信じられないほど遅い進行ですが、それでも飽きさせない脚本・演出がすごいです。
でもこのアニメ、全26話なのでしょうか?
だとしたら公式戦初戦だけでシリーズ終了ってことで、それはそれでストレスが溜まりそうだなぁ。。。
2期があることを前提に26話で15話のような「魔の引き」をやられちゃったりしたら。。。なんて不安も(^^;
さて、本編ですが。。。
4回裏・桐青の攻撃を抑えてベンチに戻る三橋は、河合とすれ違うときにこけてしまいます。
三橋は力をセーブできずに試合前半でもう足にきてしまったのでしょうか。
それとも単に雨で濡れたグラウンドに足を取られただけ?
5回表トップバッターはその三橋です。
女房役の阿部は、できるだけ三橋に負担がかからないように「今日は打つな」と指示しますが、阿部の真意は三橋に伝わりません。
訳がわからなくて途方にくれるだけです(^^;
無理強いすればピッチングにも影響しかねないので、しかたなく次善策をとる阿部。
「嘘だよ。俺も続くから打てよ」
どんどん振らせて早めに打順を終わらせようとする優しさ(?)を披露。
そんなことには思いもよらない三橋は、疲れることなど気にせずバットを思い切り振り回したあげく、準太の失投でデッドボール。
例のごとく「痛くないよ」と言い張る三橋に、阿部は「てめぇ、ふざけんなよ!」
当人達はいたって真剣なこの場面。
傍から見る分にはコメディーです。
そして、これがまたまたツボにはまった準太は笑いをこらえるのに必至。
そりゃあ、相手チームの選手、しかもピッチャーにデッドボールを食らわせてしまった張本人が笑っていい場面ではありません。
いろんな意味で苦しい準太です(^^;
続く9番・阿部は、グラウンドの状態をしっかり見て、セーフティバントをきれいに決めます。
「打撃のダメなタイプのキャッチャー」と誤解されていることも幸いしました。
次の泉は1、2打席ともに出塁していたこともあり、桐青の闘志を煽ってしまい三振。
「これが本来の力差だぜ!」と思う河合はちょっと自信回復?
ここでバッターは栄口。
桐青監督の読みはスクイズ。
サードランナー三橋の落ち着きのなさがそれを裏付けます。
これは三橋本来の挙動なのですが、河合は見事に勘違いしています(^^;
ところが、1球目、2球目ともにスクイズの動きが見られません。
スクイズされたら河合がふっ飛ばしてやると余裕をみせる桐青監督ですが、ここでふと疑問を抱きます。
『唯一のピッチャーが負傷してしまうかもしれないようなプレイを指示するだろうか?』
試しに1球、スライダーで様子見して、スクイズがないことを確信する桐青監督。
河合に指示して、スクイズの警戒を解きます。
この変化を的確に読み取った百枝監督は
「桐青はスクイズ警戒を解いたと見る・・・やるならここしかない!」
百枝監督が桐青監督に読み勝った瞬間です。
ここからの盛り上げかたは素晴らしいの一言。
ほんとうに魅せてくれます。
2ストライクからのスクイズを成功させるしかない栄口。
失敗すれば自分がアウトになるだけでなく、三橋が怪我をする危険もあります。
三橋は、次の投球と同時に絶妙のタイミングでスタートします。
この動きに意表を突かれたものの、準太は咄嗟の判断で投球をはずしてきますが、後がない栄口がそれに必至に飛びつき、そして当てた!
三橋がホームに返り、西浦待望の追加点が入りました!
次回はいよいよ試合中盤。
西浦の実態が見え始めた桐青が本格的に仕掛けてきます。
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公式サイト
http://www.oofuri.com/
http://www.tbs.co.jp/anime/oofuri/ (TBS公式サイト)
おおきく振りかぶって 第18話
追加点
演出
所俊克
脚本
沢村塁
キャスト
三橋廉 代永翼
阿部隆也 中村悠一
花井梓 谷山紀章
田島悠一郎 下野紘
沖一利 佐藤雄大
栄口勇人 鈴木千尋
巣山尚治 保村真
水谷文貴 角研一郎
泉孝介 福山潤
西広辰太郎 木村良平
百枝まりあ 早水リサ
浜田良郎 私市淳
梅原圭介 疋田高志
松田 細谷佳正
河合和己 花輪英司
高瀬準太 杉山紀彰
本山裕史 飯田浩志
島崎慎吾 日野聡
松永雅也 新垣樽助
青木毅彦 細井治
真柴迅 山本泰輔
仲沢利央 宮野真守
桐青野球部監督 相沢正輝
アナウンス 佐藤利奈
球審 滝知史
二塁審判 高橋研二
桐青野球部員(スタンド) 岡本信彦
桐青野球部員(スタンド) 野村勝人
西浦生徒 松林大樹




