資金提供してくれている多くの人たちのことを考えると、「これはどちらを選ぶとか、そういう問題じゃないんだ」というのも仕方ない気がしますが、かなり辛い判断なのは間違いありません。
ところがこの資金問題はあっさり解決することになります。
どうやら裏でハキムが動いてくれたようです。
でも、この「あっさり」も、これまでのウィリアムの努力が評価されてのこと。
ウィリアムの頑張りも無駄ではなかったということです。
援助の手を差し伸べてくれたのはジェドバラー卿です。
この人、8話で一度投資を断って、10話で思わせぶりに1シーンだけ登場していましたね。
予想を裏切ることなく、キーパーソンを演じてくれました。
犬を連れたご婦人と関係があるのかとも思っていましたが、名前からすると関係は無いようです。
ウィリアムはハキムに感謝し、思わず彼を抱きしめます。
それを見て笑うハキムの召使いたちが印象的。
彼女たちが声を出したのは、第一幕を含めてもこれが初めてですね?
その後ウィリアムは、約束の時間に大幅に遅れてクリスタルパレスに向かいます。
一方、エマのほうも、タイミングよく(?)発生した火事のおかげで約束の時間に遅れてクリスタルパレスに到着。
この火事がなければ間違いなくウィリアムとすれ違いになっていたでしょう。
メルダース家にとっては不幸な出来事でしたが、エマにとってはある意味ラッキーでした。
最終的にエマとウィリアムの二人は待ち合わせの場所で会うことができ、再度の告白、結婚、幸せな家庭、とハッピーエンドを迎えます。
あまりにあっけないので、ちょっと拍子抜け。
そういえば、ハンスはもっと重要なキャラかと思っていましたが、最後までストーリーに深く絡んできませんでした。
これもちょっと意外でした。
そして最後に、忘れてはいけないのがエレノアさん(^^;
ピアノの演奏会で彼女を見つめる青年がいました。
どうやら彼女にも新しい相手が見つかりそうです。
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ラベル:英國戀物語エマ 第二幕