2週間後の時点で20位以内に入っていればラブライブ!出場決定ということで、穂乃果のやる気がMaxになってしまいました。
その結果、浮足立った穂乃果が無茶をしたあげく大変なことに……という話。
穂乃果はいつも無理をする性格だと雪穂に語らせたり、圏外だったチームが追い上げてきていることを知った穂乃果の焦りを演出したりと、今回の穂乃果の行動に説得力を出す見せ方はしていますが(さらにこれまでの穂乃果の行動を考慮すればまったくありえない展開ではないことも理解できますが)、大切なライブを翌日に控え、さらに体調を崩しかけているにもかかわらず雨の中ランニングに飛び出すというのは、ちょっと作為性が強すぎるように思えました。
ことりに届いたエアメールの件にスポットを当て始めているので、それと絡めた形で穂乃果に無理をさせるとか、別の展開を考えたほうが良かったかもしれません。
で、そのエアメールですが、なんだかことりが海外に行くことになりそうな気配です。
でも留学のように長期間にわたる渡航ではないような気がします。
留学だとすれば申請やそれなりの前準備が必要ですが、それに関してこれまで一切描写がないので、もしかしたらラブライブ!開催時期と重なる形で一時的に渡航しなければならない事情ができたということなのかもしれません。
あるいは、エアメールに差出人の氏名も住所も書かれていないことから妄想するなら、μ'sのPVを見た海外のオタから送られてきた嫌がらせのリアルスパムとか(^^;。
いずれにせよ、これについては次回明かされるのでしょう。
そういえば、穂乃果と凛がノートパソコンで見ていたラブライブ!会場が、OPでμ'sが歌っている場所と同じでした。
ということは、μ'sがラブライブ!に出場できることは確定しているということでしょうか?
最終回は「僕らは今のなかで」がクライマックスになるのかも?
さて、本題はここからです。
今回のストーリーは平凡で、特に感動ポイントもありませんでしたが、学園祭でのライブシーンだけは手放しでほめてもいいくらいの出来でした。
ダンスそのものは言わずもがなで、見せ方の面でもこれまでで「最高のライブ」でした。
2Dと3Dの馴染み具合は素晴らしく、普通に見ているぶんにはCGに気付かないくらいです。
また、穂乃果たちが右足を大きく踏み出すシーンにはこれまでにない躍動感があり、振り付けもカメラアングルも工夫されていました。
さらに、そのすぐ後のことりの描写では、パースを強調した画を使って迫力を出しています。
ダンスシーンでここまでパースを強調した画が使われたのはおそらく初めてではないでしょうか(細かく見ていけばPVでもこれまでのアニメ本編のダンスシーンでも該当箇所はあるのですが、今回のようにはっきりそれとわかる使い方は初めてだと思います)。
ダンスシーンの見せ方については一つの完成形に近づいてきているのかもしれません。
最後に蛇足。
今回のダンスの振り付けは、これまでの石川ゆみさんに加え、Maiさんが参加していました。
Maiさんは5th PV「Wonderful Rush」の振り付けを担当した方です(それ以外はすべて石川ゆみさん)。
今回のダンスがこれまでと一味違ったのはこのことも関係していそうです。
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