アルトをめぐり、二人の歌姫が恋の鞘当て合戦。
最後はシェリルがWhat 'bout my star?を歌って自分の気持ちを伝えます。
まるでこのシーンのために用意されたような歌詞ですね。
するとランカが負けていられないとばかりに、途中から歌を乗っ取ってしまう。
シェリルはこれに驚いて歌うのをやめてしまいますが、少し間をおいて再び参戦。
アルトはただただ圧倒されるだけでした(^^;
今回はこの一連のシーンが自分的には一番見ごたえがありました。
でも、シリーズ全体のことを考えれば、これ以外のシーンのほうがはるかに重要だったのは間違いありません。
ということで、ここからは総集編もどきで提示された謎について。
妄想全開なので的外れなことばかり書いているかもしれません。
たぶん次回以降ですべて覆されるでしょう(^^;
グレイスの目的
彼女はバジュラにフロンティアを殲滅させようとしていたようです。
作戦名はオペレーションカニバル。
英語表記だとたぶんOperation Cannibal。
「銀河の歌姫の死と先遣隊の壊滅」により、人類全体のバジュラに対する憎しみを増大させようとしていました。
バジュラとの間に全面戦争を起こしてバジュラを全滅しようとしていたのかもしれません。
フロンティアが選ばれた理由は
1)環境の揺らぎに弱いバイオプラント船だったこと
2)インプラントとサイボーグが禁じられていたこと
3)船団の予定進路が目的に最適だったこと
最初の2つは、殲滅が簡単だからでしょうね。バジュラに対する憎しみをさらに煽れると考えたのでしょう。
3つ目は、ギャラクシーとフロンティアが同じような進路をとっていたからでしょう。その先(銀河系中心方面)にバジュラの本拠地があるのでしょうか?だから、人類全体の注目をそこに向けたかった?
ところがこの計画は破綻します。
SMSの軍事力を見誤っていたことに加え、イレギュラー(才能を見せ始めたランカ)が出現してしまったため。
グレイスたちは計画を即座に変更して、バジュラ打倒の中心にランカを引きずり出します。
グレイスの仲間
もちろんこの作戦をグレイス一人だけで進めることは不可能で、背後には何らかの組織が存在していました。
今回わかった限りでは、その組織(集団)には、老人、中年、青年、少女、そしてグレイスの5つの人格が関わっているようです。
彼らの正体としては、今のところ2つの可能性が考えられそうです。
1つは、何らかの形で肉体を捨てて意識だけの存在になったプロトカルチャーの生き残り。
もう1つは、ギャラクシーのメインランドで起動しているニューロコンピュータ内の複数の人格。
今回新たに造られたグレイスにはもともと肉体が存在していたようなので、彼らはもともと普通の人間だったのかもしれません。一部は疑似人格ということも考えられますが。
だとすれば、バジュラというのはグレイスたちの目的を達成するためにギャラクシーで造り出された存在ということも考えられそうです。
人類を団結に導き、「夢」をかなえるための道具として。
少女「これで舞台も役者も揃ったみたいね」
老人「これが真の始まりだ」
グレイス「プロトカルチャー50万年の歴史でさえ成し得なかった――夢への」
「夢」とは人類全体の協調のことで、それはランカが発する別種のプロトコル(フォールドストリングス)によってもたらされるのかもしれません。
シェリル
彼女は残念ながら組織に見捨てられてしまいました。
グレイスがシェリルの血液を別のサンプルにすりかえていたので、適切な治療が受けられなくて倒れてしまうのかも。
「フェアリー9は廃棄」と言っていたので、これまでにもフェアリー1~8がいて、それらもすべて失敗だったのかもしれません。
ランカ
グレイスたちはランカのことをコードQ1と呼んでいます。
リトルクイーンと呼ばれていたこともありました。
これまでに何度かランカの腹部が光ることがありましたが、ランカの遺伝情報がバジュラの誕生に関係しているのかも。
だからこそランカはバジュラのクイーン的存在になる可能性があるとか?
リチャード・ビルラー
ビルラーは、一見したところ研究者のような面持ちです。
フォールド断層を突き抜けるフォールドシステムを開発できたのも、彼の知識があったからなのかもしれません。
バジュラの発生にも関わっているのでしょうか?
さらに彼は、ランカと親密な関係にあるアルトを取り込もうとしています。
それも、できるだけ極秘に。
監視カメラの映像データからアルトの姿をリアルタイムで削除するほどの念の入れようです。
グレイスにはバレていたのであまり意味は無かったようですが。
ギャラクシーやフロンティアが向かっていた銀河中心方面は人類の生存には適さないので、本来なら調査対象にならないはずです。
ところがこの2つの船団はそこに向かっていた。
ここにも何かありそうです。
ということで、今回の記事はいつも以上に妄想満載でお届けしました。
あとで読み返すと、あまりの的外れっぷりにとても恥ずかしいことになりそうです(^^;
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