2007年10月28日

sola 第15話「アケルソラヘ」

DVD第5巻収録のSPエピソード・第15話です。
ストーリー的には第1話の直前から始まって、第1話の始まりにオーバーラップする形で終了となります。

空に異常なほどの執着を見せる依人と、そんな依人になんだかんだで惹かれている(けど自覚が無い)真名。
そしてそんな真名を見守る紗絵、塔子、ちさとの三人組。

彼・彼女達の日常を追いながら、剛史が炸裂弾(?)の作成に失敗して爆発に巻き込まれる場面とか、繭子がダンボールの中で寒くてクシャミする場面とか、思わずニヤリとしてしまうシーンも程よく盛り込まれています。

ニヤリとしてしまうシーンといえば、依人と真名が蒼乃のバースデーケーキを買う場面ははずせません。
二人はカットケーキではなくホールケーキを買うのですが、ホールじゃなくても・・・という依人に対して真名が「小さかったらちょっとしかローソク挿せないじゃない」というセリフ。
蒼乃の正体がわかっているこちらからすると何とも意味深なセリフです(^^; (もちろん真名に他意が無いのはわかっていますけどね)。

TV放送時(ただし終盤は除く)の雰囲気そのままで、すごくいい感じのエピソードです。

冗談じゃなくて本当に、「ベツルート」ってことでシナリオを練り直して、第11話から最終話までを創り直して欲しい・・・そんな気を起こさせる秀作でした。
第11話から13話の3本ならちょうどDVD1巻に収まるしね(^^;

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2007年06月12日

今週前半の一本 その2(2007/6/10~6/13)―『sola』第10話

毎回何らかの驚きを用意してくれるsolaですが、今回は依人の正体が明らかになりました。
やはり彼は蒼乃に作られた人間以外の存在だったようです。
その素材が紙(折り紙?)だったとは。。。

それにしても、昔縁側で蒼乃と遊んでいた依人(=倒壊した家の下敷きになった依人?)は、洞窟にいた依人よりも明らかに幼かったと思うんだけど、この点は謎です。
どちらの場面の蒼乃も夜禍になる前の蒼乃だったから、時間の流れがおかしいような。


それはさておき、自分の正体を知った依人は苦悩します。
茉莉はそんな彼を、たとえオリジナルではなくても、自分の意志で行動してきた素晴らしい存在だと言って元気付けます。
そして最後に一言。
「あたしはそんな君が好き。だから・・・消えて・・・あたしと一緒に」

このやり取りをする場所は、茉莉と依人が初めて出会った場所。
おそらく茉莉は、この場所で、日の出とともに消滅する決心をしていたのでしょう。

(そして依人は、ここで崩壊して消えてしまったのではないでしょうか。彼は茉莉に刺されたときに蒼乃との繋がりを解かれていて、茉莉に一時的に修復されていただけのような気がします。)

結局この後に何が起こったかは描かれていません。
このあとすぐに翌朝の場面に切り替わってしまいました。

で、普段どおり真名とこよりが依人を迎えに来て、信じられないほど清々しい表情の依人が登場します。
この表情には違和感ありまくりです。
この依人が本当に昨日までの依人だとは思えないほど晴れ晴れとしています。

真名から蒼乃の正体を聞いた依人が、真相を知ろうとして蒼乃に詰め寄るなど、蒼乃にとっては彼の自己主張がだんだん疎ましく思えてきたはず。
依人と二人だけの静かな生活を望む蒼乃が、こんな依人で満足できるわけがありません(たぶん)。
そこで新しい依人を作ったのかも。

茉莉はそれに気付いて消滅するのをやめ、蒼乃を葬ることにしたのかな。
このまま放っておいたら、依人がおもちゃにされるだけだと思って?
辻堂に剣の使い方を聞いたのは、それで蒼乃を倒すためかも。

さてさて、残る人間以外の存在候補はこより。
あの言葉遣いは怪しすぎます(^^;
そもそも真名とこよりは本当の姉妹なのかって疑問も。

それはそうと、謎のコンビニの正式名称はThree Hearts、3つの心ですか。
で、新たなおにぎりが多数発覚!
中でも特に、くさや、ドリアン、夕張メロンがインパクトあります。
ご飯にメロンは絶対合わないと思うんだけど(^^;

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2007年06月09日

今週前半の一本 その2(2007/6/3~6/6)―『sola』第9話

毎週一本の作品の感想を書いていこうと思っていたこのブログ。
最近は3~4本の感想を書いているので、もはやタイトルに意味がなくなりかけてます。
とりあえず今回も付いていますが、「今週後半」を投稿した後に「今週前半」なので、もうむちゃくちゃです(^^;

閑話休題。

今回のsolaは、前回火蓋を切った茉莉と蒼乃の最終決戦(?)の続きから。

戦う気のない茉莉は蒼乃に追いつめられて、ついに命を捨てる覚悟をします。
でも結局、蒼乃は過去に優しく手を差し伸べてくれた茉莉を殺すことができませんでした。
とはいえ、不老不死の夜禍を折り紙で倒せるのかどうかは疑問ですが(^^;

蒼乃が退散した後は、繭子と一緒に逃避行。
この街の中を彷徨っているだけで、別の街に行く気配がないですが、出て行けない理由でもあるのでしょうか?
そんなことを続けていたら、また蒼乃の怒りを買いそうですが。。。

そして後半は、茉莉と辻堂のバトルが開始。
辻堂は“アンチ夜禍ソード”を武器に、茉莉に挑みます。
夜禍の命と引き換えに繭子を元に戻せると思っているようですが、それは本当なのでしょうか? この知識はどこから手に入れたのでしょう?
そして辻堂はついに茉莉を追いつめます。
でも最後の最後で繭子が間に入り、辻堂に訴えます。
誰かを犠牲にしてまで人間に戻りたくないと。
自分の願いは、昔と変わらない優しい剛史が、ただそばにいてくれることだけだと。
ここまで言われてしまっては、もうバトルを続けるわけに行きません。
この戦いもここで終わりとなりました。

さて、このバトルの合間に、繭子と辻堂の過去が明らかになりました。
この二人、夜禍化して成長が止まった姉と、姉を人間に戻そうとしている弟だと思っていたのですが、ただの友達同士だったようです。
繭子のぬいぐるみは、辻堂からのプレゼントだったんですね。

繭子は17年前に家族もろとも強盗に殺されて、その後誰かに夜禍化されたようです。
彼女は茉莉のことも蒼乃のことも知らなかったようなので、もう一人別の夜禍がいるのでしょうか?

さてさて、最後に蛇足です。
実験的メニューを投入し続ける謎のコンビニから、新しいおにぎりが登場。
今度はチョコバナナおにぎりです。
さすがにこれはまずそう。
ありえない食べ物もこの作品の楽しみの一つ(?)ですが、今後もさらにすごいものが登場するでしょうか(^^;

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2007年05月29日

今週前半の一本 その2(2007/5/27~5/30)―『sola』第8話

前回の衝撃のラストからどう続くのかと思っていたら、記憶操作という荒業に出てきました(^^;

蒼乃は他人(依人だけ?)の記憶も操作できるようです。
いったんは依人から茉莉に関する記憶を完全に消去できたかに思えましたが、依人の思いがあまりに強すぎたのか、徐々に記憶が戻ってくることに。

蒼乃はついに茉莉との最終決戦を決意したようです。
紙飛行機を武器に、茉莉とのバトルが始まりました(^^;

混沌の度合いが増していってますが、今後の展開がまったく予想できないですね。

とりあえず、これまでのストーリーでの疑問点を挙げておきます。

■繭子はおそらく17年前にいったん死亡して夜禍になった。事故なのか誰かに殺された(イケニエにされた)のか? 誰に夜禍化されたのか?

■前衛的でアバンギャルドな「ぬいぐるみ」の趣味は引き継がれるものなのか? だとしたら、依人と繭子は茉莉に夜禍化された? あ、でも依人は夜禍じゃないか。。。

■現在の依人の本来の姿は何? 依人そっくりの別人? それとも泥から作られた?

■依人の3ヶ月以上前の記憶がないのはなぜ?

■現在の依人は、オリジナルも含めて3人目?

■こよりと紗絵。彼女達の独特の口調に深い意味はあるの? (^^;

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2007年05月23日

今週前半の一本(おまけ)(2007/5/20~5/23)―solaの色

今回(sola 第7話)で、展望台に上った蒼乃が、日中でしか見ることができない鮮やかな色について話していました。

で、ふと気付いたのが主要キャラクターの「色」です。

茉莉は赤(R)
蒼乃は青(B)
繭子は緑(G)
三人一緒になれば白。

白い雲が浮かぶ青い空は誰になるのでしょう?
またまた飛躍しすぎか(^^;
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2007年05月22日

月曜日の一本(2007/5/21)―『sola』第7話

前回ラストで姿を消してしまった茉莉。
依人はもう一度茉莉に会いたくて、一日中彼女を探し回っています。

蒼乃は、そんな依人の様子に心中穏やかでありません。
依人に茉莉のことを忘れさせようと、部屋の模様替えをして、依人が撮った「空」の写真を片づけてしまいます。

依人は取り乱して蒼乃を怒鳴りつけてしまいますが、この件に関してはお互いすぐに反省して仲直りすることができました。
この後、気分転換に二人で散歩するのですが、おそらくそのときに翌日改めてデート(?)する約束をしたようです。

デートの衣装選びに悩んだり、依人に対してだけは他の人に見せたことのない笑顔を見せたり、蒼乃の行動パターンは姉弟というにはちょっと異常ですね。

そしてデート当日。
雨が降る街を歩き回ったあと、展望台に行く二人。
二人だけで出かけるのは久しぶりだと言う依人ですが、以前に二人で出歩いたのがいつだったのか思い出せないようです。
この街に越してくる前の記憶がないのでしょうか?

そうなると気になるのが、茉莉の前回のセリフです。
依人が自分の弟だと言い張る蒼乃に向かって、「そんなわけない。だって依人は・・・」
これはつまり、依人は死んでこの世に存在しているはずがないということでしょう。
まさか同名のそっくりさんではないでしょうから、依人は何らかの方法で蒼乃に再生されたということになるのでしょうか。

依人の存在を維持するために「力を使う」必要があって、その結果、蒼乃は入院してしまったと考えればつじつまが合いそうです。
今回の話の冒頭で、依人のための食材に自然食ばかり選んでいたのも、依人の存在を維持するためにはそのほうが負担が少ないからなのかもしれません。

そして今回のクライマックス。
蒼乃にとっては起こりえないはずのことが起こってしまいます。
蒼乃と依人の前には二度と現れないと約束したはずの茉莉にコンビニで偶然再会してしまうのです。

蒼乃の制止も聞かず、逃げる茉莉を追う依人。
このとき蒼乃は、おそらくこれまでで初めて感情のこもった言葉を発します。
「行かないで!」
依人も驚いていたけど、見ているこちらもドキリとしてしまうシーンでした。

依人は何とか茉莉を見つけ出し、感極まって茉莉を抱きしめます。

蒼乃はその頃、途方にくれて崩れ落ちていますが、依人が茉莉を抱きしめるのと同時に目が変わります。
まるでその場面を実際に見ているような感じです。

もう一度シーンが変わって、依人が茉莉を抱きしめている場面に戻ると、さっきまで両手で抱きしめていたはずの依人の右手が見えない!
腹部を赤く染めて依人から離れる茉莉。
蒼乃にコントロールされているかのように目から生気が抜けている依人。

まさに予想を覆す展開、というか、予想すらしていなかった展開になってしまいました。
ストーリーは今後どこに向かうのでしょうか?

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2007年05月16日

今週前半の一本 その2(2007/5/13~5/16)―『sola』第6話

今回は出だしからいきなり予想外の展開です。
茉莉の夢の中(思い出)の話として、今とは違う時代での、茉莉、蒼乃、依人のやりとりが描写されました。

場面変わって、依人は蒼乃に茉莉を紹介する決心をします。
茉莉を病院に連れて行ったものの、蒼乃は狸寝入り(^^;
ぐっすり眠ったふりをして目を覚ましません。
結局、面会時間終了までその状態が続き、その場で蒼乃に茉莉を紹介することはできませんでした。

ところが病院からの帰り道、茉莉は蒼乃が傘を差して立っているのを見かけます。
自分は久しぶりにゆっくり街を見てから帰るということにして、他の人たちには帰ってもらい、茉莉と蒼乃の対話が実現します。
ここで蒼乃も夜禍人であることが明かされます。

さて、冒頭の茉莉の夢で次のことがわかりました。
~~~~~~~~~~
茉莉はその当時から夜禍人。
蒼乃と依人の関係ははっきりしませんが、おそらく姉弟、あるいは蒼乃が依人に片思いの関係です。
その頃の依人も茉莉に空を見せてあげたいと考えていて、何らかのヒントを見つけたようですが、その後何かがあっていなくなります(死亡?)。
蒼乃はそれを悲しんで自殺しようとしますが、茉莉の力により夜禍人として再生。
~~~~~~~~~~

現在の依人が空にこだわるのは、過去(前世?)の記憶を引きずっているからかもしれません。

さてさて、蒼乃が入院している理由は「力を使いすぎた」からだそうです。
一体何に使っていたのでしょう?
依人に毎日の面会を半ば強要していることにも関係あるのでしょうか。

最後に、茉莉は蒼乃に何かを頼んでいました。
蒼乃に何かを託して依人のもとを離れることにしたのでしょうか?

依人にキスした後、姿を消す茉莉。
そしてその直後に流れるエンディング。
うん、いい感じだ(^^;

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2007年05月02日

今週前半の一本 その2(2007/4/29~5/2)―『sola』第4話

蒼乃とこよりの「別れ」を、二人が出会ったときのエピソードを絡めてまったりと描くストーリーでした。

別れといっても、こよりが退院するために今までのように気軽に会えなくなるというだけですが、小学生のこよりにとっては心理的に大きな出来事なのでしょう。
自分が退院することをなかなか言い出せず、悩んだすえにやっと蒼乃に伝えることができます。

退院当日、蒼乃がこよりを見送るときの微笑みが何ともいえない良い雰囲気を出しています。

今回、主人公(?)の茉莉の出番はほとんどありませんでしたが、冒頭であいかわらずのボケっぷりを披露してくれました。

真名「茉莉さん、おはようございます」
茉莉「おやすみなさい」

依人の無頓着ぶりには気付くのに、自分の無頓着ぶりにはまったく気付いていないようです(^^;

で、ラスト。
辻堂が、シーフードレストランから帰る依人を目撃します。
茉莉の平和な日常が終わるのも近いようですね。

さてさて、今回は重要な事実が判明しました(ここから妄想モード全開です)。
なんと、茉莉と依人のぬいぐるみの趣味が同じ!
夜禍人に関わると審美眼に異常をきたすのか? (^^;
とすると、繭子が持っているぬいぐるみも意味深だなぁ。。。

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2007年04月24日

今週前半の一本(2007/4/22~4/24)―『sola』第3話

今回は、茉莉が依人の家に居候していることが真名にばれるまでをコメディっぽく見せる息抜き回。
たぶん今後シリアスな展開になっていくと思うので、その前のインターミッション的な話でした。

全体的な内容は第3話になってもまだ漠然としています。

繭子と辻堂が茉莉を追っている目的も不明のまま。

一つ意味がありそうなのが(飛躍し過ぎかもしれませんが)、依人が蒼乃をお見舞いする時に持っていくぬいぐるみ。
蒼乃は「これじゃない」と言って拒否しているので、もしかしたら目的のぬいぐるみがあるのかも。それはもしかして、繭子が持っているぬいぐるみかな?

これまでに判明している重要ポイントは、茉莉が夜禍人と呼ばれる人間以外の生き物だということですね。

あとは、「トマトしるこ」は人により好みが分かれることと、「フォアグラおにぎり」の味は不明、「アボカドラーメン」は不味いということでしょうか(^^;

作品の印象としては今のところ予想外に良いので、視聴アニメ一覧にも書いたとおりこのアニメは「当たり」だったかもしれません。

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