その濃密度は半端なく、まさに手に汗握る感覚を味わえる内容でした。
ということで、さっそく本編です。
前回の続きで、セイバーとランサーの戦いに突如割って入ったライダーがいきなり真名を名乗るところからスタートです。
そのあまりの非常識さに唖然とするセイバーとランサーの表情が可笑しい。
ライダーはそんな2人をしり目に、自分の軍門に下るよう提案しました。
そうすれば世界を手に入れる喜びを分かち合ってやってもいいと。
この提案はまったくお話にならないので、2人はこの申し出を即却下。
交渉決裂です。
とここで、ランサーのマスターであるケイネスが姿を見せずに声だけで語りかけてきました。
本来自分のサーヴァントとして召喚されるはずだったライダーを奪って聖杯戦争に参戦したウェイバーに、聖杯戦争の恐ろしさを思い知らせてやると。
これにライダーは即座に反応します。
戦場に姿を見せず、サーヴァントだけに危険を冒させる人間など自分のマスターたる資格はないと。
ライダーはさらに大胆な行動に出ます。
この戦いを様子見しているはずの他のサーヴァントたちに姿を見せるよう呼びかけました。
これを聞いたセイバーが疑問を口にします。
セイバーにとって他者の戦いを陰からこっそり観察するなどという姑息な手段は考えられないことのようです。
そんなことをする戦士などいるはずがないと考えているのでしょう。
それに対して的確な推測を披露するライダー。
セイバーはそんなことがありうるのかといった風情でただただ呆然。
どこまでもまっすぐな気質というか、思考が単純というか。。。(^^;
ライダーはさらに呼びかけを続けます。
「聖杯に招かれし英霊は、今ここに集うがいい!なおも顔見世を怖じるような臆病者は、征服王イスカンダルの侮蔑を免れぬものと知れー!!」
これに焦りを見せるのが遠坂時臣と言峰綺礼。
こんな侮辱を受けてアーチャー(ギルガメッシュ)が黙っていられるはずがないからです。
案の定、ギルガメッシュが実体化。
これまた行動原理が単純。
ただ、その単純さを補って余りある力を供えているのが厄介なところです。
例のごとくライダーたちを「有象無象の雑種」扱いし、力でねじ伏せようとします。
まずはライダーに宝具の狙いを定めました。
とここで、またまた別のサーヴァントが乱入。
間桐雁夜の「殺せ」の命を受け、今度はバーサーカーの登場です。
バーサーカーの視線が気に食わないギルガメッシュは標的をバーサーカーに変更。
2本の宝具で攻撃しましたが、バーサーカーは素早い動きでこれに対処し、宝具を1本奪ってしまいました。
この事態に怒り心頭のギルガメッシュは、さらに無数の宝具を出現させて次の攻撃に移ります。
しかしバーサーカーは今度もすべての宝具を迎撃したうえギルガメッシュを地上に引きずり下ろすことに成功。
ギルガメッシュの怒りは頂点に。
でもここで、ギルガメッシュの行動を黙認していた遠坂時臣が、必殺宝具を繰り返し衆目にさらす軽率な行動にしびれを切らし、令呪を使うことを決断しました。
ギルガメッシュに撤退を命じます。
令呪による命令は絶対のため、ギルガメッシュは渋々この場を退くことに。
当然これですべてが終わったわけではなく、今度はバーサーカーが暴走し、セイバーに攻撃を開始します。
ランサーとの戦闘で左手親指が動かなくなってしまったセイバーは苦戦を強いられます。
間一髪のところで割って入ったのはなんとランサーでした。
セイバー同様、騎士の誇りを持つランサーは、セイバーとの1対1の戦いを邪魔することを何人にも許しません。
ところがケイネスは今こそセイバーを倒す好機であると言って、バーサーカーと共闘してセイバーを倒すようランサーに命じます。
しかも令呪を使って。
ランサーは苦々しい思いを抱えながらも命令に従わざるを得ません。
セイバーに謝罪の言葉をかけながら攻撃態勢に入ります。
この絶体絶命の状況に、衛宮切嗣と久宇舞弥が動きました。
切嗣はランサーのマスターであるケイネスを倒すため、ライフルの照準を合わせます。
舞弥は切嗣の行動に合わせてアサシンに制圧射撃を加えて動きを封じることに。
射撃開始のカウントダウンが開始されます。
ところがまたまた新たな状況が発生。
今度はライダーが動きました。
チャリオットでバーサーカーを蹴散らします。
ダメージを受けたバーサーカーは姿を消してしまいました。
ライダーはケイネスに警告します。
下種な手口で騎士の戦いを汚すなら、セイバーに加勢してこの場でランサーを排除すると。
2対1ではさすがに敵わないと判断したケイネスは渋々ランサーを退かせることに。
ランサーはライダーに感謝したのち、セイバーと無言で再戦を誓い合って撤退。
最後に残ったのはセイバーとライダーです。
ライダーは、セイバーにランサーと決着をつけるよう言います。
そのあとで自分が相手になってやると言い残して退場しようとします。
最後にウェイバーにも気のきいたセリフを言わせてやろうとしましたが、ウェイバーは絶賛気絶中(^^;
緊迫した展開がついに決着し、このまま終了かと思いきや、さらに新たな展開。
6人のサーヴァントが一堂に会する中、ただ1人姿を見せなかったサーヴァント・キャスターが水晶玉に映るセイバーを見て歓喜に震えていました。
ついに“聖処女”を見つけたと喜んでいます。
キャスターが自分のことを青髭と称したことからすると、セイバーのことをジャンヌ・ダルクと勘違いしているのかもしれません。
新たな混乱の予感が。
ということで、今回はここまで。
毎度のことながらキャラクター描写が素晴らしいうえに映像面の出来も秀逸で、30分があっという間に過ぎてしまいました。
物語を描くことを放棄して奇抜な演出だけで引っ張り続ける作品や、画は綺麗でも脚本はおざなりでエロだけで視聴者を釣ろうとする作品とは比ぶべくもない、手放しで賞賛するに値する素晴らしい内容でした。
今後どのような展開が待っているのかはわかりませんが、ここまでのエピソードの脚本のうまさを見れば、最後まで期待を裏切らないでいてくれそうです。
最後に蛇足。
いろいろと事情があって、アニメの販売がDVDからBlu-rayに移行するときがアニメファンをやめる潮時だと考えていたのですが、DVDを捨ててBlu-rayのみを販売する暴挙に出た最初の作品がこれだったとは。。。
とんだキラーコンテンツを投入してきました。
これは自分に対する挑戦です。
この挑戦に対しての動きはもちろん決まっています。
あっさり白旗を上げてBlu-rayを購入することにしました(^^;

『Fate/Zero』 Blu-ray Disc Box Ⅰ
公式サイト
http://www.fate-zero.jp/
Fate/Zero(フェイト/ゼロ) 第5話
凶獣咆吼
[始まり(ゼロ)まであと153時間48分51秒]
演出
須藤友徳
脚本
ufotable
佐藤和治
桧山彬
吉田晃浩
実弥島巧
キャスト
衛宮切嗣 小山力也
セイバー 川澄綾子
アイリスフィール 大原さやか
久宇舞弥 恒松あゆみ
遠坂時臣 速水奨
アーチャー 関智一
言峰綺礼 中田譲治
アサシン 阿部彬名
ケイネス 山崎たくみ
ランサー 緑川光
ウェイバー 浪川大輔
ライダー 大塚明夫
雨生龍之介 石田彰
キャスター 鶴岡聡
間桐雁夜 新垣樽助
バーサーカー 置鮎龍太郎
【Fate/Zero(フェイト/ゼロ)の最新記事】




