2009年02月21日

今週の一本(2009/2/15~2/21)―『宇宙をかける少女』第7話

今回はコロニー同士の戦闘(格闘?)とその展開に驚かされました。
ネルヴァルがあっさり退場してしまうのかと思いきや、それを助けに第3のコロニーが出現。
レオパルドとネルヴァルの関係も単なる敵同士ではありませんでした。
獅子堂評議会も本格的に動き出して、事態はさらに複雑さを増しています。


冒頭、浮上するネルヴァルに驚く秋葉たちを尻目に、アレイダが高嶺をネルヴァルに連れ去ってしまいます。
このシーンでのレオパルドとネルヴァルの会話から、レオパルドが過去にネルヴァルを裏切ったことがわかりました。
レオパルドが人類側に寝返ったということでしょうか?

第1話で描写されたレオパルド内のエレベータの扉には獅子堂財団の紋章が書かれていたので、レオパルドを作ったのは獅子堂財団だと思うのですが、もしかするとネルヴァルももともとは獅子堂財団が生み出したのかもしれません。
レオパルドは先代のクイーン(神楽?)と意気投合してネルヴァルを裏切ることになったのかも。

この裏切りのせいでネルヴァルコロニーは破壊されてしまったようです。
生き残ったネルヴァル頭脳体が桜の手伝いで修復され、「醜いボディー」に生まれ変わりました。

レオパルドは戦闘機を出してネルヴァルを攻撃します。
ところがネルヴァルにはあまり効果がないようで、逆にレオパルドはネルヴァルに取り付かれてしまいます。
ここでネルヴァルが繰り出した攻撃は「コロニー落し」。
バックドロップで月面にレオパルドを叩きつけます(^^;
さらにレオパルドに巻きついて、レオパルドを凍らせてしまいます。

レオパルド 「また凍らされてしまう」

「また」というのが意味深。
レオパルドは今回カークウッド近辺に出現するまで凍結されていたのでしょうか?

一方、秋葉は高嶺を助けるためにネルヴァルに向かいます。
いつきとほのかも後を追いますが、いつきの機体はレオパルドに接近しすぎて凍ってしまいます。
このとき、いつきの体になぜか電気が走ります。
秋葉とほのかは、落下していくいつきの機体を止めようとしますが、彼女達の機体も凍結してしまい、3人はネルヴァルの中に落下。

それを見ていた桜。
「ふんわりでカチーンがこぉーんなんだ。ぴかぴかぷびゅー?」
相変わらず意味不明ですが、今回は親切にも字幕が表示されました(^^;
『ネルヴァルは、局所宇宙の多世界解釈に基づく
水素と酸素分子の偏在に対する
シェーンブルク補正により、
氷の時間的安定同位体の存在確立を確定。
これは同時にベドノルツ効果による
位相の転移現象を引き起こし、
その結果として時間的安定同位体は理論上、
無限大の強度を持つんだぁ。』

とりあえず「存在確立」は「存在確率」の間違いということで、DVDでは修正してもらいたいです(^^;

妄想を膨らませてこれを解釈してみると、次のような感じでしょうか?
『ネルヴァルは、パラレルワールドに
偏在する水素と酸素の中から
特定の状態の分子だけを特定して、
氷の結晶を構成するような分子だけをこの空間に持ち込んでいる。
これは同時に量子ホール効果による
超伝導化と金属化を引き起こし、
その結果として生成された氷は理論上、
無限大の強度を持つんだぁ。』


その頃、風音は獅子堂の長老たちに面会に行っていました。
長老? 「ついに現れたか。あの呪わしい過去が」
長老? 「ネルヴァルか」
長老? 「闘いの時はやってきた。獅子堂は再び立ち上がり、人類の敵を討つ。風音。おぬしに獅子堂家の全統帥権を委譲する」
長老? 「守姫を」
すると、2人の長老に挟まれて座っていた女性が抱える人形の中から守姫(ナビ人)が現れました。

このシーンでギシギシいう妙なSEが入るのが気になります。
単に人形が古かっただけなのかもしれませんが、もしかして、人形を抱えていた女性はドロイドなのでは?
守姫を送り出すときに両腕を広げても人形は固定されているように見えるので、女性の中にいた守姫が人形の中に移動したときの音なのかも。
そんなことをする理由はまったく不明ですが(^^;

守姫は風音のところまで飛んでいきます。
風音 「確かにお預かりしました。コントロールミッション開始します」

場面は変わり、獅子堂家。
エルと男性(名前不明)と女性(名前不明)が風音の帰りを待っていました。
風音 「みなさん、長老たちのお許しが出ました」
男性 「それが神楽さまの?」
エル 「具体的に作戦の立案に入りましょう」

守姫は神楽という人物と関係があるようです。
神楽というのは、秋葉の夢(?)の中のジャズ喫茶に現れる女性だと思います。
第5話で「史上最強の当主はこの私」と自画自賛していたところからすると、風音の前に獅子堂家の当主だった人なのかもしれません。


一方、ネルヴァルの中に墜落した秋葉たち。
気絶しているいつきを起こそうとしている秋葉の腰に黄金銃が光ります。
ネルヴァルがそれに気付きました。

「レオパルドの黄金銃か。ではお前が、宇宙をかける少女」

ネルヴァルも「宇宙をかける少女」という言葉を口にしました。
秋葉にはかなり特殊な能力があるようです。
桜がパラレルワールドの存在を肯定するようなことを言っていたので、パラレルワールド間を自由に行き来するような能力なのかもしれません。

ネルヴァルの出現にほのかが怒りをあらわにしました。
ほのかに気付いたネルヴァルは
「ほぅ、イグジステンズの生き残りだな。いまだ健在とは」

またまた謎の言葉です。
ほのかはイグジステンズの生き残り。
QTの検体か何かのことでしょうか?
あるいは、これにもパラレルワールドが関係してくるとか?
ほのかは自分の世界に戻るために「宇宙をかける少女」が必要なのかも。
とりあえず、ほのかの仲間は滅んでしまったようで、その滅びにネルヴァルが関係していたのは間違いなさそうです。

ほのかは我を忘れてネルヴァルに突進します。
そこにタキオンソードを持ったアレイダが割り込んで、ほのかを弾き飛ばします。
アレイダは、秋葉といつきにも襲い掛かります。
そこに高嶺が乱入。
秋葉にレオパルドに戻るよう指示します。
「ネルヴァルを倒すことができるのは、レオパルドのソウルシャウツだけよ」
レオパルドのソウルシャウツのことまで知っています。

秋葉たちはレオパルドに向かい、高嶺とアレイダはネルヴァルの外壁を破り外へ。
高嶺は自分のQTアームズを呼びます。
「復讐を待ちて数えし月暦(つきごよみ)。来たる逢瀬(おうせ)に泣きし刃(やいば)よ」

これまた意味深なセリフ。
この状況でこのセリフということは、復讐の相手はアレイダでしょうね。
辛いけれども倒さなければならないということですね。
誰のための復讐なのかが気になるところですが、その前に、「逢瀬」というからには、アレイダは高嶺の恋人だったということでしょうか?
アレイダの装甲服の中身は男?


秋葉、いつき、ほのかはレオパルドに辿り着きましたが、レオパルドはまだネルヴァルに巻きつかれています。
秋葉 「レオパルド。そいつを引き離して」
レオパルド 「無理だ・・・日陰にいすぎて、エネルギーが・・・」
これまで日光を避けていた理由はよくわかりませんが、そのせいで肝心なときにエネルギー切れ。
間抜けな人工知能です(^^;

とりあえずほのかといつきはネルヴァル攻撃に向かいます。
そして秋葉はレオパルド内部へ。
秋葉 「とっとと撃って終わらせるわよ!」
レオパルド 「こ、こら・・・このままボクのキャノンが撃てると思うんじゃないぞ。ゴールデンオーブが、その、縮こまって、なんかとても、眠くなって・・・」
そのとき冷気が押し寄せ、秋葉とイモちゃんは凍ってしまいます(^^;

そしてまた夢(?)の中。
いつものジャズ喫茶。
いつもの女性(神楽?)が秋葉を揺り起こします。
秋葉 「あと5分だけ」
神楽 「だめ。あなたはまだ早いの」
死にかけている秋葉があの世に行くのを引き止めているような感じ。
さらに神楽は「ほら、来るわよ」と言って未来予知。
この言葉のすぐ後で、桜のインスピレーションが宇宙をかけ巡ります。
桜 「あめ、あめ、あめー。あめーじーーんぐ!」
この思考がなぜか高嶺とほのかに伝わりました。
そして、コロニーにいる風音は電話でこれを聞きます。
風音 「まりまりをやじやじしてまんまろに。太陽エネルギーを集めればいいのね」
電話の相手が誰なのかは不明。

防衛行動開始。
守姫がスロットに飛び込み「システムオールレディ」
風音 「アブソリュートブレイクスルーコントロールをもって、カークウッドを日照管理局へ介入。発動!」
守姫 「アイハブコントロール」

カークウッドに電力を供給するためのソーラーパネルの向きをレオパルドの方向に変え、太陽光を照射。
氷が溶けていきます。
温度が上がれば超伝導状態は消失して金属化も解除され、残るのはただの氷。氷は太陽熱で簡単に解けてしまいます。

太陽光でレオパルドのエネルギーも補充されました。
「復活だ! 日の光を制したボクは、いまや無敵だー!」
レオパルドはネルヴァルを引き剥がします。

ネルヴァルは反物質砲を撃たれる前にレオパルドを破壊しようと、巨大な氷の塊を生成して投げつけます。
そこに高嶺が現れ、QTアームズで氷塊を真っ二つ。
秋葉が黄金銃の引き金を引いて、反物質砲がネルヴァルを直撃します。
直前にアレイダが飛び込んできましたが、大爆発に巻き込まれてしまいます。
ネルヴァルはラスボス的位置づけだと思っていたので、これには驚きました。

レオパルドは「過去の因縁」を乗り越え最強の存在になったと大喜び。
そこにどこからともなく女性の声。
「相変わらず短絡的なのね、レオパルド」
空間を切り裂き現れる巨大構造物。
「お久しぶりねぇ、レオパルド」
「その声は・・・貴様、クサンチッペか!?」
またまた新たな「しゃべるコロニー」が出現しました。
ネルヴァル様を迎えに来たと言っています。

レオパルドは、ネルヴァルはたったいま撃破した・・・と言いかけますが、ネルヴァルは無事でした。
ネルヴァル頭脳体はアレイダのQTのおかげで助かったようです。
ネルヴァル 「まだソウルシャウツの威力は完全ではないようだな」
驚くレオパルド。
ネルヴァル 「いずれまた会えよう。息子よ」
ネルヴァルはアレイダとともにクサンチッペの中に消えていきます。
ワープして消えてしまうクサンチッペ。

なんと、レオパルドはネルヴァルの息子だったようです。
コロニーの血縁関係なんて、予想どころか妄想すらできませんでした(^^;
まぁ、実際に「生んだ」わけではないでしょうから、同じテクノロジーを使って作られた2代目とかいうことになるのでしょうけど。

再び場面が変わり、レオパルド内。
秋葉以下いつものメンバーと桜が勢揃い。
桜は秋葉にゴールデンオーブウォーマーを手渡します。
これでレオパルドが凍らされてもゴールデンオーブが縮こまらなくなるので、レオパルドキャノンを撃てるようになりました(^^;
そこに高嶺が現れます。
秋葉は今回の件について説明を求めますが、まずはカークウッドへ帰還することに。

カークウッド近辺の宙域に到達し、路面電車の中でくつろぐ一同の前に、今度は風音とエルが姿を見せます。
獅子堂家とスール家のトップまで現れ、いつきは厳しい表情。
イモちゃんは高嶺のそばに浮かぶナビ人を見て呆然とします。

事情がまったく分からない秋葉に対して、最初に説明を開始したのはエル。
エル 「あれが私たちの敵。そして人類の敵よ」
風音 「ネルヴァルを倒すために巨大な権力を与えられた超法規権力機関。それが私たち獅子堂評議会。そして、あなたはレオパルドとともにネルヴァルと戦う運命なの」
秋葉 「はい? あー? はい? はいぃぃぃぃぃ!?」

ここでエンディング。
毎回エンディングへの入りが素晴らしいですね。
謎が謎を呼び、いい感じで面白さが維持されています。
全体的にテンポもいいので本当に楽しめる一本です。

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公式サイト
http://www.sorakake.net/

宇宙をかける少女 第7話
神々の闘い

演出
竹内浩志

脚本
樋口達人

キャスト
獅子堂秋葉    MAKO
神凪いつき    遠藤綾
河合ほのか    牧野由依
レオパルド    福山潤
獅子堂妹子    野中藍
ソルジャーウル  黒田崇矢
獅子堂風音    田村ゆかり
獅子堂高嶺    ゆかな
獅子堂桜     斎藤桃子
エル・スール   木村亜希子
エミリオ・スール 石田彰
真宮寺時雨    小野大輔
昴白夜      鹿野優以
ブーゲンビリア  菊地美香
ミンタオ     小清水亜美
幹部       宮下栄治
幹部       酒井敬幸
幹部       中博史
月防空総体司令  はらさわ晃綺(DVDでは「月防空総隊司令」)
神楽       中原麻衣
クサンチッペ   田中理恵
ネルヴァル    銀河万丈
posted by animisc at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙をかける少女 | 更新情報をチェックする
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