乃絵は眞一郎の行動に疑問を持ち、比呂美はいったん持ち上げられてから突き落とされ、愛子は眞一郎の行動の結果から逃れようと行動開始。
いよいよストーリーが動き出したようです。
いつもの場所に乃絵がいるかどうか確認しに行く眞一郎。
遠くからその姿を見た乃絵は嬉しそう。
眞一郎に駆け寄ります。
眞一郎は、特に用はないといってその場を立ち去ろうとしますが、乃絵は一緒にご飯を食べようと誘います。
男と女が一緒に食べるのはおかしいと言って断る眞一郎。
そして、どうしておかしいのか尋ねる乃絵に、そういうのは友達と食べるものだと答えます。
その答えで納得したのか、乃絵は、放課後一緒に帰ろうと別の誘い。
眞一郎は踊りの稽古があるからと言って、この誘いも断ります。
乃絵は眞一郎に言われたとおり、「友達」と一緒に弁当を食べようとします。
朋与と一緒に弁当を食べようと待っている比呂美の横に腰掛けて、弁当箱のフタを取る乃絵。
その真意は掴めないけど、とりあえずそれにつられて自分の弁当を広げる比呂美。
乃絵はそんな比呂美に玉子焼きをあげます。
必ずおかずを交換するのが友達の条件のようです。
比呂美はタコウィンナーに箸を伸ばしますが、乃絵の表情が曇ったのに気付いてミニトマトに変更。
乃絵とどう付き合えばいいのかわからず、冷や汗。
かなり戸惑っているようです。
放課後。
偶然比呂美を見かけた眞一郎は、比呂美を誘って一緒に下校。
その様子を見かけた乃絵は複雑な表情を浮かべます。
途中、海のほうを回って帰ろうと言い出す比呂美。
眞一郎と少しでも長く一緒にいたいようです。
比呂美は海岸で、乃絵と一緒に弁当を食べたことを話します。
乃絵が迷惑をかけているんじゃないかと尋ねる眞一郎に、そんなことはないと答える比呂美。
乃絵を紹介してくれるよう頼んだのは自分だからと言いかけますが、また誤解が広がることを恐れたのか、ここで言葉を切ります。
二人は海岸を離れて家に向かいます。
家の前でこちらを見ている人影に気付く比呂美。
それは眞一郎の母。
彼女はその夜、眞一郎と一緒に外を歩かないよう比呂美に言い聞かせます。
言葉どおり世間体を気にしているだけなのか、比呂美の行動(存在)がとにかく気に入らないのか。
比呂美は、眞一郎母の嫌味な言葉を最後まで聞かずに、「わかりました」と言ってその場を離れます。
翌日。
乃絵は比呂美と一緒に弁当を食べようと昨日と同じ場所に行きますが、そこに比呂美はいません。
比呂美は一人でバスケの練習。
それを見る朋与と高岡キャプテンの目には、最近の比呂美は張り切り過ぎだと映っているようです。
比呂美はバスケで鬱憤を晴らすことで自分を抑え付けているようですが、そういう状況が増えてきているということでしょうか。
いつかそれが爆発するかも。
乃絵は比呂美と一緒に食べられなかった弁当を持って、眞一郎の踊りの練習場に出向きます。
昨日、比呂美と一緒に帰る眞一郎を見て、眞一郎が自分に嘘をついているのかもしれないと少し疑っていた乃絵は、眞一郎が本当に踊りの練習をしていたので安心したようです。
時々なら男と食べてもいいでしょうと言って眞一郎に弁当を渡す乃絵。
眞一郎がタコウィンナーを食べようとすると「それはダメ」。
本当は赤くないのに赤いふりをする嘘の食材を口にしたら、もっと嘘つきになるから。
でも、その嘘の食材を比呂美に食べさせようとしていたのでは?
その夜、絵本を描く眞一郎。
ストーリーも挿絵も、最初の頃とはかなり印象が変わってきました。
乃絵のおかげでしょうか。
そのとき眞一郎は、バイクの音に気付きます。
表に出てみると、そこには乃絵の兄・石動純が。
眞一郎が乃絵と付き合ってくれるかどうか確認しに来たようです。
人の気持ちを操作しようとするのはよくないと純を批判する眞一郎。
そんな大げさなことじゃないと言う純に向かって、乃絵と付き合う代わりに比呂美と付き合えと言ったらどうするんだと、最悪な例えを出してしまいます。
純は比呂美という女の子が誰なのか知らないようでしたが、眞一郎が説明すると「ああ、お前んトコの六番か。かわいいよな、あの子」。
予想外の答えに唖然とする眞一郎を残して「じゃあそういうことで」と言って去っていきます。
これで交換条件成立ということでしょうか?
眞一郎の愚かな発言で、物語は混沌を極めてきました(^^;
その後、眞一郎は比呂美の部屋を訪れます。
「少し話があるんだ」と言う彼の言葉を聞いて、比呂美は少し期待してしまったようです。
でも眞一郎の口から出てきたのは、乃絵の兄の話。
彼が比呂美のことをかわいいと言っていたと伝えます。
眞一郎はそれで比呂美が喜ぶと思っているのですが、もちろんそんなことはなくて、期待を裏切られた比呂美は「おせっかいな男の子ってバカみたい――そんなこと言うためにこの部屋に入ったの」。
翌日の放課後。
「あいちゃん」に行った眞一郎。
準備中の店の前でボーっとしていると、愛子がやってきます。
眞一郎を見て嬉しそうな愛子。
店に入った眞一郎は、愛子が編んでいるセーターを見つけます。
三代吉にあげるために編んでいるセーターのはずですが、はたして本当にそうでしょうか。
愛子は、三代吉の体型と似ていることを理由に、眞一郎の肩幅を測らせてもらいます。
そして、肩幅を測りながら「このあいだのあれ」(眞一郎と乃絵が並んで歩いていたこと?)について尋ねようとします。
そのとき三代吉が遅れてやって来て、「あいちゃん」のドアを叩きます。
「開けないで」と言って、ドアに向かおうとする眞一郎を抑える愛子。
今回はもう一つ重要なシーンがありました。
仲上夫婦と湯浅夫婦が一緒に映った写真。
この写真の比呂美のお母さんの顔の部分が切り取られていました。
これは眞一郎の母が嫉妬心から切り取ったということなのでしょうね。
この嫉妬の理由が明らかになれば、比呂美が自分の気持ちに嘘をつき続けている訳も判明しそうです。
次回は愛子が自分の気持ちを眞一郎に伝えそうです。
純も妹と同じく相当に勘が鋭いようで、比呂美の本当の気持ちに気付くような感じ。
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true tears 第5話
おせっかいな男の子ってバカみたい
演出
許琮
脚本
西村ジュンジ
キャスト
仲上眞一郎 石井真
石動乃絵 高垣彩陽
湯浅比呂美 名塚佳織
安藤愛子 井口裕香
野伏三代吉 吉野裕行
石動純 増田裕生
黒部朋与 渡辺智美
眞一郎の母 高橋理恵子
酒蔵の少年 土倉有貴
高岡ルミ ミルノ純
林 西健亮
有沢 川野剛稔
男子生徒A 中西英樹
ラベル:True Tears