2008年09月21日

今週の一本(2008/9/14~9/20)―『ブラスレイター』第23話

今回は七夕の日の出来事。
思わず笑ってしまうセリフも多くて、ストーリー性も演出も、これまでのエピソードに比べて一歩抜きんでていました。演出的には1期を観ているような感じがしないでもなかったかな?

・・・と、今週は「ひだまりスケッチ×365」第12話について書きたかったのですが、この作品の感想はちょっと書きづらいので、とりあえずブラスレイターでも。。。
ただし、今回のブラスレイターはいいところがなかったので、いつもより手短に(^^;


ついに国連軍が動き出し、B-2爆撃機2機をディエゴガルシア島からドイツに向かわせます。
ドイツ政府への通告なしで、いっきに核でケリをつけようとしているようです。
これを迎え撃つのはメイフォンとシドウ。
サーシャはツヴェルフ基地に残り、イシスの完成を急ぎます。

ツヴェルフの早期警戒システムが捕捉した1機は簡単に撃墜できましたが、もう1機は民間機の陰に隠れて接近していたため発見が遅れ、16発の巡航ミサイル(AGM-129 ACM)が放たれてしまいます。
メイフォンが高高度からミサイルの位置をシドウに伝え、シドウが地上から迎撃。
ところがさらに国連軍の戦闘機(F-35?)も飛来し、ミサイル迎撃で手一杯のシドウはほぼ一方的に攻撃を受けることに。
残る巡航ミサイルは2発というところまで健闘しますが、この最後の2発はお互いの距離が離れているため、ボロボロになったソードライダーではもはや対処できない。。。
ここでシドウは、広島・長崎の悲劇は繰り返させないという強い信念から、ソードライダーを自爆させた余波でミサイルを堕とすことを決断します。
崖を破壊してミサイルの軌道を変え、2発の軌道を近づけたところで自爆。
シドウも最期を迎えることに。

ところが今度は、衛星軌道上からのミサイル攻撃が始まります。
これを、メイフォンと、無事イシスを完成させたサーシャが迎撃。
イシスの完成は思ったよりも早かったです(^^;
サーシャはツヴェルフ基地からボウライダーの荷電粒子砲を撃つことになります。
冷却が間に合わないためマニュアルモードで連射しますが、その結果どうなるかは火を見るよりも明らか。
サーシャの命運も残りわずかのようです。
さらに今度は、マッハ23で飛来する第7世代ICBMが登場。
というか、予告を見るとこれは新型の戦闘機のようですね。
メイフォンはこれと刺し違えることになるのかもしれません。


一方、マレクはイシス完成までの時間稼ぎをするために、アマンダを残し一人でザーギンの元へ向かっていました。
ザーギンと対峙したマレクは、ザーギンに翻弄され、自分の弱さを認めます。
でも、人の悪しき側面に絶望してすべてを投げ出し、人類を滅亡させようとしているザーギンはもっと弱いと言って、一歩も引こうとしません。
寝ている間に自分の生き方についてしっかり悩んで結論を出し、もう迷いはないようです。逞しくなりました。
でも、ザーギンとの力の差は歴然。
やがて力尽きて動けなくなってしまいます。

そこについにジョセフが登場。
ジョセフは、サーシャの依頼でエレアが届けてくれたイシスを呑みます。
エレアによれば、アンチナノマシンの効果が現れるのは服用から1時間後。
自分のブラスレイターとしての運命がザーギンの血によって始まったので、今度は自分の血でザーギンもろともこの世から消えようとしているようです。

「誰よりも傷ついて辛い目にあってきたくせに
どうしてあなたが報われないの
どうして最後まで一人ぼっちなの」
と言うアマンダに対し、
「俺は信じている
すべてを見届けた上で、最後まで生き延びてくれた人間がいるなら
それが俺たち、ブラスレイターの救いだ」
と言い切ったジョセフの結論が、この世からの消滅のようです。

ジョセフはマレクをアマンダの元に連れ帰るようエレア(ガルム)に頼み、ザーギンとの最後の戦闘に挑みます。

そうそう、ヴィクターさんは元気を取り戻したようです。
ツヴェルフのメインコンピュータと融合して「世界が見えている」と勘違いし、新世界の神になれると大喜び。
このあと、どうなるんでしょうね(物語の尺的にも。。。)?

いつもより手短。。。だったかな?(^^;

BLASSREITER (VOL.12) [DVD]
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公式サイト
http://www.blassreiter.com/

ブラスレイター 第23話
劫火の大地

演出
佐野隆史

脚本
虚淵玄

キャスト
ジョセフ  松風雅也
アマンダ  伊藤静
メイフォン 遠藤綾
ヴィクター 斧アツシ
サーシャ  生天目仁美
シドウ   石塚運昇
ザーギン  諏訪部順一
マレク   皆川純子
エレア   花澤香菜
パイロットA 金光宣明
パイロットB 荻野晴朗


「ひだまりスケッチ×365」第12話の脚本・キャストなど
公式サイト
http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/

サブタイトル
7月7日 見ちゃダメ
7月8日 四人

演出
石倉賢一

脚本
大嶋実句

キャスト
ゆの    阿澄佳奈
宮子    水橋かおり
ヒロ    後藤邑子
沙英    新谷良子
吉野屋先生 松来未祐
校長先生  チョー
大家さん  沢城みゆき
夏目    福圓美里
女生徒   木川絵里子(木川絵理子?)
うめ先生  蒼樹うめ
posted by animisc at 13:11| Comment(0) | TrackBack(5) | ブラスレイター | 更新情報をチェックする
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