おお振りのDVDを予約しようと思ってセブンアンドワイで検索したら、Vol.9の映像特典に「第2期ノンクレジットOP&ED」の文字が!?
アニメ雑誌とかを購入している人は既に知っているのかもしれませんが、自分はそういうのを買っていないので驚きました。
もちろん嬉しい驚きです(^^
1期シリーズがものすごく面白かったので早く続きが観たいです。
放送開始はいつなんでしょうね。
[追記]
興奮のあまり何も考えずに投稿してしまいましたが、これってもしかしたら2クール目のOP&EDなのかもしれないですね。。。
2007年11月24日
2007年09月22日
今週後半の一本(2007/9/20~9/22)―『おおきく振りかぶって』第24話
桐青チームの「誰もがまさかと思い、同時にもしやと疑いを否定できない」(by 後藤)展開で迎えた9回裏。
攻撃に入る前に河合がチームに気合を入れますが、これはちょっと遅すぎたかも。
やはり昨年度優勝校の驕りがあったということでしょうか。
「気付いたときにはいつも遅すぎるのさ。だがその罪は罰せられるべきだ。違うか?」(by 柘植)という声が聞こえてきそうな雰囲気の中、桐青高校最後の攻撃が始まります。
桐青は1番からの打順で最後の粘りをみせ、1アウト、1・3塁とします。
ここでバッターは4番・青木。
ここまでお膳立てができてしまったので、やっぱり西浦は勝てないのかなと思いながら観ていましたよ。
残念だけど、しかたないかなと。
でもここで、西浦ナインが三橋に励ましの言葉を投げかけます。
最後に花井が
「後のことは任して、お前の一番いい球投げろ!
お前の投げる球なら誰も文句ねぇから!」
バッティングでは活躍できなかったけど、最後にいいこと言ってくれました(^^;
三橋はこんな風に励まされてピッチングした経験がないので戸惑いながらも、渾身のストレートを投げます。
青木はこれを打ってセンターフライ。
アウトになってしまいますが、この間に3塁ランナーの真柴が走ります。
そしてついに花井の見せ場がやってきました。
センター・泉が捕った球を受け取ってホームに返球。
ボールは中継なしで阿部のミットに収まります。
ホームでのクロスプレーの結果はアウトです!
なんと西浦が逃げ切って勝ってしまいました!
この場面も感動しましたが、この後に更なる感動が待ち受けていたのは完全に予想外。
その感動の中心にいたのは、Mr.いい人・河合です。
お守りを握りしめながら家族の声を思い出したり、準太にもっとうまく投げさせてあげられなかったと言って男泣きしたり、涙を隠した清々しい顔で西浦ナインに千羽鶴を手渡したりと、もうほとんど反則ですよ(^^;
次回は試合後の一コマ(最終回)のようなので、とりあえずこれで一区切りですね。
おおきく振りかぶって Vol.9【最終巻】 [DVD]
脚本・キャストなど >>
攻撃に入る前に河合がチームに気合を入れますが、これはちょっと遅すぎたかも。
やはり昨年度優勝校の驕りがあったということでしょうか。
「気付いたときにはいつも遅すぎるのさ。だがその罪は罰せられるべきだ。違うか?」(by 柘植)という声が聞こえてきそうな雰囲気の中、桐青高校最後の攻撃が始まります。
桐青は1番からの打順で最後の粘りをみせ、1アウト、1・3塁とします。
ここでバッターは4番・青木。
ここまでお膳立てができてしまったので、やっぱり西浦は勝てないのかなと思いながら観ていましたよ。
残念だけど、しかたないかなと。
でもここで、西浦ナインが三橋に励ましの言葉を投げかけます。
最後に花井が
「後のことは任して、お前の一番いい球投げろ!
お前の投げる球なら誰も文句ねぇから!」
バッティングでは活躍できなかったけど、最後にいいこと言ってくれました(^^;
三橋はこんな風に励まされてピッチングした経験がないので戸惑いながらも、渾身のストレートを投げます。
青木はこれを打ってセンターフライ。
アウトになってしまいますが、この間に3塁ランナーの真柴が走ります。
そしてついに花井の見せ場がやってきました。
センター・泉が捕った球を受け取ってホームに返球。
ボールは中継なしで阿部のミットに収まります。
ホームでのクロスプレーの結果はアウトです!
なんと西浦が逃げ切って勝ってしまいました!
この場面も感動しましたが、この後に更なる感動が待ち受けていたのは完全に予想外。
その感動の中心にいたのは、Mr.いい人・河合です。
お守りを握りしめながら家族の声を思い出したり、準太にもっとうまく投げさせてあげられなかったと言って男泣きしたり、涙を隠した清々しい顔で西浦ナインに千羽鶴を手渡したりと、もうほとんど反則ですよ(^^;
次回は試合後の一コマ(最終回)のようなので、とりあえずこれで一区切りですね。
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2007年09月15日
今週後半の一本(2007/9/13~9/15)―『おおきく振りかぶって』第23話
いよいよ試合も大詰め。
桐青の1点リードで迎えた9回表。
西浦の(おそらく)最後の攻撃です。
本編開始直後にこれまでの得点シーンをまとめて見せて、終わりが近いことを感じさせる演出もいいですね。
(尺が余ったから得点シーンを詰め込んだだけだったりして(^^;)
西浦ナインは勝つ気満々で、声援にも力が入ります。
トップバッターの阿部は三塁線ぎりぎりのフェアで出塁。
続く泉もセーフティバント成功で、ノーアウト1、2塁。
栄口はバントをきれいに決めて、1アウト、2、3塁。
巣山はシンカーで三振。
ネクストバッターズボックスにいた田島はこの球をしっかりと見たんでしょうね。
これまで何度も見てきたけど、どうしても打てなかったシンカー。
そのシンカーをもう一度、じっくり見てから最後の打席に立ちます。
桐青バッテリーには、田島は絶対にシンカーを打てないという確信があります。
小柄な田島はリーチが足りないから、この球を追いきれない。
ということで、準太はすでに試合後のことを考えています。
シャワーを浴びて、メシ食って、ゆっくり寝る。
いつもの初戦の終わり。
打席の田島。
1球目はストレートをファウル。
準太の調子がいいとはいえ、田島には普通の球が通用しないと感じている河合は、シンカーで決めにきます。
2球目は真ん中から入るシンカー。
案の定、田島は手を出してきません。
でもこれは、シンカーに手が出ないのではなくて、最後の1球に勝負を賭ける田島がじっくりと球を見ていたため。
「よし!」
ゲンミツにシンカーを見切った田島の集中力は最高潮に達しました。
ここでドラムの効いたBGM。
視聴者の緊張感も最高潮です。
ついに来たこの瞬間。
魅せてくれ田島!
準太が投げる。
予想通りのシンカー。
田島が振る。
遠心力を利用して、バットを右手の指3本までずらしてリーチを確保。
バランスを崩して倒れこみながらも、ついにシンカーを捉えます。
打球はレフトを抜いてヒット。
阿部、泉がホームを踏んで5-4と逆転!
田島は1塁を踏んで歓喜の雄叫びです。
「うっしゃー!」
最高に盛り上がるシーンでした。
いやぁ、本当に魅せ方がうますぎます。
西浦ベンチにはもう一人、歓喜に身を震わせる人が。
そう、百枝監督です。
この人、いい場面では必ず感じちゃってます(^^;
野球に対するここまでの情熱はどこから来るんでしょうね。
一方、桐青監督は、田島を敬遠させなかった自分の失策だと悔やみますが、同時にマウンドで落ち込む準太を励ますよう河合に指示。
河合は準太に今やらなければならないことを思い出させ、最高の笑顔を見せます。
なんて清々しい。
やっぱり河合はいい人だ(^^;
そして、彼らもまだ諦めていません。
9回裏は1番からだから、そこで必ず点を取り返せる自信があるようです。
西浦の次のバッターは花井でしたが、残念ながらあっさり三振。
花井は今回も活躍できませんでした。
ということで追加点はなし。
西浦のリードは1点のみです。
そして迎える9回裏。
ここからは次回のお楽しみということで、またまたいいところで終わってしまいました。
西浦がこのまま抑えきるのか、それとも桐青が再逆転するのか、次回も目が離せない展開が期待できそうです。
実際、どちらが勝ってもおかしくないんですよね。
このまま西浦が勝ち進んでいくというのも正当なスポーツ物って気がするし。
逆に西浦は全員1年生なので、負けてしまってもぜんぜん不思議じゃない。
この経験を活かして次回大会で本領発揮というのが順当な展開のような気もします。
いずれにしても、次回でこの試合に「決着」がつきます。
おおきく振りかぶって Vol.8 【完全生産限定版】 [DVD]
おおきく振りかぶって Vol.8 【通常版】 [DVD]
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桐青の1点リードで迎えた9回表。
西浦の(おそらく)最後の攻撃です。
本編開始直後にこれまでの得点シーンをまとめて見せて、終わりが近いことを感じさせる演出もいいですね。
(尺が余ったから得点シーンを詰め込んだだけだったりして(^^;)
西浦ナインは勝つ気満々で、声援にも力が入ります。
トップバッターの阿部は三塁線ぎりぎりのフェアで出塁。
続く泉もセーフティバント成功で、ノーアウト1、2塁。
栄口はバントをきれいに決めて、1アウト、2、3塁。
巣山はシンカーで三振。
ネクストバッターズボックスにいた田島はこの球をしっかりと見たんでしょうね。
これまで何度も見てきたけど、どうしても打てなかったシンカー。
そのシンカーをもう一度、じっくり見てから最後の打席に立ちます。
桐青バッテリーには、田島は絶対にシンカーを打てないという確信があります。
小柄な田島はリーチが足りないから、この球を追いきれない。
ということで、準太はすでに試合後のことを考えています。
シャワーを浴びて、メシ食って、ゆっくり寝る。
いつもの初戦の終わり。
打席の田島。
1球目はストレートをファウル。
準太の調子がいいとはいえ、田島には普通の球が通用しないと感じている河合は、シンカーで決めにきます。
2球目は真ん中から入るシンカー。
案の定、田島は手を出してきません。
でもこれは、シンカーに手が出ないのではなくて、最後の1球に勝負を賭ける田島がじっくりと球を見ていたため。
「よし!」
ゲンミツにシンカーを見切った田島の集中力は最高潮に達しました。
ここでドラムの効いたBGM。
視聴者の緊張感も最高潮です。
ついに来たこの瞬間。
魅せてくれ田島!
準太が投げる。
予想通りのシンカー。
田島が振る。
遠心力を利用して、バットを右手の指3本までずらしてリーチを確保。
バランスを崩して倒れこみながらも、ついにシンカーを捉えます。
打球はレフトを抜いてヒット。
阿部、泉がホームを踏んで5-4と逆転!
田島は1塁を踏んで歓喜の雄叫びです。
「うっしゃー!」
最高に盛り上がるシーンでした。
いやぁ、本当に魅せ方がうますぎます。
西浦ベンチにはもう一人、歓喜に身を震わせる人が。
そう、百枝監督です。
この人、いい場面では必ず感じちゃってます(^^;
野球に対するここまでの情熱はどこから来るんでしょうね。
一方、桐青監督は、田島を敬遠させなかった自分の失策だと悔やみますが、同時にマウンドで落ち込む準太を励ますよう河合に指示。
河合は準太に今やらなければならないことを思い出させ、最高の笑顔を見せます。
なんて清々しい。
やっぱり河合はいい人だ(^^;
そして、彼らもまだ諦めていません。
9回裏は1番からだから、そこで必ず点を取り返せる自信があるようです。
西浦の次のバッターは花井でしたが、残念ながらあっさり三振。
花井は今回も活躍できませんでした。
ということで追加点はなし。
西浦のリードは1点のみです。
そして迎える9回裏。
ここからは次回のお楽しみということで、またまたいいところで終わってしまいました。
西浦がこのまま抑えきるのか、それとも桐青が再逆転するのか、次回も目が離せない展開が期待できそうです。
実際、どちらが勝ってもおかしくないんですよね。
このまま西浦が勝ち進んでいくというのも正当なスポーツ物って気がするし。
逆に西浦は全員1年生なので、負けてしまってもぜんぜん不思議じゃない。
この経験を活かして次回大会で本領発揮というのが順当な展開のような気もします。
いずれにしても、次回でこの試合に「決着」がつきます。
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2007年09月01日
今週後半の一本(2007/8/30~9/1)―『おおきく振りかぶって』第21話
今回はいつもの阿部に代わって、河合のモノローグがメインで話が進みました。
さすがに昨年度優勝校の主将だけあって、いろいろと考えているようです。
さらに、田島に対する迷いを準太に見透かされて照れる可愛い一面も見せてくれました(^^;
で本編は、8回表・西浦の攻撃から。
先頭打者の巣山がまさかのポテンヒットで出塁し、続くバッターは、4番の田島。
田島はこれまでたいした活躍をしていないので、河合は楽な打者だと考えますが、まったく力みのない大物打者を感じさせる構えを見て、その考えが揺らぎます。
ここまでの打席の結果 = ヒット1本だけで他の打席は三振 → 恐れるほどのことはない打者なのか?
試合の流れ = 一塁ランナーは確実に盗塁してくるはずだから、それまでは打たないはず → 構えに余裕が見られるのはそれだけの理由なのか?
目の前のコイツ = まったく力みがなく、どんな球にも対応できそうな威圧感は、強打者の証拠なのか?
結局結論を出すことができず、初球はシュートで様子見。
その結果、少なくとも打つ気はあるようだと見た河合は、今度は避けなければデッドボールになる見せ球で田島の打つ気をそぐ作戦に。
ところがそれでも構えに変化がない!
迷いを準太に見透かされ、遠慮はいらないというメッセージも受け取った河合は、心機一転。
ここからストレート勝負に出ます。
ところが田島は、そのストレートにタイミングを合わせるためファウルで粘ります。
これでは準太の方が先に切れると見た河合は、シンカーを混ぜてペースを整えようとしますが、田島はこのシンカーを見切って手を出しません。
ストレートでもスライダーでも打ち取れそうになく、フォークもだめ。ボールになるシンカーには手を出してこないということで、最後に残った選択肢は真ん中寄りでストライクになるシンカー。
これで三振を狙います。
ここで田島が見事クリーンヒットを決めるのかと思いましたが、そううまくいきませんでした。
結果は河合のねらいどおり、綺麗な三振。
どんなに真剣に挑んでも打てない球があることがわかり、自分の力の限界に悔しがる田島が印象的でした。
「一試合通して打てない球はなかった」という伝説もここで終わりです。
この後、田島は一塁コーチャーに入ります。
ランナーの巣山は二盗、三盗を連続で決めてあっという間に1アウト三塁の状況に。
これに驚いたのが桐青チーム。
4番が打席に立った時に走らずに、なぜ今になって走るのか?
セオリーを無視したプレイに、頭の中が大混乱です(^^;
意表を突かれたバッテリーは打者・花井にフォアボール。
そして桐青監督は、盗塁の指示を出しているのは、三振した後にコーチャーに入った田島なのではという、確信に近い疑いを抱きます。
「アイツか!?」
そしてこの疑いは、花井が二盗したことで確信に変わります。
正直、いまさらそれがわかっても、という気がしないでもないですが、これは9回に田島がバッターボックスに立つことへの布石なのでしょうか?
ランナーは絶対に走らないから、田島を打ち取ることに集中できるということの。
続く6番、沖を歩かせて満塁策をとる桐青。
7番・水谷は緊張しすぎて、大きく外れたボールを大振りして空振り。
このあと「サードランナー」作戦でうまく緊張を解きほぐして2塁を抜くヒットを打ち、同点のランナーを返します。
さらにもう一点を狙った花井はホームでアウトになってしまい、続くバッターの三橋も三振。
8回表・西浦の攻撃が終了しました。
1点リードされたままの何とか同点に追いついた西浦ですが、みんな勝つ気満々です。
阿部も「ここを抑えれば勝ちが見える」と強気のモノローグ。
そんな西浦の9回表最後の攻撃は1番・泉9番・阿部からです。
阿部、泉、栄口、巣山のうち少なくとも二人が塁に出れば、もう一度田島に打順が回ってきます。
そうなれば、いわば敗者復活戦。
田島にとっては、本来なら回ってこなかったはずの打順です。
そして、今度こそ決めてくれそうな予感です。
おおきく振りかぶって Vol.8 【完全生産限定版】 [DVD]
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さすがに昨年度優勝校の主将だけあって、いろいろと考えているようです。
さらに、田島に対する迷いを準太に見透かされて照れる可愛い一面も見せてくれました(^^;
で本編は、8回表・西浦の攻撃から。
先頭打者の巣山がまさかのポテンヒットで出塁し、続くバッターは、4番の田島。
田島はこれまでたいした活躍をしていないので、河合は楽な打者だと考えますが、まったく力みのない大物打者を感じさせる構えを見て、その考えが揺らぎます。
ここまでの打席の結果 = ヒット1本だけで他の打席は三振 → 恐れるほどのことはない打者なのか?
試合の流れ = 一塁ランナーは確実に盗塁してくるはずだから、それまでは打たないはず → 構えに余裕が見られるのはそれだけの理由なのか?
目の前のコイツ = まったく力みがなく、どんな球にも対応できそうな威圧感は、強打者の証拠なのか?
結局結論を出すことができず、初球はシュートで様子見。
その結果、少なくとも打つ気はあるようだと見た河合は、今度は避けなければデッドボールになる見せ球で田島の打つ気をそぐ作戦に。
ところがそれでも構えに変化がない!
迷いを準太に見透かされ、遠慮はいらないというメッセージも受け取った河合は、心機一転。
ここからストレート勝負に出ます。
ところが田島は、そのストレートにタイミングを合わせるためファウルで粘ります。
これでは準太の方が先に切れると見た河合は、シンカーを混ぜてペースを整えようとしますが、田島はこのシンカーを見切って手を出しません。
ストレートでもスライダーでも打ち取れそうになく、フォークもだめ。ボールになるシンカーには手を出してこないということで、最後に残った選択肢は真ん中寄りでストライクになるシンカー。
これで三振を狙います。
ここで田島が見事クリーンヒットを決めるのかと思いましたが、そううまくいきませんでした。
結果は河合のねらいどおり、綺麗な三振。
どんなに真剣に挑んでも打てない球があることがわかり、自分の力の限界に悔しがる田島が印象的でした。
「一試合通して打てない球はなかった」という伝説もここで終わりです。
この後、田島は一塁コーチャーに入ります。
ランナーの巣山は二盗、三盗を連続で決めてあっという間に1アウト三塁の状況に。
これに驚いたのが桐青チーム。
4番が打席に立った時に走らずに、なぜ今になって走るのか?
セオリーを無視したプレイに、頭の中が大混乱です(^^;
意表を突かれたバッテリーは打者・花井にフォアボール。
そして桐青監督は、盗塁の指示を出しているのは、三振した後にコーチャーに入った田島なのではという、確信に近い疑いを抱きます。
「アイツか!?」
そしてこの疑いは、花井が二盗したことで確信に変わります。
正直、いまさらそれがわかっても、という気がしないでもないですが、これは9回に田島がバッターボックスに立つことへの布石なのでしょうか?
ランナーは絶対に走らないから、田島を打ち取ることに集中できるということの。
続く6番、沖を歩かせて満塁策をとる桐青。
7番・水谷は緊張しすぎて、大きく外れたボールを大振りして空振り。
このあと「サードランナー」作戦でうまく緊張を解きほぐして2塁を抜くヒットを打ち、同点のランナーを返します。
さらにもう一点を狙った花井はホームでアウトになってしまい、続くバッターの三橋も三振。
8回表・西浦の攻撃が終了しました。
阿部も「ここを抑えれば勝ちが見える」と強気のモノローグ。
そんな西浦の9回表最後の攻撃は
阿部、泉、栄口、巣山のうち少なくとも二人が塁に出れば、もう一度田島に打順が回ってきます。
そうなれば、いわば敗者復活戦。
田島にとっては、本来なら回ってこなかったはずの打順です。
そして、今度こそ決めてくれそうな予感です。
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2007年08月11日
今週後半の一本 その2(2007/8/9~8/11)―『おおきく振りかぶって』第18話
今回は、4回裏ホームでのクロスプレー(再)から、5回表西浦の攻撃の途中まで。
信じられないほど遅い進行ですが、それでも飽きさせない脚本・演出がすごいです。
でもこのアニメ、全26話なのでしょうか?
だとしたら公式戦初戦だけでシリーズ終了ってことで、それはそれでストレスが溜まりそうだなぁ。。。
2期があることを前提に26話で15話のような「魔の引き」をやられちゃったりしたら。。。なんて不安も(^^;
さて、本編ですが。。。
4回裏・桐青の攻撃を抑えてベンチに戻る三橋は、河合とすれ違うときにこけてしまいます。
三橋は力をセーブできずに試合前半でもう足にきてしまったのでしょうか。
それとも単に雨で濡れたグラウンドに足を取られただけ?
5回表トップバッターはその三橋です。
女房役の阿部は、できるだけ三橋に負担がかからないように「今日は打つな」と指示しますが、阿部の真意は三橋に伝わりません。
訳がわからなくて途方にくれるだけです(^^;
無理強いすればピッチングにも影響しかねないので、しかたなく次善策をとる阿部。
「嘘だよ。俺も続くから打てよ」
どんどん振らせて早めに打順を終わらせようとする優しさ(?)を披露。
そんなことには思いもよらない三橋は、疲れることなど気にせずバットを思い切り振り回したあげく、準太の失投でデッドボール。
例のごとく「痛くないよ」と言い張る三橋に、阿部は「てめぇ、ふざけんなよ!」
当人達はいたって真剣なこの場面。
傍から見る分にはコメディーです。
そして、これがまたまたツボにはまった準太は笑いをこらえるのに必至。
そりゃあ、相手チームの選手、しかもピッチャーにデッドボールを食らわせてしまった張本人が笑っていい場面ではありません。
いろんな意味で苦しい準太です(^^;
続く9番・阿部は、グラウンドの状態をしっかり見て、セーフティバントをきれいに決めます。
「打撃のダメなタイプのキャッチャー」と誤解されていることも幸いしました。
次の泉は1、2打席ともに出塁していたこともあり、桐青の闘志を煽ってしまい三振。
「これが本来の力差だぜ!」と思う河合はちょっと自信回復?
ここでバッターは栄口。
桐青監督の読みはスクイズ。
サードランナー三橋の落ち着きのなさがそれを裏付けます。
これは三橋本来の挙動なのですが、河合は見事に勘違いしています(^^;
ところが、1球目、2球目ともにスクイズの動きが見られません。
スクイズされたら河合がふっ飛ばしてやると余裕をみせる桐青監督ですが、ここでふと疑問を抱きます。
『唯一のピッチャーが負傷してしまうかもしれないようなプレイを指示するだろうか?』
試しに1球、スライダーで様子見して、スクイズがないことを確信する桐青監督。
河合に指示して、スクイズの警戒を解きます。
この変化を的確に読み取った百枝監督は
「桐青はスクイズ警戒を解いたと見る・・・やるならここしかない!」
百枝監督が桐青監督に読み勝った瞬間です。
ここからの盛り上げかたは素晴らしいの一言。
ほんとうに魅せてくれます。
2ストライクからのスクイズを成功させるしかない栄口。
失敗すれば自分がアウトになるだけでなく、三橋が怪我をする危険もあります。
三橋は、次の投球と同時に絶妙のタイミングでスタートします。
この動きに意表を突かれたものの、準太は咄嗟の判断で投球をはずしてきますが、後がない栄口がそれに必至に飛びつき、そして当てた!
三橋がホームに返り、西浦待望の追加点が入りました!
次回はいよいよ試合中盤。
西浦の実態が見え始めた桐青が本格的に仕掛けてきます。
おおきく振りかぶって Vol.7 [DVD]
脚本・キャストなど >>
信じられないほど遅い進行ですが、それでも飽きさせない脚本・演出がすごいです。
でもこのアニメ、全26話なのでしょうか?
だとしたら公式戦初戦だけでシリーズ終了ってことで、それはそれでストレスが溜まりそうだなぁ。。。
2期があることを前提に26話で15話のような「魔の引き」をやられちゃったりしたら。。。なんて不安も(^^;
さて、本編ですが。。。
4回裏・桐青の攻撃を抑えてベンチに戻る三橋は、河合とすれ違うときにこけてしまいます。
三橋は力をセーブできずに試合前半でもう足にきてしまったのでしょうか。
それとも単に雨で濡れたグラウンドに足を取られただけ?
5回表トップバッターはその三橋です。
女房役の阿部は、できるだけ三橋に負担がかからないように「今日は打つな」と指示しますが、阿部の真意は三橋に伝わりません。
訳がわからなくて途方にくれるだけです(^^;
無理強いすればピッチングにも影響しかねないので、しかたなく次善策をとる阿部。
「嘘だよ。俺も続くから打てよ」
どんどん振らせて早めに打順を終わらせようとする優しさ(?)を披露。
そんなことには思いもよらない三橋は、疲れることなど気にせずバットを思い切り振り回したあげく、準太の失投でデッドボール。
例のごとく「痛くないよ」と言い張る三橋に、阿部は「てめぇ、ふざけんなよ!」
当人達はいたって真剣なこの場面。
傍から見る分にはコメディーです。
そして、これがまたまたツボにはまった準太は笑いをこらえるのに必至。
そりゃあ、相手チームの選手、しかもピッチャーにデッドボールを食らわせてしまった張本人が笑っていい場面ではありません。
いろんな意味で苦しい準太です(^^;
続く9番・阿部は、グラウンドの状態をしっかり見て、セーフティバントをきれいに決めます。
「打撃のダメなタイプのキャッチャー」と誤解されていることも幸いしました。
次の泉は1、2打席ともに出塁していたこともあり、桐青の闘志を煽ってしまい三振。
「これが本来の力差だぜ!」と思う河合はちょっと自信回復?
ここでバッターは栄口。
桐青監督の読みはスクイズ。
サードランナー三橋の落ち着きのなさがそれを裏付けます。
これは三橋本来の挙動なのですが、河合は見事に勘違いしています(^^;
ところが、1球目、2球目ともにスクイズの動きが見られません。
スクイズされたら河合がふっ飛ばしてやると余裕をみせる桐青監督ですが、ここでふと疑問を抱きます。
『唯一のピッチャーが負傷してしまうかもしれないようなプレイを指示するだろうか?』
試しに1球、スライダーで様子見して、スクイズがないことを確信する桐青監督。
河合に指示して、スクイズの警戒を解きます。
この変化を的確に読み取った百枝監督は
「桐青はスクイズ警戒を解いたと見る・・・やるならここしかない!」
百枝監督が桐青監督に読み勝った瞬間です。
ここからの盛り上げかたは素晴らしいの一言。
ほんとうに魅せてくれます。
2ストライクからのスクイズを成功させるしかない栄口。
失敗すれば自分がアウトになるだけでなく、三橋が怪我をする危険もあります。
三橋は、次の投球と同時に絶妙のタイミングでスタートします。
この動きに意表を突かれたものの、準太は咄嗟の判断で投球をはずしてきますが、後がない栄口がそれに必至に飛びつき、そして当てた!
三橋がホームに返り、西浦待望の追加点が入りました!
次回はいよいよ試合中盤。
西浦の実態が見え始めた桐青が本格的に仕掛けてきます。
おおきく振りかぶって Vol.7 [DVD]
脚本・キャストなど >>
2007年07月29日
今週後半の一本 その2(2007/7/26~7/28)―『おおきく振りかぶって』第16話
三橋がアウトになるよりも、花井がホームを踏むのが早かった!
ということで、西浦高校が1点先取しました。
1週間のモヤモヤがやっと消えた(^^;
チェンジでベンチに戻った準太は、自分のモーションが盗まれたのではないかと思い、キャッチャーの河合に西浦の1塁コーチャーが誰だったか尋ねます。
でも、河合はこの時点ではまだ西浦を舐めてかかっているから、コーチャーが誰かなんてことはまったく記憶にありません。
準太の疑念についても、まだ牽制を2球しか見せていないし、何よりも準太に癖があるなら自分が気付いているはずだと考えます。
桐青の監督も
「こんなあやふやな把握の仕方じゃ、あいつらに何にも言ってやれねぇ。
もう1イニング観て、仕掛けるのは中盤からだ」
と、何かがおかしいことに気付いてはいますが、それが何なのか掴めないので、選手にアドバイスできないでいます。
そして、西浦が取った1点のせい(というか三橋の間抜け顔のせい)で桐青のエース・準太が目覚めてしまいました。
西浦は2回裏を無難に抑え、3回表の攻撃に入ります。
最初のバッターとして打席に立った阿部は、準太がまだ本調子ではないと考えていたため、あえなく三振。
ベンチに戻ったときに三橋に「ありがとう」と言われ、感動している場合ではありません(^^;
次の打席に期待です。
その三橋ですが、熱があるのは間違いないようです。
でも、体調を崩しているのではなく、逆に調子が良すぎるみたい。
阿部のリードで三振をとりまくり、これまで経験したことがないほどの声援も受けて、舞い上がってしまっている様子です。
阿部はそんな三橋を見て「こいつ、どっかでパンクする」と危機感を抱き始めます。
3回表の攻撃は続き、2アウトでバッター巣山。
準太は三橋とは違うから待っていれば必ず甘い球がくると信じ、思惑どおり2球目をライト前ヒット。
キャッチャーの河合は、準太の調子はもう悪くないにもかかわらず、しっかりと打ち返してくる西浦の攻撃に愕然とします。
そして、西浦をあなどることをやめ、いよいよ本腰でプレイし始めます。
これで西浦の優位は、チームデータが把握されていないことだけになりました。
続くバッターは田島。
1球目を空振りした田島は、内心すごい球を打てることにワクワクですが、自分が楽しむことよりもチームが勝つことを優先し、
「次は厳密に見る」
やっと「厳密」の使い方を覚えたみたいです(^^;
いや、今回は偶然あっていただけか?
残念ながら結局三振してしまいますが、一試合通して打てなかった球はなかったと豪語する彼のことですから、次以降の打席でかっ飛ばしてくれることでしょう。
で、今回、三橋のいとこが登場しました。
三橋瑠里。
今のところ「れんれん」のくせに三振をとりまくっている三橋に驚いているだけですが、ストーリー内ではどういう位置付けになるキャラクターなんでしょうね。
三橋の過去をいろいろ語ってくれるのかな?
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ということで、西浦高校が1点先取しました。
1週間のモヤモヤがやっと消えた(^^;
チェンジでベンチに戻った準太は、自分のモーションが盗まれたのではないかと思い、キャッチャーの河合に西浦の1塁コーチャーが誰だったか尋ねます。
でも、河合はこの時点ではまだ西浦を舐めてかかっているから、コーチャーが誰かなんてことはまったく記憶にありません。
準太の疑念についても、まだ牽制を2球しか見せていないし、何よりも準太に癖があるなら自分が気付いているはずだと考えます。
桐青の監督も
「こんなあやふやな把握の仕方じゃ、あいつらに何にも言ってやれねぇ。
もう1イニング観て、仕掛けるのは中盤からだ」
と、何かがおかしいことに気付いてはいますが、それが何なのか掴めないので、選手にアドバイスできないでいます。
そして、西浦が取った1点のせい(というか三橋の間抜け顔のせい)で桐青のエース・準太が目覚めてしまいました。
西浦は2回裏を無難に抑え、3回表の攻撃に入ります。
最初のバッターとして打席に立った阿部は、準太がまだ本調子ではないと考えていたため、あえなく三振。
ベンチに戻ったときに三橋に「ありがとう」と言われ、感動している場合ではありません(^^;
次の打席に期待です。
その三橋ですが、熱があるのは間違いないようです。
でも、体調を崩しているのではなく、逆に調子が良すぎるみたい。
阿部のリードで三振をとりまくり、これまで経験したことがないほどの声援も受けて、舞い上がってしまっている様子です。
阿部はそんな三橋を見て「こいつ、どっかでパンクする」と危機感を抱き始めます。
3回表の攻撃は続き、2アウトでバッター巣山。
準太は三橋とは違うから待っていれば必ず甘い球がくると信じ、思惑どおり2球目をライト前ヒット。
キャッチャーの河合は、準太の調子はもう悪くないにもかかわらず、しっかりと打ち返してくる西浦の攻撃に愕然とします。
そして、西浦をあなどることをやめ、いよいよ本腰でプレイし始めます。
これで西浦の優位は、チームデータが把握されていないことだけになりました。
続くバッターは田島。
1球目を空振りした田島は、内心すごい球を打てることにワクワクですが、自分が楽しむことよりもチームが勝つことを優先し、
「次は厳密に見る」
やっと「厳密」の使い方を覚えたみたいです(^^;
いや、今回は偶然あっていただけか?
残念ながら結局三振してしまいますが、一試合通して打てなかった球はなかったと豪語する彼のことですから、次以降の打席でかっ飛ばしてくれることでしょう。
で、今回、三橋のいとこが登場しました。
三橋瑠里。
今のところ「れんれん」のくせに三振をとりまくっている三橋に驚いているだけですが、ストーリー内ではどういう位置付けになるキャラクターなんでしょうね。
三橋の過去をいろいろ語ってくれるのかな?
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2007年07月21日
今週の一本 その2(2007/7/15~7/21)―『おおきく振りかぶって』第15話
まず初めにこれだけは書いておきたい。
いや、書かせて欲しい。
なぜここで終わるんだ!?
ということで、あまりに面白すぎる展開のため、次回まで1週間待たされるのがすごく辛いぞ、という不満(?)でした(^^;
今回は、前回に引き続き西浦高校 VS 桐青高校の試合です。
1回裏・桐青高校の攻撃と、2回表・西浦高校の攻撃が描かれました。
三橋は1回裏最初の投球で、全力投球でもある程度の制球ができるようになったことを見せてくれます。
ライトの花井もファインプレーでファウルボールをキャッチ。
これまで練習場面はあまり多く描かれていませんが、その成果ははっきり出ています。
このことを知らない桐青チームは、相変わらず勝って当たり前というスタンスですが、(少なくとも今のところは)自分たちが一方的に攻められている理由も、打てない理由もわかっていません。
これに気付いて「勝って当たり前」から「真剣にプレーしないと負ける」という考えに変わったときに、ストーリー的にさらに盛り上がるんでしょうね。
今回、自分的に一番の見所は、花井が盗塁を決める場面です。
花井を盗塁させられそうだと判断したときの田島の不敵な表情も見ものですが、実際に盗塁が成功したときの他のチームメンバーの反応もなかなか面白いです。
特に監督の表情がいい(^^;
さて、2回裏・西浦高校の攻撃ですが、2アウト1、3塁の場面で、1塁ランナーの三橋がリードしすぎたため、1、2塁間で挟まれてしまいます。
その間に3塁ランナーの花井がホームに走りますが。。。
花井がホームを踏んだのが先か、三橋がアウトになったのが先かというきわどい場面で、今回は終わり。
で、なぜここで終わるんだ!?、となってしまうわけです(^^;
せめてサブタイトルは「先取点」じゃなくて「先取点?」とでもしておいてほしかった。。。
ところで、阿部や水谷が、三橋の体調を気にしている場面が何度かありました。
三橋の「顔が赤い」とか「血色がいい」ことに気付く場面です。
これは何かの伏線でしょうか?
三橋は自分では気付いていないだけで、体調を崩しているのでしょうか?
もしそうだとしたら、「三橋君が捕まったら、はっきりいってそこで勝負がついてしまう」という選手層の薄さを抱える西浦チームにとっては、ちょっと厳しい展開になりそうです。
いやぁ、それにしても何なんでしょうね。
この異常な面白さは。
今回、独断と偏見の評価がついに5になりました。
おおきく振りかぶって Vol.6 【完全生産限定版】 [DVD]
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いや、書かせて欲しい。
なぜここで終わるんだ!?
ということで、あまりに面白すぎる展開のため、次回まで1週間待たされるのがすごく辛いぞ、という不満(?)でした(^^;
今回は、前回に引き続き西浦高校 VS 桐青高校の試合です。
1回裏・桐青高校の攻撃と、2回表・西浦高校の攻撃が描かれました。
三橋は1回裏最初の投球で、全力投球でもある程度の制球ができるようになったことを見せてくれます。
ライトの花井もファインプレーでファウルボールをキャッチ。
これまで練習場面はあまり多く描かれていませんが、その成果ははっきり出ています。
このことを知らない桐青チームは、相変わらず勝って当たり前というスタンスですが、(少なくとも今のところは)自分たちが一方的に攻められている理由も、打てない理由もわかっていません。
これに気付いて「勝って当たり前」から「真剣にプレーしないと負ける」という考えに変わったときに、ストーリー的にさらに盛り上がるんでしょうね。
今回、自分的に一番の見所は、花井が盗塁を決める場面です。
花井を盗塁させられそうだと判断したときの田島の不敵な表情も見ものですが、実際に盗塁が成功したときの他のチームメンバーの反応もなかなか面白いです。
特に監督の表情がいい(^^;
さて、2回裏・西浦高校の攻撃ですが、2アウト1、3塁の場面で、1塁ランナーの三橋がリードしすぎたため、1、2塁間で挟まれてしまいます。
その間に3塁ランナーの花井がホームに走りますが。。。
花井がホームを踏んだのが先か、三橋がアウトになったのが先かというきわどい場面で、今回は終わり。
で、なぜここで終わるんだ!?、となってしまうわけです(^^;
せめてサブタイトルは「先取点」じゃなくて「先取点?」とでもしておいてほしかった。。。
ところで、阿部や水谷が、三橋の体調を気にしている場面が何度かありました。
三橋の「顔が赤い」とか「血色がいい」ことに気付く場面です。
これは何かの伏線でしょうか?
三橋は自分では気付いていないだけで、体調を崩しているのでしょうか?
もしそうだとしたら、「三橋君が捕まったら、はっきりいってそこで勝負がついてしまう」という選手層の薄さを抱える西浦チームにとっては、ちょっと厳しい展開になりそうです。
いやぁ、それにしても何なんでしょうね。
この異常な面白さは。
今回、独断と偏見の評価がついに5になりました。
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2007年07月14日
今週後半の一本(2007/7/12~7/14)―『おおきく振りかぶって』第14話
ついに夏大会が始まりました。
西浦高校の初戦の対戦相手は、去年の優勝校・桐青高校。
西浦チームメンバーは、これまでの厳しい練習やメンタルトレーニングのおかげで、初めての公式戦にもそれほどプレッシャーを感じていないようです。
この点に関しては三橋も同じ。
打たれて失望されることに多少の不安はあるようですが、ひいきではなく正式に与えられた背番号1でプレイすることに燃えています。
一方、桐青チームの心境はちょっと複雑。
基本的には勝ってあたりまえというスタンスですが、西浦チームの過去のデータがまったくないことが唯一不安なようです。
1回表、西浦チームの攻撃は、ヒットで一塁に出た泉を着実に三塁まで進ませましたが、4番・田島がまさかの三振。
さすがに公式戦ともなると、練習試合とは勝手が違います。
そう簡単に点を取らせてもらえません。
これまで息抜き的な話が続きましたが、今回からいよいよ本番という感じです。
ストーリーの進め方も、各選手のモノローグをふんだんに盛り込んで緊張感を盛り上げてくれています。
ここまでモノローグが多いと、説明っぽくなりすぎてしらけてしまうことが多いですが、この作品の場合はその逆にストーリーに引き込まれてしまうところがいいですね。
「おお振り」の本領発揮というところでしょうか。
次回は「先取点」。
西浦チームがすんなり勝てるとは思いませんが、もしかして以外にあっさりとコマを進めるってのもありでしょうか?
そういえば、今回からオープニングとエンディングが変わりました。
このOP&EDもしっくりはまりそうですね。
おおきく振りかぶって 5 [DVD]
脚本・キャストなど >>
西浦高校の初戦の対戦相手は、去年の優勝校・桐青高校。
西浦チームメンバーは、これまでの厳しい練習やメンタルトレーニングのおかげで、初めての公式戦にもそれほどプレッシャーを感じていないようです。
この点に関しては三橋も同じ。
打たれて失望されることに多少の不安はあるようですが、ひいきではなく正式に与えられた背番号1でプレイすることに燃えています。
一方、桐青チームの心境はちょっと複雑。
基本的には勝ってあたりまえというスタンスですが、西浦チームの過去のデータがまったくないことが唯一不安なようです。
1回表、西浦チームの攻撃は、ヒットで一塁に出た泉を着実に三塁まで進ませましたが、4番・田島がまさかの三振。
さすがに公式戦ともなると、練習試合とは勝手が違います。
そう簡単に点を取らせてもらえません。
これまで息抜き的な話が続きましたが、今回からいよいよ本番という感じです。
ストーリーの進め方も、各選手のモノローグをふんだんに盛り込んで緊張感を盛り上げてくれています。
ここまでモノローグが多いと、説明っぽくなりすぎてしらけてしまうことが多いですが、この作品の場合はその逆にストーリーに引き込まれてしまうところがいいですね。
「おお振り」の本領発揮というところでしょうか。
次回は「先取点」。
西浦チームがすんなり勝てるとは思いませんが、もしかして以外にあっさりとコマを進めるってのもありでしょうか?
そういえば、今回からオープニングとエンディングが変わりました。
このOP&EDもしっくりはまりそうですね。
おおきく振りかぶって 5 [DVD]
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2007年06月16日
今週後半の一本(2007/6/14~6/16)―『おおきく振りかぶって』第10話
だんだん形になってきた西浦高校チーム。
今回は、監督の提案で三橋とローテーションを組む投手を確保しておくことになります。
今後試合数が増えていくので、これは絶対に必要。
チームのみんなは異存ないようですが、ただ一人、三橋が駄々をこね始めます。
中学時代は一日に二試合連続で投げていたと言う三橋に、キレそうになる監督。
マネージャーの篠岡さんがそれを抑えますが、あの超人的な監督をあっさり抑えるとは、なかなかやるもんです。
三橋のマウンドへの執着は相当なものですが、監督の
「出りゃあ負けてた中学時代とは違うの。一人でこなせると思ったら大間違いだよ」
という容赦のない一言に言葉を失うことに。
百枝監督の野球への執念も相当なものですね。
生活費を野球部の活動につぎ込んでいるような描写がありましたけど、ここまで野球に執着する理由は何なんでしょう?
それはともかく、三橋のガッカリは田島のある行動で決着することに。
その行動とは、三橋のユニフォームにマジックで「1」と書くこと。
三橋くん・・・そんなんでいいんですか(^^;
で、本題の投手のほうは、花井と沖に決まります。
そしてさらに、もう一人の捕手も決めることになり、こちらは監督にうまく乗せられて田島に決まり。
監督の人心掌握術もなかなかのものです。
まぁ、簡単に乗せられる田島が単純すぎるだけかもしれませんが。
そして最後に主将(花井)と副主将(阿部と栄口)が決まって、西浦チームが本格的に始動します。
後半では、百枝監督が部員達に試験勉強を勧めます。
それにしても、捕手選びのときの言葉とは違い、この場面の監督の言葉は説得力なさすぎ。
そんなことよりも練習に時間を割きたいというのが本音なんでしょうね。
偶然今日が誕生日だった三橋は、みんなを自宅に呼んで勉強することに。
誕生日ということはないしょにしたままです。
結局バレて、誕生パーティーを開くことになってしまいますが、この辺の性格はなかなか変わらないですね。
でも、田島の「三橋、行こうな甲子園」に対して「い、行きたい」と答えたから、少しは変わってきたのかな。
第1話では「無理です」だったからね(^^;
とまぁ、今回は平和な一日の一コマでした。
おおきく振りかぶって(4) [DVD]
脚本・キャストなど >>
今回は、監督の提案で三橋とローテーションを組む投手を確保しておくことになります。
今後試合数が増えていくので、これは絶対に必要。
チームのみんなは異存ないようですが、ただ一人、三橋が駄々をこね始めます。
中学時代は一日に二試合連続で投げていたと言う三橋に、キレそうになる監督。
マネージャーの篠岡さんがそれを抑えますが、あの超人的な監督をあっさり抑えるとは、なかなかやるもんです。
三橋のマウンドへの執着は相当なものですが、監督の
「出りゃあ負けてた中学時代とは違うの。一人でこなせると思ったら大間違いだよ」
という容赦のない一言に言葉を失うことに。
百枝監督の野球への執念も相当なものですね。
生活費を野球部の活動につぎ込んでいるような描写がありましたけど、ここまで野球に執着する理由は何なんでしょう?
それはともかく、三橋のガッカリは田島のある行動で決着することに。
その行動とは、三橋のユニフォームにマジックで「1」と書くこと。
三橋くん・・・そんなんでいいんですか(^^;
で、本題の投手のほうは、花井と沖に決まります。
そしてさらに、もう一人の捕手も決めることになり、こちらは監督にうまく乗せられて田島に決まり。
監督の人心掌握術もなかなかのものです。
まぁ、簡単に乗せられる田島が単純すぎるだけかもしれませんが。
そして最後に主将(花井)と副主将(阿部と栄口)が決まって、西浦チームが本格的に始動します。
後半では、百枝監督が部員達に試験勉強を勧めます。
それにしても、捕手選びのときの言葉とは違い、この場面の監督の言葉は説得力なさすぎ。
そんなことよりも練習に時間を割きたいというのが本音なんでしょうね。
偶然今日が誕生日だった三橋は、みんなを自宅に呼んで勉強することに。
誕生日ということはないしょにしたままです。
結局バレて、誕生パーティーを開くことになってしまいますが、この辺の性格はなかなか変わらないですね。
でも、田島の「三橋、行こうな甲子園」に対して「い、行きたい」と答えたから、少しは変わってきたのかな。
第1話では「無理です」だったからね(^^;
とまぁ、今回は平和な一日の一コマでした。
おおきく振りかぶって(4) [DVD]
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2007年05月26日
今週後半の一本(2007/5/24~5/26)―『おおきく振りかぶって』第7話
予告どおり練習試合に決着が付きました。
両チームそれぞれに勝たなければならない理由があったわけですが、終わってみれば、どちらのチームも試合の勝ち負けよりももっと大事なものを手に入れたようです。
なんとも清々しい終わり方でした。
今回、個別のキャラクターで言えば、畠と百枝監督が特によかったです。
畠はこれまでさんざん「嫌なやつ」のように描かれていましたが、試合終了後に三橋のクセについてさりげなくアドバイスしていました。
そしてさらに一言。
「これだけは言っておくぞ。試合は負けたけど、投手としては叶のほうが上だからな」
というところがなんともかわいい(?)し、彼の一本筋の通った性格をうまく現していましたね。
百枝監督は、監督としての判断力やチームへの信頼感がとにかくすごいです。
その言葉を理解してしっかり応えてくれる各チームメンバーもなかなか。
この作品のキャラクターは、みんな良い人ばかりのように思えてきます。
さてさて、シニア時代に阿部とバッテリーを組んでいたという投手が来週登場するようですが、彼も「良い人」なのでしょうか?
おおきく振りかぶって 3 [DVD]
脚本・キャストなど >>
両チームそれぞれに勝たなければならない理由があったわけですが、終わってみれば、どちらのチームも試合の勝ち負けよりももっと大事なものを手に入れたようです。
なんとも清々しい終わり方でした。
今回、個別のキャラクターで言えば、畠と百枝監督が特によかったです。
畠はこれまでさんざん「嫌なやつ」のように描かれていましたが、試合終了後に三橋のクセについてさりげなくアドバイスしていました。
そしてさらに一言。
「これだけは言っておくぞ。試合は負けたけど、投手としては叶のほうが上だからな」
というところがなんともかわいい(?)し、彼の一本筋の通った性格をうまく現していましたね。
百枝監督は、監督としての判断力やチームへの信頼感がとにかくすごいです。
その言葉を理解してしっかり応えてくれる各チームメンバーもなかなか。
この作品のキャラクターは、みんな良い人ばかりのように思えてきます。
さてさて、シニア時代に阿部とバッテリーを組んでいたという投手が来週登場するようですが、彼も「良い人」なのでしょうか?
おおきく振りかぶって 3 [DVD]
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