2008年03月16日

今週の一本(2008/3/9~3/15)―『ARIA The ORIGINATION』第10話

今回は藍華のデレっぷりが何とも可笑しい回でした。
最終回に向けて怒涛の感動回が続くのかと思っていたのでちょっと拍子抜けの感もありますが、これはこれで楽しめました。

本編は、プリマに昇格したアリスの初営業日の描写からスタート。
緊張しまくりでガイドのタイミングをはずすミスはあったものの、操舵術のほうは完璧で、お客さんはそれなりに満足してくれた様子。

一日の仕事を終えてホッとするアリスは、建物の陰に灯里と藍華がいることに気付きます。
二人は偶然通りかかっただけだと言い訳しますが、灯里が口を滑らせてアリスの仕事振りを見ていたことがばれてしまいます。

自分のふがいない仕事振りを見られていたことに落ち込むアリス。
灯里と藍華はそれを慰めようとアリスの接客を褒めますが、それがかえって墓穴を掘ることに。
自分たちが朝からアリスを追っていたことがばれてしまいます。

アリスはさらに落ち込んで
「そんなところからずっと見てたんですか・・・」

立ち直る気配のないアリスを見た灯里は、今晩、月見をしようと提案。

その夜。
灯里と藍華、アリスの三人はARIAカンパニーに集合して月見を楽しみます。
しばらくして、郵便屋のおじさんお勧めの玄米茶を飲んで一息ついているときに藍華がポツリと一言。
「にしても、アルくん遅いわね」
いつのまにかアルが来ることになっていることを突っ込むアリス。
藍華は、星がらみのイベントにはアルがいなければだめだと言い張りますが、本当の理由はもちろん違います。
アリスもそんなことは承知の上でからかっているようです(^^;

恥ずかしくなった藍華は、その場から離れてアルを迎えに行きます。

「でっかいかわいい」藍華が行ってしまった後、アリスは灯里に感謝します。
月見に誘ってくれたことを。
「明日はお月様のような丸い気持ちで、もっとうまくやれる気がします」

その頃、藍華は無事アルに会うことができて、二人でARIAカンパニーに向かっています。
遅刻してしまったけれど、夜のしじまを独占できてよかったと言うアルの言葉に照れた藍華は、思わず駆け出して、枯れ井戸のフタの上に飛び乗ります。
危ないと注意するアルに対して「平気、平気」と余裕の藍華。
でもその直後、フタが壊れて「ギャッ!?」。
藍華は井戸の中に落ちてしまいます。

この場面、自分的には1期、第12話で星野明子さんが作ったウッドデッキでの灯里の「ん? あれ~?」に匹敵する面白さでした。
しかも、あのときの灯里といい、今回の藍華といい、とっさの一言がそれぞれの性格をうまく表していていい感じです。

ちなみにこの第12話「その やわらかな願いは…」はDVD「ARIA The ANIMATION Navigation 6」に収録されています。
このDVDには第11話から第13話(最終回)までの3話が収められています。
まだ観たことが無い人にはぜひお勧めしたい――といきなり布教活動をしたくなるほど、どれも最高のエピソードです。
蛇足ながら、この第12話を観るなら、その前に同じく1期の第4話「その 届かない手紙は…」も観ておくといいでしょう。
さらに付け加えるなら、第13話は大晦日の午後11時43分27秒から観始めると少しだけ幸せになれるかも(^^;

閑話休題。

アルは、井戸に落ちた藍華を助けようと手を伸ばしますが、藍華を支えきれず自分も井戸に落ちてしまいます。
困り果てる二人。
そこに現れるまぁ社長。
二人は、ボケボケのまぁ社長に願いを託して助けを待ちます。

助けを待つ間、月は何故アクアの周りを回っているんだろうと素朴な疑問を口にする藍華。
アルは、引かれあう力と遠ざかる力が絶妙のバランスを保っているからだと説明します。
近づくことも離れることも出来ずにグルグル回っているという話を聞いた藍華は、月とアクアを自分とアルに重ねてしまいます。
月がアクアに近づきすぎれば、その影響を受けて粉々に砕けてしまうに違いないと考える藍華。
勇気を出して一歩踏み出すことが出来ない藍華は、悲しくなって涙を流します。
そのときアルは、「アクアだって、月の影響を受けているんですよ」と、どう考えても藍華の心境を理解したうえでの発言。

最高に雰囲気が盛り上がり二人は距離を縮めますが、この大切な場面で藍華のおなかがグゥ。

「台無しよーー!!」
崩れ落ちる藍華。

そのとき上から
「何が台無しなんですか?」
というアリスの声が。
まぁ社長がしっかり役割を果たして、灯里とアリスを連れてきてくれたようです。
藍華にとっては最悪のタイミングでしたが。

井戸から助け出された藍華とアル。
「引かれあう力の成せる技です」と言って藍華の手を引くアルも藍華に気があるのは間違いなさそうです。

ARIAカンパニーに戻った一行は、もう一度月見を楽しみます。
ここでアリスが藍華をからかって何が台無しだったのか尋ねるのは、自分の仕事振りを見られて恥ずかしい思いをしたことの仕返しの意味もあるのかも。

こんな感じで、藍華とアルの関係も少し前進するのかなと思わせるエピソードでした。

ARIA The ORIGINATION Navigation.6 [DVD]
ARIA The ORIGINATION Navigation.6 [DVD]

公式サイト
http://www.ariacompany.net/

ARIA The ORIGINATION 第10話
その お月見の夜のときめきは…

演出
玉川達文

脚本
藤咲あゆな

キャスト
水無灯里  葉月絵理乃
藍華    斎藤千和
アリス   広橋涼
アリア社長 西村ちなみ
アル    渡辺明乃
アイ    水橋かおり
女性客B   足立友
posted by animisc at 13:54| Comment(0) | TrackBack(7) | ARIA The ORIGINATION | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック

ARIA The ORIGINATION 第10話「その お月見の夜のときめきは…」
Excerpt: ピュアな藍華がとっても可愛い10話でした。 プリマへ昇格したアリスは初仕事。こっそり様子を見にきた灯里と愛華。最後の最後でアリア社長のしっぽを踏んでしまいばれてしまいました。 無理もありませんが、..
Weblog: のらりんクロッキー
Tracked: 2008-03-16 17:07

ARIA The ORIGINATION 第10話 『その お月見の夜のときめきは…』
Excerpt: ここまでのラブコメ展開が今までにあったでしょうか!というくらい、ラブコメ要素が 高かった今回のARIA The ORIGINATION 第10話。では続きからど...
Weblog: ゆめねのにっき♪
Tracked: 2008-03-16 17:07

ARIA The ORIGINATION 第10話 その 恋物語の行く末は・・・
Excerpt: ■第10話 その お月見の夜のときめきは・・・ アリスが飛び級でプリマ昇格を果たした前回でしたが、 今回はOPからアリスの初仕事でスタ...
Weblog: めもり~る~む
Tracked: 2008-03-16 17:25

ARIA The ORIGINATION 第10話 「その お月見の夜のときめきは…」
Excerpt: 独り立ちしたアリスをこっそり見る水無灯里と藍華の昇格は一体何時になることやら。
Weblog: ゼロから
Tracked: 2008-03-16 17:49

ARIATheORIGINATION 第10話「その お月見の夜のときめきは…」感想
Excerpt: さて、今回も心の栄養補給、いきますか・・・といいたいところだけど、今回は少しいつもと違う感じかな?2008年04月25日発売ARIA The ORIGINATION Navigation.1早速感想。..
Weblog: 物書きチャリダー日記
Tracked: 2008-03-18 09:16

ARIA The ORIGINATION 第10話「そのお月見の夜のときめきは…」
Excerpt: アリスがプリマになって初の仕事。 しかし、緊張してしまい上手く案内ができない。 そこで灯里はアリスを励ます為にお月見をすることを提案...
Weblog: ネギズ
Tracked: 2008-03-18 18:25

ARIA The ORIGINATION 
Excerpt: 晃の憂い。アリスが飛び級でプリマになったこと。そしてタイミング悪く藍華を昇格させようとしていること。まあ、後輩ちゃん想いのお姉さまだこと。
Weblog: ゼロから
Tracked: 2008-03-18 23:47