2010年07月24日

今週の一本(2010/7/18~7/24)―『伝説の勇者の伝説』第4話

第2話から続いた過去編が終わり、自称「世界が崩壊するほどの美人」(フェリス)とフェリスに色情狂疑惑を持たれた男(ライナ)の珍道中(?)が開始されました。
これで第1話につながり、次回からは本筋が進行しそうです。
第1話の時点では話の組み立て方に違和感がありましたが、それ以降は徐々に面白くなってきているような気がします。
フェリスのキャラクター性がいまいちつかみどころがなくて浮いてしまっているのを除けば、なかなかいい感じになってきたかも。


本編。

ライナはローランド高等収監所に収容されてしまいましたが、これがこれまでの出来事と自分の生き方を見つめなおすいい機会になったようです。
そして、ありあまる時間を利用して「昼寝王国をつくるためには」というレポートを書き出しました。

そして2年後。

ライナのもとに、いつものように看守がやってきます。
でも今回は朝食を持ってきたのではなく、悲しげな表情のまま牢獄の鍵を開けました。
この収監所から出られるのは、牢獄内で死亡したときか、死刑を執行されるときだけ。
看守は、使いの者にライナを引き渡すよう書かれた命令書を受けたようです。
この2年でライナに情が移ってしまった看守は失望を抑えられません。

収監所の門の外で待っていたのはフェリスでした。

胸から腰のライン、そして顔に移るカメラの動きはライナの視線の動きですね。
フェリスがライナを色情狂扱いする理由の1つは、この視線の動きに気付いたからなのかもしれません。

ライナはフェリスに案内されてどこかに連れて行かれます。
でもライナは人気のない森の中で逃走を図ります。
昔の約束があるのでまだ死ねないから。
キファに言った、簡単には死なないし、死ぬつもりもないという言葉のことでしょうか?

ライナは雷の魔法でフェリスにダメージを与えて逃げようとしますが、フェリスはこれを剣で抑えてしまいます。
驚くライナ。
本気で挑まないと殺されるかもしれないと焦ります。
そのつぶやきを聞いて、フェリスも驚いたようです。
手を抜かれたことに。
これまで自分の兄以外との勝負で手加減されたことはなかったようです。

ライナはいったん距離を取ってから攻撃しようとしますが、フェリスはそれを許しません。
あっという間に距離を詰めて、ライナが攻撃魔法を放つ前に斬りかかってきました。
ありえない攻撃にライナは再び驚きます。
複写眼でフェリスの術式を見抜こうとしますが、フェリスが魔法を使っていないことにさらに驚愕。

そして今度は、隙を見て水の魔法で攻撃しました。
この攻撃にフェリスは再び気分を害されます。
また手加減されたことを感じ取ったようです。
広範囲に攻撃できる炎の魔法を使っていれば自分にダメージを与えることができたはずなのに、なぜ手を抜いたのか?
ライナの答えは、そんなことをすればフェリスが死んでしまうかもしれないし、きれいな顔を火傷させるのも悪いから、というものでした。
フェリスは「なるほどな。私の、世界が崩壊するほどの美人っぷりに色情狂のお前としては戦闘中によからぬ妄想ばかりが頭を巡って適正な判断が下せなかったと、そういうことだな」と、どこまで本気なんだかわからない理屈で一人で納得しています。
そして剣を収め、王が待っていると言って一人で先に行ってしまいました。
ライナは、わざわざ処刑されに行くお人好しがいるはずがないだろうとその場を動こうとしません。
それに対してフェリスは、こなければひどく後悔することになると言うだけです。
その言葉に引っ掛かりを感じたライナは、もうどうにでもなれといった心境でフェリスについていくことに。

やがてローランドの城下町に入ったところで、ライナは町の変貌ぶりに驚きます。
人々の顔には笑顔があふれ、町には活気が満ちています。
2年前の殺伐とした雰囲気とはまったく別物です。

城に入り王と面会したライナは愕然とします。
そこにいたのはシオンでした。

シオンはライナが獄中で書き綴ったレポートを手にしていました。
そこに書かれていたのは、昼寝王国をつくるための方法。
伝説の勇者の遺物の桁外れの威力を抑止力として使うことで、世界中の戦争をなくせばいいという内容でした。
シオンはこの突拍子もない考えに共感したようです。

「というわけでライナ、お前は今から世界各地を巡り、その勇者の遺物とやらをかき集めてきてほしい」
従わなければ死刑だと笑顔でライナに命令するシオン。
さらにフェリスには、補佐役としてライナに同行するよう命じます。

フェリスは憮然として言います。
シオンを手伝っているのは兄に命じられたからで、部下になったわけではないと。
ところがシオンはすでにルシルの承諾を得ていました。
そしてフェリスに彼からの言葉を伝えます。
「言うことを聞かなければ、即座にウィニット団子店が取り潰し・・・になるそうだ」

この言葉に衝撃を受けるフェリス。
なぜそこまで団子にこだわるのかはわかりませんが(^^;

そのとき、どこからともなくルシルの声が。
「あと2分以内に旅立て」

「くっ、あいつ本気だ」

「あと1分」

フェリスは有無を言わせずライナを引きずっていきます。
かなり強引な展開ですが、伝説の勇者の遺物を求める旅の始まりです。

ライナも口では文句を言っていますが、もう誰も何も失わない世界をつくるために自分ができることをしてみようと決心を固めたようです。
目指すは、みんなが笑って昼寝だけしていればいいような世界。

一方、シオンのほうは、まだ自分が望む世界がどういう世界なのか明確な考えをまとめきれていないようです。
とりあえず今はライナの考えにかけて、ヒントをつかもうとしているのでしょうか。
今後、裏でどういう動きを見せてくれるのかが気になります。

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公式サイト
http://www.denyuden.jp/

伝説の勇者の伝説 第4話
ライナ・レポート

演出
Yoshiyuki Takayanagi(高柳佳幸)

脚本
Kiyoko Yoshimura(吉村清子)

キャスト
Ryner Lute(ライナ・リュート)  Jun Fukuyama(福山潤)
Ferris Eris(フェリス・エリス) Ayahi Takagaki(高垣彩陽)
Sion Astal(シオン・アスタール) Daisuke Ono(小野大輔)
Lucile Eris(ルシル・エリス)   Tomokazu Sugita(杉田智和)
Warden(看守)        Mitsuhiro Sakamaki(酒巻光宏)
Supervisor's wife(看守の妻) Satomi Moriya(森谷里美)
Daughter()        Mami Fujita(藤田麻美)
Coachman(御者)       Masato Kokubun(國分和人)
赤字の箇所は間違っているかもしれません。
posted by animisc at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝説の勇者の伝説 | 更新情報をチェックする
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