でも、このまま何も書かないでいるのはもったいないくらいいい雰囲気。
ということで、ちょっとだけ感想らしきものを書いておきます。
前回、乃絵に本心を見抜かれて友達になることを拒否された比呂美。
その本心がどういうものだったのかは、今回、愛子がヒントをくれます。
「人って、誰かを好きになると、その人にもっと近寄りたいって思うよね。
もっともっとその人に。
でも、それが叶わないとき、その人の近くにいる誰かの側に・・・」
ここで愛子は、自分の言葉が意味することに気付き、言葉を切ります。
眞一郎は鈍感すぎて何にも判っていないようですが(^^;
愛子は第1話から眞一郎のことが好きな素振りを見せていましたが、三代吉の彼女になったのは眞一郎の彼女になることが「叶わなかった」からということのようです。
今後積極的に動いてくるのか、それとも最後まで傍観者であり続けるのか気になるところです。
一方の比呂美。
彼女も眞一郎のことが好きなようですが、幼い頃に眞一郎に置き去りにされたことを憶えていないと言ってみたり、朋与に眞一郎のことが好きなのか聞かれたときにそんなことはないと答えたり、自分の気持ちに嘘をつき続けているようです。
「全部封印したの。この家に暮らすって決まったとき」と自分に言い聞かせて現実逃避しようとしていますが、今後はもう少し積極的に動き出すかも。
そしてもう一人のヒロイン・乃絵は、眞一郎のことを人間とすら思っていない様子。雷轟丸の代わりに餌付けしようとしています(^^;
で、肝心の眞一郎はどうかというと、そんな乃絵のことが一番気になっている様子。本人は自覚していないようですが。
眞一郎は、比呂美が自分のことを何とも思っていないという話を偶然耳にしてショックを受けていましたが、これは身近にいるかわいい女の子から興味がないと言われたこと自体に驚いただけで、比呂美のことを彼女にしたいという感情はあまりないのではないでしょうか。
第1話の朝食シーンで、比呂美の制服の下の下着を想像したのは、比呂美のことを恋愛対象ではなくて性的な対象と見る気持ちが強いからなのかもしれません。
健康な高校生ですから、そういうのもありでしょう。
それぞれの思いが交錯していて、今後の展開が気になります。
ストーリーが変な方向に進まなければ、かなり面白いことになるかもしれません。
あと、乃絵が歌っているアブラムシの歌がすごく気になります。
で、ふと思いだしたのが、「赤とんぼの羽根を取ったらアブラムシ」っていう「赤とんぼの唄」。
乃絵は飛ぶことに執着しているようなので、アブラムシっていうのは「羽を取り去られて飛べないこと」を意味しているのかもしれません。
作品のカラーも秋をイメージしているようなので、赤とんぼっていうのもしっくりくるし。。。
と、またまた激しい妄想でした(^^;
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true tears 第3話
どうなった?こないだの話
演出
浅井義之
脚本
森田眞由美
キャスト
仲上眞一郎 石井真
石動乃絵 高垣彩陽
湯浅比呂美 名塚佳織
安藤愛子 井口裕香
野伏三代吉 吉野裕行
石動純 増田裕生
黒部朋与 渡辺智美
眞一郎の父 藤原啓治
眞一郎の母 高橋理恵子
酒蔵の少年 土倉有貴
能登達三郎 目黒光祐
あさみ 下田麻美
真由 洞内愛
麦端バスケ部7番 川野剛稔
一般生徒A 渡部恵子
数学教師 佐々木優介
生徒 中西英樹
ラベル:True Tears