04月19日

今週の一本 その2(2009/4/12~4/18)―『東のエデン』第2話

今回は、次回以降への仕込みと基本設定の説明をしてくれたエピソードでした。

2010年11月22日(月)に10発のミサイルが撃ち込まれた「迂闊な月曜日」。
飛来するミサイルを探知することすらできず、都市部にみすみす10個の巨大クレーターを作る結果になったことに対しての首相の発言「迂闊だった」がその由来。
不思議なことに、この攻撃での死者はゼロでした。
第1話ラストで撃ち込まれた11発目が航空機を直撃し、初めて死者が出たようです。
236名の乗客が死亡し、6歳の男の子と女の子、2名が奇跡的に生き残りました。
まさに奇跡のように思えますが、これにも意味はあるのでしょうか。

ノブレス携帯とJuiz。
選ばれた12名の「セレソン」が100億円がチャージされた携帯電話を渡され、日本を正しい方向に導く義務を負わされています。
各セレソンには専属のコンシェルジュがついていて、携帯を通して何でも願いを叶えてくれます。
朗は9番目のセレソン。
第1話に出てきた謎の男と、今回登場した近藤もセレソンのようです。
そして、彼らのコンシェルジュの名前もJuizで、全員声質が同じ。
やはりJuizというのは人工知能なのかもしれません。

近藤は100億円を本来の目的ではなく、自分の欲望を叶えるために使用しています。
残高はわずか7,034円になってしまいました。
記憶を失った朗と出会った近藤は、朗の携帯を奪おうとしているようです。


咲。
どうやら彼女は朗に惹かれているようです。
突飛な行動を取るイケメンに興味を持ってしまった普通の女の子とも考えられますが、もしかすると何らかの記憶操作を受けているのかも・・・。

ということで、ここから妄想爆発です(^^;

咲がワシントンに行った理由はホワイトハウスに願掛けするためでしたが、それ以前に「ここは私たちと全然関係ないところ」だと気付いていました。
それにもかかわらず、わざわざ仲間と別れて一人でやってくる必然性はあったのでしょうか?
咲がホワイトハウス前で朗にコートを貸す際、不自然な間があったのが気になります。
咲は、ワシントンに行くことと、少年の下半身を見たときにコートを貸すことを事前に洗脳されていたのかもしれません。
この行動のトリガーに「下半身」を選んだのは、絶対にありえない状況を作って確実に朗に貸すため。

一方の朗も、自分の家を目指して走っている途中、Espressoの屋台の前でなぜか突然立ち止まり、店員に挨拶します。
そして店員も手を振って挨拶に応えます。
朗を追ってきた咲もうまい具合に屋台の前で立ち止まり、店員の方を見ます。
見られた店員はなぜか朗の方を指さします。
さらに、通行人がほとんどいない(日曜日?)の交差点に一人でいたビジネスマン。
このビジネスマンも、朗の下半身を見た後に、朗にズボンを貸します。

この一連の出来事は、あらかじめ誰かが計画したとおりの流れだったのではないでしょうか。

屋台の店員は、朗の挨拶をきっかけにして、その後現れる少女に朗の行き先を教えるようにプログラムされていた。
ビジネスマンも、この時間帯に交差点で待機し、「下半身」をトリガーにズボンを貸すように洗脳されていた。
朗自身も、屋台の前で店員に挨拶するように自分自身を洗脳していた。

もちろん、こんなことをしなければならない理由は不明ですが、こうでも考えないとビジネスマン達の行動が不自然過ぎるように思えます。
そもそも、朗がホワイトハウス前で裸になったのも、謎の男に尾行されていることを知った朗が彼の目を逃れるための行動だったのかもしれません。

朗が自分の記憶を消したいなら、自分で洗脳プログラムをダウンロードするなどということはせずに、Juizに頼んで指定時間に携帯で連絡を取ってもらえばよかったはずです。
ところが朗は、Juizに記憶を消す方法を紹介してもらっただけで、自分でプログラムを用意しました。
このプログラムを自分以外の人間にも使うことが出来たはずです。

ホワイトハウス前でコートを渡す役に咲が選ばれたのは、以前日本で二人に何らかの接点があったからなのかもしれません。
咲はリサイクルコミュニティを運営していたようなので、そのときに朗が咲のことを知る機会があったのではないでしょうか。
朗が現在着ている服や靴はこのリサイクルコミュニティで購入したものなのかもしれません。


まだまだ情報が不足しているので妄想が飛躍しすぎてしまいましたが、ニート大量失踪事件やそれに関係していると思われる24歳無職の男性などなど、妄想のネタはまだまだたくさんあります。
朗が映画フィルムを購入してから洗脳プログラムをダウンロードするまでの間に使った¥432,453,597。
アーバン・マネージメントショッピングモール買収前に使った¥179,237,784の使途も気になります。
これだけの金額があればミサイル購入も可能です。

今後徐々に真相が明かされてくれば、さらに妄想の楽しみが増えそう。
こういう具合にいろいろ考えをめぐらせて楽しめる作品はいいですね(^^;

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2009年04月10日

今週の一本(2009/4/5~4/11)―『東のエデン』第1話

この作品は全11話で、テレビ放送終了後に映画版も上映されるそうです。
映画のほうは後日談らしいので、結末はテレビでしっかりと描かれるはず。
中途半端な引きにだけはならないことを期待します。

さて、第1話ですが―――。
結論からいうと、予想以上に面白かったです。
下ネタが多かったけど、嫌味が無くて純粋に笑えました。
謎の盛り込み方もうまかったと思います。

物語は、森美咲(もりみ さき)のモノローグから始まります。
携帯の写真を見ながら「王子様」について語る咲。
写真はニューヨーク旅行中に撮影したもの。
でも最後の1枚だけは東京(?)で滝沢朗(たきざわ あきら)と一緒の写真。
その背後にはもうもうと立ち上がる煙。
いきなり回想シーンからスタートしました。
とはいっても、朗が「王子様」になった理由を咲は「まだ知らない」と言っているので、すべてが終わったあとというわけではないようです。
もしかすると、この理由を知るのが映画版のストーリーなのかも?

咲は大学の卒業旅行で仲間と一緒にニューヨークにやって来ました。
そして、かねてからの目的を達成するために一人でワシントンへ。
ホワイトハウス前へやってきた咲は、日本の停滞した雰囲気を何とかしてもらおうと、ホワイトハウスの庭にある噴水にコインを投げ入れて願掛けするつもりだったようです。
ホワイトハウスが世界の中心のような気がしていたから。
でも、想像していたよりも敷地は広く、噴水はホワイトハウスを囲む柵のはるか内側。
コインを投げても届きません。

このとき、一人の少年が拳銃で何かを撃とうとしていました。
しかも全裸で(^^;
そこから少し離れた場所には謎の男が。
少年の行動が期待はずれだと判断した男はJuiz(ジュイス)という女性に電話をかけ、少年を捨てることを告げます。
「ナンバー9は想像していた以上にユニークな男だな。
だがここで終わりだ」

少年の銃口の先には、その向きからして咲がいるはず。
このあとの少年と咲のやりとりで、少年は咲のことを見ていたと言っているので、標的は咲だったのでしょうか。
それとも、そのはるか先にいるはずの大統領?

そのとき、少年の持つ携帯に着信があります。
電話に出た少年が耳にしたのは謎のメロディーでした。
このメロディーがトリガーになって、少年の記憶が消えます。

一方、咲は、ホワイトハウスに向かって何か投げたことを警ら中の警官に見咎められます。
何を投げたのか質問しながら近づいてくる警官。

でも、警官が咲のところにやってくる前に、突然全裸の少年が現れます。
記憶を消されてしまった少年です。
所持品は拳銃と携帯電話。
少年は、ちょうど通りかかったトラックの影に入ったときに超人的な動きで警官と咲の前から姿を消します。
警官は、少年がトラックと一緒に行ってしまったのかと思い、そのままトラックの後を追います。
警官がいなくなったのを見計らって、少年が道路の反対側から顔を出します。
そしてそのまま咲に接近。
全裸であることを除けば、言動は好青年といったところ。
本当に普通の少年です。
咲はとりあえず自分の帽子とコートを少年に貸します。
お礼を言ってその場に銃を捨て、走り去る少年。

この時点で二人は警官に追われる身となりました。
咲は不審な行動のため。
少年は全裸で拳銃を所持していたため(^^;

咲と別れた後、少年は自分が何者なのか知るヒントを求めて、持っていた携帯のメモリーをチェックします。
でもメモリーは空。
携帯には紋章が付いていて、これは謎の男が持っていた携帯に付いていたものと同じです。
少年がこの紋章を触ると、どこかと回線が繋がります。
電話に出たのはJuizでした。
Juizは自分のことを少年のコンシェルジュだと言います。
人間というよりも人工知能のような不自然な話し方のような気がしますが。
Juizが自分のことを何か知っているような口ぶりなので、少年は自分が何者なのか尋ねます。
返ってきた答えは
「今回初めて記憶を消すにあたり、新しい経歴を用意しろとの指示がありませんでしたので、今あなたが誰かというのは分かりかねますが」

Juizはさらに、最後の指示で次に向かう場所を伝えるように頼まれていたと言い、その場所を送ってきます。
「では、健闘をお祈りしつつ、あなたが今後も救世主たらんことを切に願います」
送られてきたのは、少年の家の場所を示すデータでした。


その頃咲は、少年に渡したコートにパスポートと財布が入っていたことを思い出していました。
荷物をその場に置き去りにして少年を追います。

少年は自宅目指して一直線。
ズボンをはいていないと不自然なので、途中で出会ったビジネスマンにズボンを譲ってもらいます。
コートの前をはだけて見せた変質者少年の何を信じたのか、ビジネスマンは何のためらいもなくズボンを脱いで少年に渡します。
なぜ????? (^^;
少年に追いついた咲はその現場を目撃しました。
「な、なんでズボン貸すわけ? 訳わかんないし」
まさにそのとおり。
少年の「ジョニー」に特別な力がある・・・なんてことはないですね(^^;

ズボンをはいた少年がまた走り出してしまったので、咲も走ります。
考える間もなく(考えても分からないでしょうけど(^^;)。

しばらく走った少年は、ついに自宅に辿り着きました。
ちょうど男が出てきたので挨拶する少年。
男の話し振りからすると、少年とは顔見知りのようです。
少年はうまくとぼけて男から自分の部屋を聞き出します。

一方、咲は、アパートの前で少年が出てくるのを待っていましたが、少年がなかなか出てこないので焦ります。
帰国する飛行機の出発時間が迫っているようです。
近くにいた警官にも不審な目で見られ、もう待っていられないと判断した咲は、アパートから出てきた男に少年の部屋番号を聞いて中に入ります。

その様子を見ていた警官は、咲の挙動が不審だったので気になったようです。
そのとき、不審な男女のカップルが逃亡中だという無線が入り、ホワイトハウス前のセキュリティカメラで撮影された画像が送られてきます。
警官も咲を追ってアパートへ。

その頃、少年は自分の部屋に辿り着いていました。
でもその部屋にはまったく見覚えがありません。
壁にはホワイトハウス周辺の地図。
その地図にはランドマークの写真と手書きのメモが貼り付けてあります。
記憶を消去される前に狙っていた相手は大統領だったということでしょうか。
テーブルには銃を改造していた痕跡。
クローゼットには大量の銃と弾薬、そして自分のパスポートも数冊。
すべて偽名のようです。
さらに、写真が2枚。
パンツ一枚の少年達を背景にピースサインを出す少年自身が写っています。
窓ガラスには「ー殺す!」の文字。前半は少年の頭に隠れて見えません。
少年は、自分はテロリストなのではないかと不安になります。

そのとき部屋のチャイムが鳴ります。
ドアの前に立っていたのは咲でした。
咲は、コートを返して欲しいと頼みます。
コートが無理ならポケットの中の財布とパスポートだけでもと。

少年はちょっと待つように告げてドアを閉め、身支度を開始。
咲のパスポートで誕生日を確認し、たくさんある自分のパスポートの中から咲の誕生日に最も近い誕生日のパスポートを選択。
名前は「滝沢朗」。

部屋の前で待つ咲。
そこに、先ほどの警官がやってきます。
警官は送られてきた写真を咲に見せ、そこに写っている少女が咲なのか本人確認を求めます。
部屋の中でその様子に気付いた朗は、咲のコートを自分のコートで隠して部屋から出てきます。
朗は、咲を連れてその場から立ち去ろうとします。
警官は二人を呼びとめ、もう一枚の写真を朗に見せます。
写っているのはピンボケの全裸の少年。
朗はいきなりズボンを下ろし、警官に下半身を見せます。
警官は写真と見比べて、朗と咲を解放。
立ち去る朗は一言。
「あの時は寒かったからね」


その後、二人は警察署へ。
咲が置き去りにした荷物が盗まれたことにして、盗難届けを出しました。
次に日本大使館に行き、盗難にあったことを話して飛行機のチケット代金を立て替えてもらいます。

空港。
咲は朗に尋ねます。
最初に会ったとき、何をしていたのかと。
朗は、留学生の間で流行っているゲームだったと誤魔化します。
逆に朗からワシントンに来た理由を聞かれた咲は、ホワイトハウスに願掛けしに来たことを話します。
でもそのときにはすでに「ここは私たちと全然関係ないところ」だから、その行動には意味が無いと気付いていたようです。

ここで自己紹介。
咲は自分の名前を朗に伝えます。
朗は、自分の名前を度忘れしてしまったので、咲にパスポートを見せます。
パスポートを見た咲は、朗の誕生日が自分の誕生日の1日後だと気付きます。
咲の誕生日は1989年1月6日。
朗の誕生日は1989年1月7日。
咲は自分たちが「昭和最後の七日間」に生まれたとはしゃぎます。

この作品で聖書の記述を暗喩的に使っているなら、この七日間で何らかの「世界」が創られたのかも。
この「世界」の始まりは1989年1月1日ということになります。
アダムとイヴは世界創造から6日後に創られたので、咲はイヴに相当するのかもしれません。
朗の本当の誕生日も1月6日で、彼がアダムなのでしょうか。

朗の気さくな態度に惹かれたのか、咲はつい独り言。
「滝沢くんてもしかしたら私の王子様・・・?」

通路を少し進んだとき、朗が突然立ち止まります。
朗の前にはニュース速報を映す大型ディスプレイ。
東京にミサイルが撃ち込まれたことが報じられています。
二人が向かうのはそんな緊迫した状況の日本。

さて、この作品のタイトルは「東のエデン」ですが、英語表記だと「Eden of The East」です。
EastにTheが付いているので、「東」というのは「東洋」のことでしょうか。
咲と朗が向かう日本がエデンということになるのかも。

と思っていたら、「東のエデン」には別の意味もあるようです。
公式サイトのキーワードに記載されていました。
咲がはじめたリサイクルコミュニティの名称でもあるようです。
とある事情から活動は下火になっているそうで、その理由が気になります。また1つ謎が増えてしまいました。

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