2010年01月10日

今週のおまけ2(2010/1/3~1/9)―『おまもりひまり』第1話

今期はまだコレだ!という作品がありません。
ということで、今週のおまけ第2弾。
テンプレアニメだとか、ストーリーがありきたりすぎるとか、あまり評判は良くないようですが、思っていたよりもシナリオが練られていて、キャラの動かし方がうまいような気がします。


まずは導入部。
幼い頃におばあちゃんから貰った御守り。
その効力が弱くなっていき、加護の光が消滅。
それと同時に動き出す妖と謎の少女たち。

波乱の幕開けを感じさせるなかなかいい出だしで始まりました。

お守りを持っていた少年の名は天河優人。
高校生です。
昔から妖を退治してきた鬼斬り役十二家の1つ、天河家の血筋を受け継いでいる少年だということが中盤で明らかになります。
妖たちが動き出したのは天河家に対する恨みを晴らすためで、優人は彼らから命を狙われることになってしまいました。

優人の存在に気付く少女たちのうち、大邸宅でくつろいでいた人のシーンだけは夕方だったので、御守りの効力は世界規模で有効だったようです。

この緊張感溢れるシーンに続くのは、軽快な音楽とお約束の幼なじみキャラの登場です。
九崎凛子。
優人の同級生。
御守りの効力が切れた夜の翌朝、凛子は優人の部屋に行って優人を起こし、そのまま一緒に登校します。
その途中、日本刀を持つ少女が現れます。
「主が天河優人か?」
昨夜、優人の存在に気付いた少女の一人です。
いきなり優人に抱きつき、優人を慌てさせます。
それを見た凛子は、とりあえず優人を強引に引きずってその場から脱出。

昼休みに校舎の屋上で、凛子は彼女が誰なのか優人を問いただします。
優人は謎の少女のことを憶えていないようですが、そもそも幼い頃の記憶がほとんどないようです。
凛子は気になってしょうがありません。
さらに優人に質問を投げかけます。

そのとき、優人の友人の柾木泰三がやってきます。
彼はこの直前に優人の命を狙う妖に憑依されています。

ここから、優人と凛子が妖に襲われ、緋鞠が駆けつけて憑依妖怪を倒すという、一連のシーンが始まります。
今回のエピソードで一番はっきり「あやかしサウンドシステム(フィルムスコアリング)」の効果が出ていたのがこのシーンではないでしょうか。
BGMの緩急の付け方がシーンの流れに見事にマッチしていました。

妖を倒した緋鞠は無言で去ってしまいますが、その夜、ベッドで横になる優人のもとに現れ、ついにその正体を明かします。
さらに、御守りの効力が切れたことと、昼間に遭遇したような妖が集まりだすことも伝え、今後は古の盟約に従って自分が優人を守ると宣言。

ここになぜか凛子がやって来ます。
昼間のことについて話すために来たようですが、夜11時過ぎの寝静まった家に入り込んでくる行動はかなり謎です(^^;

ちょっとした誤解はあったものの、ここで凛子も「事情」を知ることになります。
緋鞠が猫の妖怪だということも知ってしまいました。
ここまではかなりお約束な展開が目立ったのですが、この点だけは新鮮でした。
普通だと、凛子は緋鞠のことを人間だと思ったまま事態が進行して、優人と緋鞠の関係にやきもきするという流れになるような気がするのですが(自分が知らないだけで、こういうテンプレートもあるのかもしれないですけど)。

とにかく、凛子はすべての事情を知った上で緋鞠を優人から引き離そうと、緋鞠にスポーツで勝負を挑みます。
運動神経がいいのでなんとかなると思ったようですが、やはり妖相手では勝負にならず、結果は完敗。

「これでわかったか?
主に若殿を守る力はない。
私にはそれがある。
諦めて手を引くがよい」

「なによ猫のくせに!
化け物の分際で私たちの生活に入ってこないでよ!」

「承知しておるわ、そんなこと・・・」

凛子はすぐに失言に気付き、さらに落ち込んでしまいます。


校舎の屋上で一人で佇む緋鞠。
そこに優人がやってきて、凛子に悪気はないから許してやって欲しいとしっかりフォローを入れます。
緋鞠は特に気にしていなかったようです。
それよりも優人が自分のことを迷惑に思っていないかどうかを気にしていました。
優人は緋鞠の存在をあっさり受け入れます。

「ならば、私を受け止めてくれ」

緋鞠は優人の胸に飛び込みます。
優人は以前にもこれと同じようなことがあったような不思議な感覚に襲われますが、はっきりと想い出せない様子。
どうやらこの2人は、優人が幼いときにすでに出会っていたようです。

翌朝。
昨日の発言に自己嫌悪になっている凛子が、再び優人の部屋にやってきます。
ちゃんと謝るつもりで部屋のドアを開けますが。。。
緋鞠が優人に寄り添って寝ていました(^^;
目の前の光景に唖然とし、ブチキレる凛子。
まぁ、これもお約束の展開。

そして最後は新たな刺客の登場です。
でもこの刺客、エンディング(次回からはオープニング)で料理をしている後姿の子に似ているような気が。。。
優人の同居人が増えることになるのでしょうか?
凛子の悩みの種が増えそうです(^^;


ということで、第1話終了です。
飛びぬけて面白いわけではありませんが、何気に結構楽しかったです。
少なくとも、テンプレアニメというだけで否定する気にはなりませんでした。
今後の展開にもちょっとだけ期待してみます。
エロだけのアニメにはならないことを願って。

そういえば、この作品の監督はウシロシンジさんで、シリーズ構成は長谷川勝己さんです。
この2人は以前『乙女はお姉さまに恋してる』でも組んでいました。
ウシロシンジさんは監督ではなくて助監督でしたが。
そして、第1話、3話、12話では、2人がそれぞれ演出と脚本を担当されていて、特に第12話はさわやかで後味の良いエピソードだったのが今でも記憶に残っています。
この作品でもあのときの感動をもう一度味わうことができたら嬉しいです。
作品のジャンルがまったく違いますけど(^^;

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公式サイト
http://newtype.kadocomic.jp/omahima/

おまもりひまり 第1話
猫と少女とアレルギー

演出
駒屋健一郎

脚本
長谷川勝己

キャスト
天河優人         平川大輔
野井原緋鞠        小清水亜美
九崎凛子         野水伊織
静水久          真堂圭
神宮寺くえす       松岡由貴
リズリット・L・チェルシー 大亀あすか
如月冴          根谷美智子
柾木泰三         鈴木達央
委員長          嶋村侑
憑依妖怪         瀧澤樹
妖            田坂浩樹
妖            上城龍也
妖            岡哲也
女子生徒         本多真梨子
女子生徒         美名
posted by animisc at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | おまもりひまり | 更新情報をチェックする
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