一騎打ちの決着がつきかけたときにほむらが登場して、なかなか衝撃的な展開に。
ということで、今回も妄想全開でいきます。
前回めでたく(?)魔法少女になったさやか。
恭介がバイオリンを弾く様子を見て、今はいないマミに喜びを報告します。
願いがかなって最高に幸せだと。
でも「後悔なんて、あるわけない」と無理に自分を納得させている様子です。
恭介の手は完治しましたが、脚のほうはまだリハビリが必要だとか。
さやかの契約時の願いは、恭介のケガが治って再びバイオリンを弾けるようにしてほしいといったようなものだったのでしょうか?
キュゥべえはその願いを忠実に叶えて、恭介の手だけを治したのかもしれません。
その頃、杏子は、喜びに浸るさやかの様子を遠くから観察していました。
さやかの縄張りをなにがなんでも奪うつもりです。
「だってチョロそうじゃん。瞬殺っしょ、あんなヤツ」と、やる気満々。
その傍にいるキュゥべえが杏子に忠告します。
もう1人魔法少女がいるから思いどおりにいくとは限らないと。
杏子はその魔法少女(ほむら)についてキュゥべえに尋ねますが、返ってきた答えは「ボクにもよくわからない」というものでした。
杏子は困惑してしまいます。
その魔法少女だってキュゥべえと契約して魔法少女になったはずだと思っているからです。
そのことをキュゥべえに言うと、今度は禅問答のようなさらに謎めいた答えが返ってきました。
「そうとも言えるし、違うとも言える。あの娘は極めつけのイレギュラーだ」
これは、ほむらと契約したのは確かに自分だけれども、その自分は今ここにいる自分ではないと言っているように受け取れます。
また、ほむらがイレギュラーだという理由は、ほむらは本来ここにいるはずがない人物であるとか、契約方法が普通ではなかったということでしょうか。
場面変わって、まどかとほむら。
まどかは、自分はもうさやかの力になれないから、ほむらがさやかと仲良くなって2人で協力して戦ってほしいと頼みます。
そのほうが安全だからです。
でもほむらはこの頼みを拒絶します。
「私は嘘はつきたくないし、できもしない約束もしたくない。だから美樹さやかのことは諦めて」
さやかと協力してやっていくことができないと断言できる理由は、いずれは敵対することがわかっているからでしょうか。
敵対する理由は、グリーフシードの奪い合いというよりも、魔法少女の末路が魔女だからなのかもしれません。
その後、まどかはさやかに会いに行きます。
さやかはパトロールに出かけようとしていました。
まどかはさやかに頼みます。
邪魔にならないところまで一緒に行かせてほしいと。
さやかは、1人では不安だったので大歓迎です。
それに、まどかがいれば慎重になって無茶なことをしないだろうとも考えています。
まどかがいれば最悪の事態に備えた切り札を1つだけ用意できるので、まどかの同行にはキュゥべえも賛成です。
やがて、2人は使い魔の結界に入り込んでしまいます。
そしてさっそく戦闘開始。
ところがそこに杏子が割り込んできました。
結界は消え、使い魔はどこかに行ってしまいます。
杏子は、使い魔はグリーフシードを持っていないので、このまま放っておいて何人か殺させて、魔女になるまで待てばいいと言い放ちます。
さやかはもちろん杏子の考えに賛成できません。
2人は争うことになります。
でも杏子のほうが一枚上手で、さやかはあっけなく倒されてしまいました。
杏子は全治3か月くらいの重傷を与えたつもりです。
でも、さやかはすぐに立ち上がります。
さやかの傷はみるみる癒えていきます。
キュゥべえによれば、さやかは癒しの祈りを契約にして魔法少女になったので、ダメージ回復力は人一倍だそうです。
どうやら契約時の願いの内容によって、魔法少女が手に入れられる能力に違いが出るようです。
そういえば、最初のほうのシーンで、さやかの左手中指の爪に水色のCのマークがありました。
このCが月をかたどっているなら、癒しの力というのも納得です。
月は癒しの象徴です。
ということは、ほむらの左手にあった紫のマークにも意味があるはずです。
このマークが星(四芒星)をかたどっているなら、それは希望の象徴。
十字(クロス)なら、永遠の時や2つの世界を結ぶ象徴。
「2つの世界を結ぶ」というのがかなり意味ありげです。
マミにはこのようなマークはなかったので、一部の選ばれた魔法少女にだけマークが現れるということでしょうか。
月と星が出たということは、太陽のマークを持つ魔法少女もいずれ登場するのかもしれません。
妄想はとりあえず置いておいて、再びさやかと杏子。
2人は再度戦いを始めます。
杏子は今度は本気でさやかを潰そうとします。
「言って聞かせてわからねぇ、殴ってもわからないバカとなりゃあ、あとは殺しちゃうしかないよね!」
まどかは、キュゥべえに2人を止めるよう頼みますが、キュゥべえは自分にはどうしようもないと言って動いてくれません。
その代り、どうしても止めたいのなら、まどかが魔法少女になって力ずくで止めればいいとアドバイス。
そうこうしているうちに、さやかが再び倒されてしまいました。
杏子がさやかにとどめを刺そうととびかかります。
さやか絶体絶命のピンチです。
この状況でまどかに残された選択肢はただ1つ。
まどかはついに契約しようとします。
「私…」
とここでほむら登場。
「それにはおよばないわ」
ここで、背後の水流が止まるような描写。
再び水が流れ始めると、杏子は直前までさやかがいた場所に槍を突き刺していました。
さやかはなぜか少し離れた場所に移動。
ほむらは2人の間に華麗に着地します。
このシーンは謎だらけです。
さやかの位置が変わっていることはもちろんですが、背景の配管パターンがほむら登場前と登場後でまったく異なるし、水が流れ出す直前に水滴が消えたり、ほむらの着地点に水たまりが出現しています。
ほむらが時間を止めてさやかを助けたのだとすれば、時間が動き出したときにほむらがさやかの傍にいなかったのが不自然に思えます。
第1話のアバンや第3話のほむらの戦闘シーンを見る限りでは、ほむらは明らかに瞬間移動しているので、ほむらにはテレポート能力があると考えたほうがいいのかもしれません。
今回のシーンでいえば、さやかを少し離れた場所にテレポートさせて、自分は2人の間に割り込んだということではないでしょうか。
背景の違いや水たまり出現などについては・・・わかりません(^^;
もしかしたら3人でまったく別の似たような場所にテレポートしたのかもしれませんが、そんなことをする意味があるようには思えないし。。。
ということで、ものすごい伏線(?)を残して次回へ続く、となりました。
次回はどんな展開になるのか、続きを見るのが楽しみです。
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魔法少女まどか☆マギカ 第5話
後悔なんて、あるわけない
演出
間島崇寛
脚本
虚淵玄
キャスト
鹿目まどか 悠木碧
暁美ほむら 斎藤千和
美樹さやか 喜多村英梨
佐倉杏子 野中藍
キュゥべえ 加藤英美里
上條恭介 吉田聖子(DVDでは「上条恭介」)
志筑仁美 新谷良子
恭介の父 田坂秀樹