まずは、ヴィンセントの正体が明かされました。
彼はオブプレーの国王が使用人に産ませた子供でした。
世継ぎの王子が流行り病で死んでしまったので、その代わりに王子になるためオブプレーに向かっているようです。
でも、護衛のソレスタには別の目的がありました。
ヴィンセントを利用してクーデターを起こし、平和な世の中に再び争いを生み出すという目的が。
ソレスタは戦いの中でしか生きられない、戦いにしか幸せを感じられない人だったようです。
昔のようにアルゼイドとバロックヒートと3人で戦いの中で生きていくことを望んでいます。
どうしてもアルゼイドを仲間にしたい彼は、ヴィンセントを狙う別の連中を利用して罠を仕掛けます。
ラゼルたちは彼らの襲撃を受けます。
魔法を使わないことに拘るラゼルは窮地に。
そこにバロックヒートとソレスタが駆けつけ一安心・・・と思いきや、ソレスタはヴィンセントを拘束し、バロックヒートはラゼルを気絶させ、二人を誘拐してしまいます。
アルゼイドが駆けつけたときには部屋には誰も残っていませんでした。
残された「糸」を見て、この襲撃はソレスタの罠だと気付くアルゼイド。
囚われたラゼルは手錠をはめられて身動きできない状態。
勝ち誇ったソレスタは
「アルゼイドもこんな無力な子供のどこが気に入ったんだか。
女としての色気があるとも思えないし」
「仲間でいることにどうして色気が必要なの?
やらしいこと想像しないでよ。
男女間に恋愛関係しか想像できないなんて、欲求不満なんじゃないの」
ソレスタは思わずラゼルを平手打ち。
ラゼルちゃん性格悪いと言うバロックヒートにラゼルは
「勝ったと思ってしまったわ今。
ちょっといい気分」
アルゼイドはバロックヒートやソレスタのことを大事に思っているはずなのに、ソレスタが自分に嫉妬するのはおかしいと言うラゼル。
それを聞いたバロックヒートは、そんなお人よしのラゼルのことが大好きだと言います。
でも「それでも今回オレはあっち側なの」とけっこう辛そう。
アルゼイドが助けに来るまで我慢してほしいと言って部屋を出て行きます。
バロックヒートが去った後、親指の関節をはずして手錠を抜けるラゼル。
左手がしばらく使えなくなっても、あくまで魔法は使いません。
そしてヴィンセントを探します。
ヴィンセントが捉えられていた部屋を見つけたものの、部屋は空っぽ。
そのとき窓の外からヴィンセントの声が。
ヴィンセントはラゼルを救うため部屋から抜け出したようです。
でも、残念ながらソレスタの仲間とバロックヒートに囲まれて身動きできません。
そこに文字通り飛び込むラゼル。
2階の窓から飛び降ります。
そんなラゼルを思わず受け止めてしまうバロックヒート。
ラゼルはすかさずナイフを突きつけます。
バロックヒートは「あ~ら、うっかり。今って敵同士だったよね」
駆け寄るヴィンセントにラゼルが一言。
「一番の障害はここから。
残念だけど魔法やどんな卑怯な手を使っても、この人には勝てる気がしない」
バロックヒートはそんなラゼルにナイフを引かせ、関節をはずしてまで抜け出さなくても、アルゼイドが来るのを待っていればよかったのにと言います。
ラゼルは、人任せは性に合わないと応えて、格言を披露します。
「人という字は――
明らかに左のヤツが楽をしている!」
「互いに支えあっている」が正解じゃないかと言うバロックヒートに、ラゼルは自説を披露。
「左と右で長さが違うのに対等なわけないじゃない。
同じ高さにいなきゃ支えあえないなら、とことん昇って昇って昇りつめてやる。
いくらでも無茶するし、意地だって張ってやるわ。
並みの男たち相手にしてるんじゃないんだから」
と、明らかにアルゼイドとバロックヒートを意識して、自分も彼らと対等な位置に立ちたいと宣言。
これを聞いたバロックヒートは、やはりラゼルと一緒にいるほうが楽しいと、ラゼル側に寝返ります。
魔法で右手を剣に変化させて、圧倒的な強さでソレスタの仲間を打倒。
一方、アルゼイドはソレスタと決闘中。
再び争いに満ちた世の中でアルゼイドと一緒に戦いを楽しみたいと言うソレスタに、アルゼイドが一言。
「お前、それは変態だろ」
痛いところを突かれたソレスタは戦意喪失。
アルゼイドがとどめを刺そうとしたところにラゼルが割り込み、ソレスタを救います。
途方にくれるソレスタを残してその場を去るラゼル一行。
まだ諦めきれないソレスタはラゼルに襲い掛かります。
でも、アルゼイドが間一髪のところで魔法で一撃。
ソレスタの体を完全消滅。
って、アルゼイドも魔法を使えたんですね。
結局、ラゼル一行は三人とも魔法使いだったわけで、この世界には魔法使いが相当数いるのかもしれません。
その夜、雨の中で一人涙を流すアルゼイド。
冷淡に振舞ってはいても、彼の中でソレスタの存在はそれなりに大きかったようです。
そこにラゼルが傘を持って現れます。
そして、悲しむアルゼイドに何の言葉もかけられない自分の無力さを自覚し、これまで少し思い上がっていたことに気付きます。
魔法だけでは解決できないこともあると気付いたということでしょう。
この短い旅での収穫です。
そこに現れる「謎の男」ことセラティード。
ラゼル「父さん――」
ということで今回はここまで。
なんと次回が最終回のようです。
全10話だったんですね。
けっこう気に入っていた作品なので残念です。
最終回ではセラティードがラゼルを旅に出した理由とかも明かされるのでしょうか?
バロックヒートが彼に対して「あのお人」とか言っているのも引っかかるし、セラティードの正体も気になるところです。
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破天荒遊戯 第9話
ゆくさきをしらない・後編
演出
小林浩輔
脚本
今川泰宏
遠藤海成(脚本協力)(DVDでは「脚本」として今川泰宏と併記)
キャスト
ラゼル 小林沙苗
アルゼイド 櫻井孝宏
バロックヒート 三木眞一郎
ソレスタ 谷山紀章
ヴィンセント 氷上恭子
軍曹 安元洋貴
男 細谷佳正
男 木村拓
男 松尾大亮
セラティード 子安武人
ラベル:破天荒遊戯




