2009年02月08日

ちょっと昔のいいアニメ―『げんしけん』

最近はアニメが大量に放送されていて、それをチェックするだけでも大変。
でもここでちょっと一休みして過去の名作(?)を振り返ってみようかな、というこのコーナー。

第七回は「げんしけん」です。

『げんしけん』第6話より

神奈川では2004年10月から火曜日の深夜にtvkで全12話が放送されました。
とある大学のサークル「現代視覚文化研究会」(略称:現視研)を舞台にした日常コメディーです。
状況に流されるまま現視研に入会することになった隠れオタの笹原完士がオタクライフにどっぷり浸かって行く様子を通じて、アニメ好きな人ならどこか親近感を持てる笑いたっぷりのストーリーが展開していきます。
当時はアニメを観始めたばかりで、あまりディープなことは理解できませんでしたが、そんな初心者(?)でも楽しめた記憶があります。

当時のキャッチコピーは
「俺に足りないのは覚悟だ…」
でした。

秋葉原やコミフェス(コミケのようなもの)での同人誌購入や、コスプレ、プラモ、ゲーム、マンガ、アニメなど、濃い話が目白押し。
一応、笹原完士が主人公ということになっていますが、影の主役と言えそうなキャラが二人います。
一人は、現視研メンバー・高坂真琴の彼女である春日部咲。
彼氏が現視研に出入りするので嫌々ながらも現視研と関わりを持つことになってしまう一般人です。
その行動力で、実質的に現視研会長ではないかと思うほどの存在感を見せてくれます。
もう一人は、現視研会長の斑目晴信。
とにかく濃い語りを聞かせてくれるキャラで、存在感という意味では他のキャラを圧倒しています。
実際、第9話では、主人公・笹原完士は登場せず、実質的にこの二人だけで話が成立してしまっています。
まぁ、斑目の妄想が大半を占めているのですが(^^;

この作品世界では「くじびきアンバランス」というアニメが流行っているという設定になっています。
この「くじびきアンバランス」は、いくつかのシーンが画面内に小さく写されるだけなのに、全26話という設定でシリーズ構成からしっかり作りこまれています。
当時発売された「げんしけん」のDVDには、「くじびきアンバランス」の第1話、第21話、第25話がOVAで付いてくるほどでした。
2006年には、設定も新たに「くじびき♥アンバランス」というオリジナルアニメがTV放送されています。

さらに、ちょっとややこしいですが、「くじびき♥アンバランス」のDVDには「げんしけん」の第13話~第15話までがOVAで付いてきました。
「げんしけん」の第12話(TV最終話)で、エンディングに新キャラが後姿で登場するのですが、この新キャラの正体が、TV放送終了から2年後に発売されたOVAで明かされるわけです(^^;

げんしけん 第12話エンディング げんしけん OVA

日常物語なので派手さはありませんが、楽しめることは間違いないです。
この記事を書くために見直してみたら、当時よりも面白さが増しているように感じました。
この4年余りで、自分も現視研メンバーに近づいてしまったということでしょうか(^^;


それではまた、次回をお楽しみに。

げんしけん DVD-BOXげんしけん OVA COLLECTION [DVD]
げんしけん DVD-BOXげんしけん OVA COLLECTION [DVD]

※このDVD BOXは2008年に発売されたものです。「くじびきアンバランス」のOVAは付いていません。

公式サイト
http://www.genshiken.info/

げんしけん
第1話 「現代における視覚を中心とした文化の研究」
第2話 「消費と遊興による現代青少年の比較分類」
第3話 「地域文化振興の問題点とその功績」
第4話 「扮装と仮装の異化による心理的障壁の昇華作用」
第5話 「自律行動に見る排斥と受容の境界」
第6話 「サブカルチャーをめぐる他者との関係論」
第7話 「対人関係における行動選択の特徴」
第8話 「量産型製造過程における比較研究」
第9話 「特殊閉鎖状況下における説明義務の有無について」
第10話 「経済効果から考える余暇消費のフェティシズム」
第11話 「都市型犯罪における悪意の所在論」
第12話 「組織の再構築時に発生する課題と対策」
第13話(OVA) 「オタクが嫌いな荻上です」
第14話(OVA) 「私はオタク星人」
第15話(OVA) 「じゃあ、脱がしてあげるッ!」

監督
池端隆史(TV)
水島努(OVA)

シリーズ構成
横手美智子

演出
第1話 山田一夫
第2話 三原武憲
第3話 福本潔
第4話 平向智子
第5話 原明
第6話 三原武憲
第7話 平向智子
第8話 さんぺい聖
第9話 水島努
第10話 殿勝秀樹
第11話 三原武憲
第12話 水島努
第13話 根岸宏樹
第14話 朝見松雄
第15話 福本潔

脚本
第1話 横手美智子
第2話 吉田玲子
第3話 花村こけし
第4話 池田眞美子
第5話 平見瞠
第6話 中瀬理香
第7話 横手美智子
第8話 高橋ナツコ
第9話 横手美智子
第10話 小林靖子
第11話 横手美智子
第12話 横手美智子
第13話 横手美智子
第14話 横手美智子
第15話 横手美智子

キャスト
大山鎬則   笹原完士(第1話~第8話、第10話~第15話)
斎賀みつき  高坂真琴(第1話~第8話、第10話~第12話、第14話、第15話)
雪野五月   春日部咲(第1話~第15話)
檜山修之   斑目晴信(第1話~第15話)
関智一    田中総市郎(第1話~第8話、第10話~第15話)
乃村健次   久我山光紀(第1話~第8話、第10話~第15話)
うえだゆうじ 会長(第1話、第2話、第5話、第7話、第12話)
柳沢栄治   高柳(第1話、第3話、第11話、第13話)
桐井大介   上級生(第1話)、司会者(第4話)、店員A(第7話)、男子2(第9話)、係員(第10話)、木村(第11話)
新垣樽助   男子学生(第1話)、オタク1(第5話)
近藤孝行   ガヤA(第1話)、スタッフ(第3話)、男A(第5話)
日笠山亜美  バイト(第1話)、レジ(女)(第2話)、店員B(第7話)、岡田(第9話)、スタッフ(第10話)、女性自治会長(第11話)
今井由香   榎本千尋(第1話、第2話、第4話、第5話、第9話、第10話、第12話)
神田朱未   秋山時乃(第1話、第2話、第4話~第6話、第8話~第10話、第12話)
甲斐田裕子  橘いづみ(第1話、第5話、第6話、第8話~第10話)
田村ゆかり  朝霧小牧(第1話、第2話、第4話~第6話、第8話~第10話)
千葉紗子   律子・K・ケッテンクラート(第1話、第2話、第7話、第9話、第12話)、館内アナウンス(第3話)
川澄綾子   如月香澄(第1話、第2話、第5話、第7話、第9話)、大野加奈子(第4話~第8話、第10話~第15話)
植田佳奈   リサ・ハンビー(第1話、第4話)
桃井はるこ  榎本忍(第1話)
鈴村健一   六原麦男(第1話)
大谷育江   上石神井蓮子(第1話、第12話)
後藤邑子   山田薫子(第1話、第12話)
加藤奈々絵  鈴木憲二(第1話)
山口太郎   鈴木健司(第1話)
石井康嗣   原口(第2話、第3話、第5話、第7話)
高階俊嗣   ナレーション(第2話)、相手(第4話)
小野大輔   オタクA(第3話)、委員長(第5話)
野島裕史   元彼(第4話)、オタク3(第5話)
小林沙苗   北川(第5話、第7話、第8話、第11話、第12話)
城雅子    食堂のおばちゃん(第5話)
中田譲治   石田(第5話)
森田成一   朽木(第5話)、アレックス(第7話)
加藤将之   オタク4(第5話)
清水香里   笹原恵子(第6話、第10話、第12話)
上田陽司(*1) ナレーション(第6話)、男子1(第9話)
伊藤健太郎  沢崎(第7話)
石田彰    朽木(第7話)、朽木学(第13話、第14話、第15話)
千葉進歩   タカシ(第10話)
遠藤純一   ミズドリ監督(第11話)
保村真    MC(第11話)
水橋かおり  荻上千佳(第13話、第14話、第15話)
遠藤綾    友人A(第14話)
井口裕香   友人B(第14話)
小野涼子   店員(第14話)
澤田将考   客(第15話)

*1 「上田陽司」はクレジットの表記。現在は「上田燿司」に改名
posted by animisc at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっと昔のいいアニメ | 更新情報をチェックする
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