L・Aはローゼンバーグに再教育されているようです。
「思ったより早かったですが」というローゼンバーグのセリフは、L・Aが実験体(?)としてまだまだ不完全だったということでしょうね。
にしても、この直後のナレーションで「ローゼンバーグに青い空は似合わない」って。。。ここは笑うところ?
今回の話はコメディ回だという暗示でしょうか(^^;
サンチェスの真似をして真顔で「釣りはいらない」と言うエリスにナディが「いるってば」とつっこむ場面など、ナディとエリスの掛け合いが面白い回でした。
ナディのタコスソングや、下半身太り(?)のブルーアイズのとぼけぶりもなかなか良かったです(^^;
さて、メインストーリーのほうは。。。
ナディが流れ弾に当たって負傷してしまい、エリスが「力」を使って助けます。
この場面を偶然目撃してしまったマフィアのNo.2サンチェスが、病気で死にかけているボスをエリスに救ってもらおうとする話。
さて、最初に今回はコメディ回だと書きましたが、実際はコメディとシリアスをうまくミックスしたなかなかいい話でした。
で、いつものように妄想を膨らませてみると、さらにそれ以上のものがあったように思えてきます。
嘘はいけないと言っていたエリスが、ボスが息を引き取る場面で真剣な顔で「パパ」というのがどうにも引っかかります。
ボスの言葉によれば、エリスはボスの娘ファウリナに似ているようです。
意識が朦朧としていて、単にエリスを自分の娘と間違えているだけかもしれませんが。。。
ファウリナは母親とともに殺されたとサンチェスは言っていますが、そのときの状況が述べられていないので実際のところは不明です。
殺されたと思い込んでいるだけかもしれません。
たとえば、敵対組織に誘拐されたけれどもうまく逃げ出してハインツ・シュナイダーの元にかくまわれた。でも、結局見つかってしまいシュナイダーは殺されてしまった。。。というのは安直過ぎでしょうか?
裏社会から懸賞金がかけられているというのもそういう経緯があるから?
コメディ回と見せかけて、実はエリスの過去に関するヒントを提示してくれた重要な話だったのかもしれません。
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公式サイト
http://www.elcazador.tv/index.html
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/elcazador/ (テレビ東京・あにてれ)
エル・カザド 第8話
嘘つく女
演出
清水久敏
脚本
金巻兼一
キャスト
ナディ 伊藤静
エリス 清水愛
ローゼンバーグ 三宅健太
ブルーアイズ 久川綾
リカルド 立木文彦
リリオ 井上麻里奈
L・A 宮野真守
サンチェス 大塚明夫(DVDではSPECIAL GUESTに訂正。エンリケの次にクレジット)
ガードマンA 太田哲治
ガードマンB 酒巻光宏
看護婦長 加藤優子
おばちゃん 村上はるみ
エンリケ 大塚周夫
ラベル:エル・カザド




