ヒロインは上崎裡沙(かみざき りさ)です。
これまで本編には登場していなかったと思いますが、なにげに初期オープニング「i Love」では七咲逢の隣を歩いていたり、「君のままで」では梨穂子やはるかたちが廊下で話しているカットで教室から顔を出していました。
まさに番外編にふさわしいおまけ的なキャラ(^^;
アバンでの描写を見たときは、少し危なげで黒いキャラのように見えて、その後もどういうキャラなのか掴みかねる状態が続きました。
そうこうするうちに、純一が2年前のクリスマスに蒔原美佳(まきはら みか)に振られた(と思い込んでいた)原因を作ったのが裡沙だったことが判明。
裡沙によれば、美佳は、純一からのデートの誘いを面白半分で受けて、待ち合わせ場所で振るつもりだったそうです。
その様子をクラスの友達と見て楽しむつもりでした。
その頃から純一のことが好きだった裡沙は、美佳に待ち合わせ場所が変更されたと嘘をついて、その「最悪の事態」を未然に防いでいました。
ところが、美佳に振られたと思った純一は、それ以来女子と距離を置くようになってしまいました。
これに責任を感じた美佳は、純一に告白することを諦め、ずっと陰から見守り続けることに。
でも、最近になって純一が積極的に女子と仲良くするようになったので、純一が6人のメインヒロインたちと次々と仲良くなるたびに、純一にはすでに彼女がいると言って、純一から引き離していました。
そしてついに裡沙は決心します。
純一がほかの女の子に傷つけられることがないように、これからは自分が純一の彼女になって守っていこうと。
告白は見事成功。
でも、これまでのことがあるので、自分が純一の彼女になったという事実を公にできません。
やがて創設祭がやってきます。
裡沙と一緒に創設祭を回りたい純一は、裡沙が頑なに2人だけでいようとすることに不安を感じて、その理由を尋ねます。
追い詰められた裡沙はついに真実を打ち明けることに。
すべてを打ち明けた裡沙は純一から離れていこうとしますが、純一は裡沙と別れたくないので、これから一緒に裡沙が嘘をついた人たちに謝りに行こうと切り出します。
そして晴れて公に交際していくつもりです。
でも、裡沙はこの申し出を拒否。
なぜなら、これは自分自身でけりをつけなければならない問題だから。
裡沙は1人で、これまで嘘をついた人たちに謝りに行きました。
ということで、裡沙は純粋すぎるがゆえに危なげなキャラに見えていただけなんだと納得。
逆に純粋すぎて、一歩間違うとホラー展開が無きにしもあらずですが(^^;
各ヒロインたちは裡沙の謝罪を受け入れてくれたようです。
詞については、高橋先生が後ろにいるので抑えているように見えないこともないですが、実際のところは裡沙に嘘をつかれた時点では本気で純一のことを好きになっていなかっただけなのでしょう。
戸惑ったような表情をしているのは「いまさらそんなことはどうでもいいのに。律儀な子ね」というような感じでしょうか(^^;
そしてラストは、裡沙が純一と2人で創設祭を回る幸せそうな姿を描いて終了。
第1話開始当初はヒロインの天然っぷりが激し過ぎていまいちのめりこめませんでしたが、作品の雰囲気に慣れてきてからはなにげに毎回楽しんでいました。
各エピソード4話構成という縛りの中で、なかなかうまくまとめられていたように思います。
最後に蛇足。
絢辻詞編の出来が良すぎたので、絢辻詞編と七咲逢編のDVDだけでも買っておこうと思ったのが数週間前。
ところが今は、すでに発売中のVol.5までが手元にあるという不思議な状態(^^;
監督のオーディオコメンタリーが全話に収録されていることがわかったので、なぜか購入してしまいました。

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公式サイト
http://www.tbs.co.jp/anime/amagami/
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アマガミSS 第25話
上崎裡沙編 シンジツ
演出
唐戸光博
脚本
平池芳正
キャスト
橘純一 前野智昭
上崎裡沙 門脇舞以
絢辻詞 名塚佳織
桜井梨穂子 新谷良子
棚町薫 佐藤利奈
中多紗江 今野宏美
七咲逢 ゆかな
森島はるか 伊藤静
橘美也 阿澄佳奈
梅原正吉 寺島拓篤
田中恵子 門脇舞以
塚原響 浅川悠
飛羽愛歌 原田ひとみ
蒔原美佳 原田ひとみ
高橋麻耶 早水リサ
小学校時代の純一 斎藤桃子
男子生徒 大下孝太
ラベル:アマガミSS 「アマガミSS」シリーズ