2010年05月16日

今週の一本 その2(2010/5/9~5/15)―『薄桜鬼』第7話

今回はいろんなエピソードがてんこ盛りで、これまでとはちょっと雰囲気が違いました。
また、隊士たちのピンクの乳首が披露されるサービスシーン(?)もありました。
まあこれについてはあらゆる意味でどうでもいいので触れないでおきましょう(^^;


本編は、前回の続きとなる、千鶴を連れ去ろうと手を伸ばす風間のシーンから始まります。
追い詰められた千鶴。
そこに、原田と斎藤が駆けつけてくれます。
そしてもちろん土方も。

禁門の変のときからライバルのような関係になってしまった斎藤と天霧、原田と不知火、土方と風間がそれぞれ対峙します。

天霧は、禁門の変のときと同様に今回も戦う理由がないから争うのはやめようと斎藤に言います。
でも今回は天霧たちが千鶴に手を出そうとしたので、斎藤には戦う理由がありました。

原田には、たとえ千鶴の件がなかったとしても不知火を見逃す理由がありません。
前回の決着をつけるためさっそく戦闘開始です。
ただし、不知火は本気を出していないようです。
銃声を聞きつけた隊士たちがやってくると面倒なので、発砲を控えているようです。

土方は、風間たちが将軍を襲うのではなく千鶴を連れ去ろうとする理由を尋ねます。
それに対する風間の答えは「将軍も貴様らも今はどうでもいい。これは我ら鬼の問題」
“鬼”という言葉に土方は眉をひそめます。
風間はとにかく土方のことが気に入らないようで、有無を言わさず刀を振り下ろしてきました。
風間は相変わらず日本刀を片手で振り回しています。
土方とはかなりの力差があるようです。
これが人間と鬼の差。
風間の刀を必死に受け止めながら、土方は再度尋ねます。
風間たちが千鶴にこだわる理由が理解できないのではっきりさせたいようです。
でも風間の答えはまたも謎めいたもので、要領を得ません。

そこに騒ぎを聞きつけた隊士たちが駆けつけてきました。
風間たちは、千鶴が鬼の一族だと確認できただけでよしとし、今回は退きました。

風間たちが去った後、土方は千鶴を問いただします。
「おいお前、あいつらに狙われる心当たりでもあるのか?」
「いいえ、私にもよく・・・」
千鶴は自分でも“鬼”の件についてよく理解できていないので、この答えは嘘ではないのですが、自分に異常な治癒能力があることは知っていて、そのことをほかの人に知られたくないという想いがあるので、歯切れの悪い答えになってしまいました。
土方は、風間が口にした“鬼”という言葉と千鶴の父・綱道が研究していた薬、それと千鶴の反応の間に何らかのつながりがあるかもしれないと疑いだしたのではないでしょうか。

その後、一人になった千鶴は、自分が鬼で風間の同胞だと言われたことの意味を考えて悩みます。


日付が変わったある日。
斎藤の組の巡察に同行する千鶴。
千鶴は揉め事が起こっていることに気付きます。
どうやら、浪士たちに絡まれている子供を助けようとした少女が、浪士たちと言い争いになってしまったようです。
千鶴は思わず駆け出してしまいます。
それに気付いた斎藤はため息。
おそらくこれまでにもこんなことが何度もあったのでしょう。
千鶴が後先考えずに行動してしまうのはしかたがないことだと、斎藤はあきらめているのかもしれません。
そういえば池田屋への討ち入りのときも、沖田を助けようとして斬り合いの中に飛び込んで、斎藤に助けられていましたね。
あのときはかなり無謀な行動でした。
千鶴は正論で浪士たちを引き下がらせようとしますが、そんな言葉が届くはずもありません。
斬りかかられそうになって立ちすくんでしまったところを、また斎藤に助けられました。
とりあえず事態が収拾したところで、少女が千鶴に感謝の言葉をかけてきます。
そして、これも何かの縁だから、女の子同士仲良くしようと言って、名前を聞いてきました。
この少女にも千鶴の男装はバレていました(^^;
少女は、雪村千鶴という名前を聞いて一瞬だけ目の色を変えます。
どうやら千鶴のことを知っているようです。
表情はすぐにもとにもどり、自分は「千」だと名乗りました。
この少女は第4話で登場した千姫のようです。
町人の格好をして町を見て回っていたのでしょうか?
いずれにしても、姫が一人で町中を出歩くというのは普通では考えられないことです。
単におてんばな性格で無茶をしているだけでしょうか。
第4話での発言といい、今回の行動といい、なかなか不思議なキャラです。


また別の日。
新選組の身体検査の日。
近藤の計らいで、千鶴は松本良順という医者と面会します。
松本は千鶴の父・綱道と懇意にしていたようです。
千鶴は松本から“薬”についてさらに詳しいことを聞かされます。
綱道は幕府の命令で羅刹(らせつ)を生み出す研究をしていたそうです。
羅刹とは鬼神のような力と驚異的な治癒能力を持つ人間のこと。
そのために使うのが“薬”=変若水(おちみず)。
西洋のElixir、中国の仙丹に相当する薬。
松本の考えでは、綱道がいなくなってしまった理由は、このような研究に耐えられなくなったからではないかとのこと。


翌日。
沖田が体調不良のことで松本に相談します。
症状を聞いた松本は、沖田が労咳(肺結核)を患っていると診断しました。
松本は沖田に新選組を離れて静養するよう勧めますが、沖田はそれを拒みます。
新選組に残って「敵」を倒すことが自分にとってのすべてだと。
肺結核は空気感染する病ですが、症状が進んでたんやつばと一緒に結核菌を排出するようにならなければ人にうつすことはないようです。
沖田の病もまだ症状が進んでいないということなのでしょう。
偶然そのやり取りを耳にした千鶴は、このことを誰にも言わないと沖田に約束しました。

沖田の病のことや父の失踪、鬼のことなど、悩みの種が増えてしまった千鶴。
一人で考えながら中庭の掃き掃除をしているところに、再び風間がやってきました。
今回は千鶴を連れに来たわけではなく、ひとつ確認しに来たようです。
「お前は綱道と関わりがあるのか?」
この尋ね方だと、千鶴は綱道の実の娘ではないように思えます。
「雪村綱道は私の父です」
風間はこの答えを聞いて疑問が解けたようです。
もしかすると、綱道がなぜ変若水を作れたのか疑問に思っていたのかもしれません。
綱道と千鶴=鬼のあいだにつながりがあったので、その理由が分かったということでしょうか?
変若水には千鶴の体液(血?)が使われているのかもしれません。
ここで土方、原田、藤堂が登場。
風間は知りたかったことを確認できたので、そのまま退散します。
でもその前に忠告。
「ただの人間を鬼に造りかえるのはやめておけ」
さらに、綱道が自分たちと一緒にいることも言い残していきました。
千鶴が新選組にいるのは父を捜すため。
風間の言葉で父の所在が分かった千鶴はどう動くのでしょうか?
もちろん風間の言葉が真実だという証拠はありませんが。。。


そしてラスト。
昼間に活動できないとはいえ、左手の傷が完治した山南がやる気満々になっています。
「新撰組」を「羅刹隊」と改名し、本格的に動き出そうとしています。
でも、ここで気になるのが風間の忠告。
今のところ変若水の改良は成功しているように見えますが、いずれ「失敗だった」と気付くことになってしまうのでしょうか。
山南を待ち受けているのは悲惨な結末なのかもしれません。


そういえば、藤堂の様子がおかしかった理由が判明しました。
もともと新選組は京の治安維持が目的だったのに、いつのまにか幕府の家来みたいになってしまったので、やる気を失っているようです。
今後は史実どおり新選組を去ることになるのでしょうか。


次回は「あさきゆめみし」
息抜き回かな?

薄桜鬼 第4巻 [DVD]
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公式サイト
http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/hakuoki/

薄桜鬼 第7話
桎梏の運命(しっこくのさだめ)

演出
邑木小詠

脚本
笹野恵

キャスト
雪村千鶴   桑島法子
土方歳三   三木眞一郎
沖田総司   森久保祥太郎
斎藤一    鳥海浩輔
藤堂平助   吉野裕行
原田左之助  遊佐浩二
近藤勇    大川透
山南敬助   飛田展男
永倉新八   坪井智浩
井上源三郎  小林範雄
山崎烝    鈴木貴征
伊東甲子太郎 千々和竜策
松本良順   佐藤広太
千姫     石川綾乃
風間千景   津田健次郎
天霧九寿   山口りゅう
不知火匡   吉田裕秋
posted by animisc at 15:57| Comment(0) | TrackBack(1) | 薄桜鬼 | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2010-05-18 15:44