合唱部の面々や高橋先生(と赤ちゃん)、それに父・圭介が、和奏の心を溶かしていく様子が見事に描かれていたと思います。
物語は静かに進んでいくのに、台詞回し、展開、キャラの表情の変化やしぐさなどが相変わらずすべて高いレベルでかみ合っていて、本当に見ごたえのある回でした。
次回からは紗羽やウィーンが前面に出てきてそれぞれのエピソードが語られそうですが、それでもこれまで同様、キーパーソン=和奏というのは揺るがないはずです。
各エピソードに和奏の変化を織り込みながら、最終的にはまひるが残した作りかけの歌を完成させて、和奏がまひるの願いどおり「ハーモニー(和音)を奏でる娘」になって終幕を迎えるのかもしれません。
和奏の誕生日が近いというのも何かの伏線でしょうか?
そういえば、かつての合唱部がコンクール前に自由曲を録音したカセットテープに興味深い言葉が録音されていました。
まひるが「私と“なお”から生まれて、合唱部みんなで育てた歌を歌います」と言っているところです。
「なお」とはもちろん「直子(教頭)」のことですね。
「心の旋律」はまひると教頭の合作だったようです。
曲はまひるで、詩は教頭といったところでしょうか?
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公式サイト
http://taritari.jp/
TARI TARI 第6話
笑ったり 想ったり
演出
倉川英揚
脚本
橋本昌和
佐藤梨香
キャスト
坂井和奏 高垣彩陽
宮本来夏 瀬戸麻沙美
沖田紗羽 早見沙織
田中大智 島﨑信長
ウィーン 花江夏樹
坂井圭介 浜田賢二
坂井まひる 大原さやか
沖田正一 木下浩之
沖田志保 能登麻美子
高橋智子 木村亜希子
校長 宝亀克寿
高倉直子 田中敦子
高橋先生の赤ちゃん 前田玲奈
男生徒 松岡禎丞
TV番組音声 山本格
ラベル:TARI TARI