そこで出会った変わり者の老人の話によれば、山を3つ越えて馬車で5日くらい行った所に魔女の村があるとのこと。
でもその村は、10年くらい前に起こった大きな火事のせいですでに滅びてしまったようです。
第19話で議長が語った一族の危機とは、きっとこの火事のことですね。
で、老人の言うことを信じるなら、村を離れた魔女は力を失うらしいので、ナディ=魔女の疑いはまだ残っています。
さらにこの老人は思わせぶりなことを言いながらその場から立ち去りました。
村を離れた魔女が力を失うのは「浮世に穢れたせいなのか、それとも村には何か・・・」
こんなことを聞かされては、またまた妄想が広がってしまいます。
魔女は有史以前から存在し、自然界のすべてを思いのままに操るほど絶大な力を持っていました。
魔女の村にその力の源があるとすれば、これはもう地球外由来の代物に違いありません。
ということで、ナディ=魔女=地球にやってきた宇宙人の子孫で決定です(^^;
とまぁ、妄想はこのくらいにしておいて本編に戻ると・・・。
ナディ&エリスは、ピューマを追っているつもりが、ローゼンバーグに遠隔操作されたL・Aにおびき出され、とある廃墟にやって来ます。
そこには巨大なインカローズがあり、それとエリスのインカローズが反応して、ウィニャイマルカの場所が示されます。
そして、「大きな力を受けて魂が解放され」たエリスは謎の言葉を発します。
天駆けたる七色の光の衣
雄雄しきは地を裂く炎の舞
猛り狂わんしぶきの怒号
其はすべて魔性の極まり
紅き御霊の導きの果て
天翔たる七色の衣
雄々しきは地を裂く炎の舞い
猛り狂わん飛沫の怒号
そはすべて魔性の極まり
赤き御魂の導きの果て...
これを聞いたブルーアイズは「嘘・・・」とつぶやきますが、彼女はこの意味を知っているのでしょうか?
さらにこれは、冒頭でローゼンバーグがつぶやいていた言葉と同じです。
(もしかして聖書の一節なのかな?)
そういえば、このときローゼンバーグが手にしていた銃に「あの謎の模様」が刻まれていましたね。
ハインツ・シュナイダーが撃たれた時に出てきた(それとオープニングにも出てくる)、炎をかたどったような模様。
これは、ローゼンバーグがハインツを撃ったということを意味しているのでしょうか。
それとも、この模様のオリジナルがどこか(魔女の村)にあって、それに秘密が隠されているのかな?
だとすれば、ローゼンバーグは魔女の村に行ったことがあるということになって・・・???
とまぁ、なんだかすごい展開になってきました。
ローゼンバーグもメリッサを残して現地に飛んだ。
本当に宇宙人に繋がったらスゴイなと思いつつ、次回の展開に期待です(^^;
エル・カザド VOL.11 [DVD]
公式サイト
http://www.elcazador.tv/index.html
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/elcazador/ (テレビ東京・あにてれ)
エル・カザド 第22話
目覚める女
演出
太田知章
脚本
金巻兼一
キャスト
ナディ 伊藤静
エリス 清水愛
ローゼンバーグ 三宅健太
ブルーアイズ 久川綾
リカルド 立木文彦
リリオ 井上麻里奈
L・A 宮野真守
メリッサ 豊口めぐみ
店主 樫井笙人
老人 野沢那智
ラベル:エル・カザド