なのでいつもはTwitterでつぶやいているだけなのですが、今回は妄想が止まらなくなってしまったので、文字数制限のないブログ記事にたわごとを並べてみようと思います。
今回の内容は―――。
45年前に関谷純に起こった出来事の真実(仮)について、古典部の4人が仮説を披露しあう話でした。
「(仮)」をつけた理由は、次回のサブタイトルが「歴史ある古典部の真実」だからです。
奉太郎の推理は真実にかなり近いのでしょうが、細かい部分で間違いがあって次回それが明かされるのでしょう。
ということで、まずは奉太郎の推理をまとめてみます。
彼によれば45年前の真実は次のようなものでした。
何時(WHEN)
事件発生が45年前の6月で、関谷純の退学が10月。
何処で(WHERE)
神山高等学校で。
誰が(WHO)
古典部部長・関谷純を筆頭とする全校生徒。
何故(WHY)
学力重視を宣言した校長が文化祭開催期間を縮小しようとしたため、自主性が損なわれたと考えた学生側と学校側が衝突。
どのように(HOW)
古典部部長・関谷純の英雄的指導に支えられた果敢なる実行主義が行われた。
何を(WHAT)
暴力は使わず、もしかするとボイコットを駆使して、6月に学校側との話し合いの場を設けた。
結果
文化祭開催期間縮小の阻止には成功したものの、代償として関谷純の退学が決定。
ただし、騒動が大きくならないよう、実際の退学処分は熱狂が収まる文化祭後の10月。
事件発生(6月)から退学(10月)まで期間が空いているのはこのため。
戦果
文化祭は平日に5日間開催。
「5日間」が関谷純の戦果。
では、ここから妄想をつらつらと。
文化祭開催期間はなぜ平日に5日間もあるのでしょうか?
普通は2~3日、長くても週末を入れて4日間くらいではないでしょうか。
ところが神山高校の場合は、平日をすべて使っての開催です。
しかも文化祭では模擬店が伝統的に禁止されているとか。
この学校の文化祭には何か特別な意味があったのかもしれません。
校長の方針転換発表(4月)から事件発生までの2か月間、学生側は何をしていたのでしょうか?
奉太郎の推理では事件発生と退学の時期的なズレについては答えが用意されていますが、この「2か月間のズレ」については考慮されていません。
原因は校長の方針転換ではなく、6月に別の何かが起こったことにあるのかもしれません。
えるの家で米を作っているのはなぜ?
他人の家の事情は分からないし、あれだけのお屋敷であれば田んぼの一つや二つ持っていてもおかしくないのかもしれませんが、この作品の舞台は岐阜県らしいということを知ってしまったので気になりだしてしまいました。
岐阜県の田植えの時期は6月頃で、刈り入れ時期は10月頃だからです。
この時期が45年前の事件の時期と一致しているのはただの偶然でしょうか。
そういえば、前回気になった神高文化祭の俗称「かんやさい」ですが、その起源はやはり関谷純の名前にあると考えていいのかもしれません。
おそらく彼の功績をたたえる意味も込めて関谷祭(せきたにさい)と呼ばれていたものが読み方の混乱から「かんやさい」になったのだと思います。
ということで、アニミスクの大胆仮説(妄想)は次のようになります。
・神高文化祭はもともと収穫祭の色合いが強いもので、6月に植えた稲を10月の平日5日間をかけて刈り取って祝ったのが起源だった。
・刈り入れが主目的なので、当然ながら模擬店を出す余裕も必然性もない。
・45年前の6月に学校所有の田んぼの田植えを開始しようとしたときに、学力重視を掲げる校長からストップがかかった。
・関谷純が筆頭となり、彼の家が所有する田んぼへの稲の植え替え、あるいは学校所有の田んぼの買収が行われた。
・ここから後はおおむね奉太郎の仮説どおり。
・「でも、だったら私は、どうして――泣いたのでしょうか?」……米作りを続けられたことに感激したから?
ということで、以上です。
来週になったら恥ずかしくて記事を削除したい誘惑に駆られるかも(^^;
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