2010年07月07日

今週の一本(2010/7/4~7/10)―『世紀末オカルト学院』第1話

超能力者、UMA、死霊、タイムトラベラーと、第1話からおもしろ要素をたくさん盛り込んできました。
次回予告で言っていたオーパーツとかUFOとかも今後出てくるのでしょうか?
楽しみで仕方ありません(^^;

第1話となる今回は、ホラー&ギャグ仕立てのストーリーの中で主人公・神代マヤ(くましろ まや)の人物像の説明と、今後レギュラーとなりそうな個性的な面々の顔見世をしてくれました。
そして最後は、もう一人の主人公・裸の男(No6)の衝撃的な登場で締めです。

マヤは幼いころに家族を崩壊に導いたオカルトというものを嫌悪しています。
でも同時に、オカルトに関してはかなりの知識を持っている様子。
そんな彼女が、父親が創設したヴァルトシュタイン学院、通称オカルト学院にやってくるところからストーリーが始まります。

と、その前に、アバンで重要な伏線を張っていました。
モスマンらしき謎の化け物に追われるスーツ姿の男が描かれます。
「転送だ! 転送してくれ! 化け物だ! 見たこともない化け物に追われてる。パイロキネシスじゃ対抗できない。もう“鍵”どころじゃない!」
男は携帯電話のような端末で司令部(薄暗い小部屋)とおぼしき場所と連絡を取っています。
その司令部で男の活動をモニターしているのは科学者と軍人。
男の緊急要請を受けた科学者は急いで転送ゲートを開きます。

転送完了。

司令部にある転送装置の外観は『ザ・フライ』の転送ポッドを髣髴させる、いかにもといった感じのものです。
その中から出てきたのは、残念ながら(?)男とモスマンが融合した生物ではなく、男の右腕でした。
体のほうはモスマンの餌食になったようです。

落胆する科学者と軍人たち。
彼らは男のことをNo5と呼び、このミッションに使える人材はあとNo6しか残っていないと沈痛な面持ち。
おそらくNo1からNo4までも失敗だったのでしょう。
No1からNo6のことは、まとめて「あべみのる」と呼ばれていましたが、そういう人物のクローンか何かでしょうか?

ということで、アバンが終わりいよいよ本編。
時は1999年7月。
場所は長野県松代。
皆神山の頂上にあるヴァルトシュタイン学院。
ここがこの作品のメインの舞台のようです。

心臓麻痺で亡くなった学長の葬儀が行われているところに、学長の娘・マヤがやってきました。
白のワンピースを着ています。

ここで「ムー」の三上編集長のお言葉を思い出してみると・・・。
「白というのは色のない“無”の状態――“死”に通じる色なんです。(中略)儀式とは、大きく解釈すれば“転生のプロセス”なんです。」

この後明らかになるように、マヤは父親の人生を一変させて幸せな家庭を崩壊させたオカルトを憎んでいます。
父親の葬儀という一大イベントを機に、無から生まれ変わろうとしているのでしょうか?
(と思いきや、幼いころから同じ服を着ているようなので、あまり意味はないのかもしれません(^^;)


マヤを出迎えたのは、教頭の川島千尋(かわしま ちひろ)。

川島は全校生徒の前で、学長の机の引き出しに残されていたカセットテープを再生します。
録音されていた冒頭の言葉を事前に聞いて、生徒たちへの別れの言葉が入っていると思ったようです。
学長の言葉は、いつか生まれ変わった時にまた会おうというもの。
さらに、生徒たちがこれからも真理の探究を続けるように願います。
そして最後に生徒たちに最後の贈り物。
古文書に書かれていた精霊召喚の呪文を偶然発見したので、みんなに精霊をみせてあげようとします。

学長は呪文を詠唱します。
マヤはその呪文に驚いた様子。
何かに気付きました。

しばらくして、再び学長の声。
「いかん間違えた。これは太古の死霊を呼び覚ます呪文だった」
迂闊にもほどがあります(^^;

そして異変。
どこからともなく死霊が現れ、棺の中の学長の遺体に憑りついてしまいました。

生徒たちはパニックを起こし逃げまどいます。
そんな事態になっていることは知るはずもない学長の声が続きます。
「なんか来た! んー、しかたがない。今晩はまた・・・あとにして・・・今夜はもう結界を張って寝るとしよう。おやすみ」と言って録音をやめて寝てしまいました(^^;
どうやらこれは遺言のリハーサルだったようです。

死霊に憑りつかれた学長の遺体は、一人の生徒に目をつけ襲いかかろうとします。
その生徒は成瀬こずえ。
成瀬こずえは恐怖で固まってしまいます。
そこに飛び込んできて死霊を一撃で撃退するマヤ。
死霊を棺の中に押し戻し、逃げまどう生徒たちに静粛にするよう呼びかけます。
この世に死霊など存在しないのだから目を覚ませと。
今の出来事はやらせだと。
当然生徒たちは納得せず、不満の声がくすぶります。
マヤ自身もこの説明に無理があるのは分かっているので、矛先を川島に向けます。
「白状なさい。これはやらせでしょ!」

川島は当然否定します。
行き詰ったマヤは、今度は学長のペテン師ぶりを饒舌に語りだしました。
でもその背後では再び死霊が暴れだそうとしています。
「後ろ、後ろ」とささやく生徒たち(^^;
気付いたマヤが振り返ると、そこには復活した死霊が。
マヤは放り投げられ、床にたたきつけられてしまいました。
このときになってやっと講堂のドアが開き、生徒たちは逃げ出すことができます。
死霊はそれを追って講堂から消えてしまいます。

ここで、マヤのもとに成瀬こずえと黒木亜美が駆け寄ってきました。
黒木亜美はマヤの幼馴染のようです。

そしてついにマヤのオカルト知識の豊富さが明らかに。
マヤがオカルトを嫌悪しているのは本当のようですが、同時にオカルトの知識もずば抜けていました。
学長が詠唱する呪文に驚いていたのも、それが死霊を召喚するものだと気付いていたからのようです。
この死霊は古代エジプトに栄えたとされる幻のラロカ文明の人々を恐れさせたラミーだと、マヤは看破します。

マヤと成瀬こずえは死霊を追って20階建ての本館へ。
遅れてやってきた黒木亜美は助っ人を連れてきました。
1人はJK。
かなり個性的な外見の男性です。
オカルト専門のダウザーで、ダウジングで死霊を探し出せるそうです。
もう1人はスマイル。
学院専属の機械工で、腕っぷしには自信あり。

一行はJKを頼りに本館内を捜索しますが、ここで再び成瀬こずえが襲われることになります。
死霊に襲われ、姿を消してしまいました。
そのときJKが死霊の気配を察知します。
「霊体エネルギーを捉えた。こっちに向かってくる」
ダウジングロッドが震えだし、天井の照明が次々と消えていきます。
全員が前方に注目し、いよいよ死霊の登場か?
というところでダウジングロッドが180度回転(^^;
全員が振り返ると、そこには死霊に憑依された成瀬こずえが。
彼女は一行に襲い掛かります。
ところが、スマイルの一撃をくらいメガネがはずれ、「メガネ、メガネ」のお約束のセリフ(^^;
さらにスマイルに馬乗りされてボコ殴りされてしまいます。
「顔はやめて」と言っていることからすると、本人の意識も残っているのでしょうか。
憑依された成瀬こずえは隙をついて逃げ出しますが、その際、学長の声で「マヤ」と一言。
マヤは無我夢中で成瀬こずえを追います。

マヤが飛び込んだ部屋は、暖炉に火が灯り、豪華なディナーが用意された安らぎのある部屋。
そこに学長がいました。
柔和な表情で、葬儀はやらせだったと告白します。
そうでもしなければマヤが会いに来てくれないと思ったからだと。
そして、オカルト研究に没頭して家族を顧みなかったことを謝ります。

マヤは(おそらく)本当の涙を流し、学長を許します。
そして学院を案内してほしいと言って学長を誘い、部屋を出ようとします。
でもここで部屋の温度が急激に低下。
マヤはこれが死霊が見せている幻影だと気付いたようです。
「ねえパパ、知ってる? 邪悪な霊は人の心を読み、その弱みに付け込むのよ」
「ほぅ」
「そして、ラミーを仕留めるには、最初に憑りついた肉体の・・・首を・・・切断しなきゃあいけないのよ!」
振り向きざまに斧で学長の首を切断するマヤ。

そのとき黒木亜美たちも遅れて到着。
死霊から解放された成瀬こずえ(なぜか爆発ヘア)もいます。
彼女は毎回不遇な扱いを受けるかわいそうなキャラなのかもしれません(^^;
黒木亜美たちが目にしたのはアイアンメイデンなどの拷問道具が並ぶ拷問部屋でした。

ということで、死霊の件はこれでひとまず一件落着。
でも、事の成り行きを監視していた黒服の男から報告を受けた川島千尋は、黒服の男にマヤの監視を続けるよう命令します。
学長の死についてなにか隠していることがあるようです。
葬儀でマヤに「やらせ」だと指摘されたときは肝を冷やしたと言っているので、あの騒ぎは本当にやらせだったのかもしれません。
もしかしたら学長は遺言のリハーサルのときに死霊を呼び出し、そのまま死んでしまったのかもしれません。
川島千尋はその後、何らかの方法で死霊を操っていたのでしょうか?
川島千尋が垂らしたあの異様に長い鼻水にも秘密があるのかも(^^;


そしてラスト。
1人たたずむマヤ。
オカルトに心酔した生徒たちが卒業して巣立っていけば、世に厄災をばらまくことになるから、その前に自分が学院をつぶすと決意を新たにします。
自分はそのために帰ってきたのだと。
マヤは夕日に向かって叫びます。
「オカルトなんか、大っ嫌いだーーー!」

そのとき空から携帯が落ちてきます。
アバンでNo5が使っていたものと同じ型の端末のようです。
さらにその直後、空から光の柱が出現。
その柱をつたって降りてきたのはなぜか裸の男。
空から降り立つ恐怖の大王・・・ってことはないですね(^^;
マヤの目の前に着地した男は一瞬ターミネーターのような姿勢をとり、未来からやってきたことを匂わせます。

男の股間をしっかり目撃して呆然自失のマヤ。
まだ状況が把握できなくて呆けている男。
さてこの後2人は・・・。
というところで次回へ続くとなりました。

この裸の男がNo6で、名前は内田文明(うちだ ふみあき)というようです。
どうやら“鍵”というものを探すために2012年から来たようですが。。。


ところで、アバンに登場した軍人の中にリーダーらしき人がいましたが、外見が学長のように見えました。
ひげのはやし方が少し違いましたが。
彼らが使っていたノートパソコンのメーカーは「ZONY」だったのに、学長のカセットテープを再生したプレーヤーにはちゃんと「SONY」と書かれていたことからすると、2012年として描かれた世界はマヤの世界の時間軸の延長上にないのかもしれません。
この世界では学長は軍に属していて、パラレルワールドにエージェントを送り込んで“鍵”を探し出そうとしているのでしょうか?
冒頭のNo5が送り込まれたパラレルワールドは化け物が闊歩する世界だったということかもしれません。
No6が送り込まれたマヤの世界に“鍵”はあるのでしょうか。
というか、“鍵”とはなんでしょうか?

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公式サイト
http://www.occult-gakuin.jp/

世紀末オカルト学院 第1話
マヤの予言

演出
伊藤智彦

脚本
水上清資

キャスト
神代マヤ    日笠陽子
黒木亜美    高垣彩陽
成瀬こずえ   花澤香菜
JK       子安武人
スマイル    高橋広樹
川島千尋    小林ゆう
裸の男     水島大宙
黒服      江川大輔
タクシー運転手 松山鷹志
No5       住吉屋力
科学者     二又一成
サブリーダー  桐元琢也(「桐本琢也」の間違い?)
軍人      梁田清之
女子高生    荒浪和沙
街頭アナウンス 滝井礼乃
神代純一郎   矢島正明
posted by animisc at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 世紀末オカルト学院 | 更新情報をチェックする
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