2009年05月02日

ちょっと昔のいいアニメ[番外編]―『AIKa』シリーズ

最近はアニメが大量に放送されていて、それをチェックするだけでも大変。
でもここでちょっと一休みして過去の名作(?)を振り返ってみようかな、というこのコーナー。

今回は番外編。
「AIKa」シリーズです。

『AIKa』TRIAL 4より 『AIKa』TRIAL 6より 『AIKa』TRIAL 7より

この作品はOVAで、1997年から1999年にかけてVHSで発売されました。
発売日は次のとおり。
TRIAL 1 1997年4月25日
TRIAL 2 1997年6月25日
TRIAL 3 1997年9月25日
TRIAL 4 1998年1月25日
Special TRIAL 1998年5月25日
TRIAL 5 1998年8月25日
TRIAL 6 1998年12月18日
TRIAL 7 1999年4月25日

当時のキャッチコピーは
「スピーディーなドラマ!興奮限界のローアングルアクション!!
依頼された仕事は体を張って遂行します!!」
でした(たぶん)。

舞台は、大災害によって陸地の大半が水没してしまった近未来世界。
この時代には、海底に沈んでしまった貴重な物品やデータを回収する、サルベイジャーと呼ばれる新しい職業が生まれています。
主人公の皇藍華(すめらぎ あいか)もサルベイジャーの一人です。
彼女がハーゲン博士とデルモ軍団を相手に、「ラグ」というエネルギー物質をめぐる争いに巻き込まれてしまう、というのがメインストーリー。
ですが、この作品の見所はパンツとエロです。
それ以外の要素はすべておまけと言ってしまっても過言ではありません(^^;
藍華はオルタネートメタルという物質の影響で、ピンチになると本人の意思とは関係なく別人格に変身してしまうのですが、この変身シーンもかなりエロいです。
とにかく、徹底したローアングルとありえないポージングで映し出されるパンツとエロ描写を見て笑うのがこの作品の正しい楽しみ方です。

ストーリー的にはTRIAL 4でいったん終了しますが、かなり好評だったらしく、Special TRIALを挟んで第2シーズンが発売されました。
第2シーズンでは、TRIAL 4のその後が描かれます。

そして2007年には続編となる「AIKa R-16: VIRGIN MISSION」が発売。
この発売に合わせて、「AIKa」のリマスターDVDボックスも発売されました。
(さらに、2010年9月には「EMOTION the Best」の低価格BOXも発売されるようです。)

『AIKa R-16: VIRGIN MISSION』第1話より 『AIKa R-16: VIRGIN MISSION』第1話より 『AIKa R-16: VIRGIN MISSION』第2話より

これもOVAで、サルベイジャーの免許を取ったばかりの藍華が遭遇する事件が描かれます。
この頃の藍華は高校生。
萌え全盛の時代に迎合してしまったのか、「AIKa」の大人の女の色気を切り捨ててしまったのは残念な判断だったかもしれません。
とはいえ、「AIKa」を知るきっかけがこの「AIKa R-16: VIRGIN MISSION」のキャッチコピー
「伝説のローアングル・セクシーアクション・アニメ『AIKa』に待望の新シリーズ登場!!」
だったので、8年近くの時を経て新たにOVAを発売してくれたことには感謝しています。


そして今年2009年8月には、OVAの新シリーズが発売されるようです。
タイトルは「AIKa ZERO」。

『AIKa』新作OVAで華麗に復活!!
皇藍華 グッと大人の19歳♥

ということで、今回は少女から大人の女性に変わる途中の藍華を堪能できそうです。
公式サイトの本格始動はまだ先ですが、トップページのキャラデザは悪くないように思います。
今回はどこまで見せてくれるのでしょうか(^^;
[追記]――――――――――
期待にたがわず、パンツとエロには気合が入っていました。
ただし、前作『AIKa R-16』同様、藍華の大人の女性の色気が描かれなかったのはちょっと残念。
内容は、カレン(というか実質的にエリ)の依頼で女生徒の失踪事件を調査することになった藍華が描かれます。
失踪事件を追ううちに異星生命体がらみの陰謀につながっていき、さらには藍華の体に隠された謎が提示されるという、なかなか奥の深い話になっていますが、これまで同様、この作品で見るべきものはパンツとエロです。
ストーリー的には謎が謎のまま残されてしまうので、ちょっと消化不良気味です。
とはいえ、その部分を気にしなければそれなりに楽しめるし、締め方も清々しいので、ストーリーよりもパンツという人にはある程度満足いく出来になっているのではないでしょうか(^^;

『AIKa ZERO』第1話より 『AIKa ZERO』第1話より 『AIKa ZERO』第2話より 『AIKa ZERO』第3話より
――――――――――――――

それではまた、次回をお楽しみに。

AIKa リマスターBOX [DVD]EMOTION the Best AIKa DVD-BOX
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AIKa R-16:VIRGIN MISSION 1 特別限定版 [DVD]AIKa R-16:VIRGIN MISSION 2 [DVD]AIKa R-16:VIRGIN MISSION 3 (最終巻) [DVD]
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2009年04月12日

ちょっと昔のいいアニメ―『魔法少女リリカルなのは』

最近はアニメが大量に放送されていて、それをチェックするだけでも大変。
でもここでちょっと一休みして過去の名作(?)を振り返ってみようかな、というこのコーナー。

第九回は「魔法少女リリカルなのは」です。

『魔法少女リリカルなのは』第9話より 『魔法少女リリカルなのは』第13話より

神奈川では2004年10月から木曜日の深夜にtvkで全13話が放送されました。
なのはシリーズの記念すべき1作目となるこのシリーズでは、後に「プレシア・テスタロッサ事件」と呼ばれることになるジュエルシードを巡る攻防を軸に、なのはとフェイトの絆が形成されるまでの物語が感動的に描かれます。

当時のキャッチコピーは
「魔法少女、はじめました。」
でした。

第五回の「魔法少女リリカルなのはA's」にも書きましたが、この作品はリアルタイムでは視聴していません。
3期のStrikerSがいい感じだったので、そのときにまとめて視聴しました。

序盤はなのはが魔法少女になってジュエルシード集めに奔走するという普通の展開ですが、このシリーズの面白さが増すのは第4話でフェイトが登場してから。
デバイスを使ったけれんみたっぷりのバトルアクションや独特の台詞回しを堪能できます。
さらに終盤ではフェイトの出生にまつわる秘密が明かされ、これは2期以降でも重要な要素の一つとなります。

最終話ラストのなのはとフェイトのやり取りから始まる一連のシーンもよく出来ていて、何度見ても感動してしまいます。
締めはなのはの笑顔で、ここからエンディングの「Little Wish ~lyrical step~」に繋がる流れも秀逸。
他のシリーズと同様、エンドクレジットのバックで主要キャラのその後を描いてきれいに終了します。

今年は映画版の「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」が公開される予定。
1期シリーズをベースにストーリーが若干変更されるようです。
最新のデジタル技術で描かれるバトルシーンにはもちろん期待大ですが、なのはとフェイトの友情がどこまで感動的に描かれるのかにも期待したいです。

それではまた、次回をお楽しみに。

魔法少女リリカルなのは Vol.1 [DVD]魔法少女リリカルなのは Vol.2 [DVD]魔法少女リリカルなのは Vol.3 [DVD]
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2009年03月20日

ちょっと昔のいいアニメ―『MASTERキートン』

最近はアニメが大量に放送されていて、それをチェックするだけでも大変。
でもここでちょっと一休みして過去の名作(?)を振り返ってみようかな、というこのコーナー。

第八回は「MASTERキートン」です。

『MASTERキートン』第22話より

神奈川では1998年10月から月曜日の深夜に日本テレビで全24話が放送されました。
その後発売されたDVDで15本のエピソードが追加されたので、総話数は全39話となっています。
初回放送後も何度か再放送されているようですが、実はTVでは一度も視聴したことがありません。
原作マンガが好きだったので、アニメ化されていることを知ってDVDで視聴しました。

主人公のキートンは考古学者。
でも、なかなか研究職にありつけず、副業の保険調査員の仕事が半ば本業のようになっています。
彼はかなり特殊な経歴の持ち主で、かつてはSAS(イギリスの特殊部隊)の隊員としてイラン大使館人質事件で勇名を馳せたこともあったようです。
この作品では、そんな彼が遭遇する出来事を通して、さまざまな人間ドラマを楽しめます。

当時のキャッチコピーは………わかりません(^^;

各エピソードでは、登場人物たちが抱える想いが丁寧に描かれ、ときには清々しく、ときにはしっとりとした感動を味わうことができます。
たとえば第5話「屋根の下の巴里」では、キートンが臨時講師を務める社会人学校での出来事を通して、彼が考古学に打ち込むきっかけをくれた恩師との出会いが描かれます。
第21話「アザミの紋章」では、ある大学教授と共同でかつて非業の死を遂げた貴族についての本を執筆することになったキートンが、その貴族について調べていくうちに驚きの真実が明らかになり、感動の結末を迎えます。
第22話「シャトー・ラジョンシュ1944」では、ワイナリーの主人の苦悩とその妻のワイン作りに対する歪んだ想いが描かれ、第35話「五月の恋」では、ある老女と彼女が戦時中に憧れていた青年の恋の結末が感動的に語られます。
そうかと思えば、第8話「交渉人のルール」のように、誘拐犯との交渉を描く緊張感たっぷりのエピソードや、第20話「臆病者の島」のようにポーランドマフィアとの対決を描いたエピソードまで、バラエティーに富んだエピソードが目白押し。

キートンは主人公というだけあって、その卓越した知識と行動力で作中で大きな役割を果たすのですが、彼の存在は極論してしまえば物語をスムーズに進めるためのスパイス的な位置づけ。
主役はあくまでも各エピソードに登場するゲストキャラたちです(言葉的にちょっと矛盾していますが)。

ラスト2話を除いてすべて1話完結のエピソードなので、どのエピソードからでも基礎知識なしで気軽に観ることができます。
話の内容もとにかくバラエティーに富んでいるので、飽きることなく最後まで楽しめるのではないでしょうか。


それではまた、次回をお楽しみに。

MASTERキートン File1 [DVD]MASTERキートン File2 [DVD]MASTERキートン File3 [DVD]
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MASTERキートン File4 [DVD]MASTERキートン File5 [DVD]MASTERキートン File6 [DVD]
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MASTERキートン File7 [DVD]マスターキートン File8 [DVD]MASTERキートン  File9 [DVD]
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MASTERキートン File10 [DVD]マスターキートン File11 [DVD]マスターキートン File12 [DVD]
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MASTERキートン File13 [DVD]
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2009年02月08日

ちょっと昔のいいアニメ―『げんしけん』

最近はアニメが大量に放送されていて、それをチェックするだけでも大変。
でもここでちょっと一休みして過去の名作(?)を振り返ってみようかな、というこのコーナー。

第七回は「げんしけん」です。

『げんしけん』第6話より

神奈川では2004年10月から火曜日の深夜にtvkで全12話が放送されました。
とある大学のサークル「現代視覚文化研究会」(略称:現視研)を舞台にした日常コメディーです。
状況に流されるまま現視研に入会することになった隠れオタの笹原完士がオタクライフにどっぷり浸かって行く様子を通じて、アニメ好きな人ならどこか親近感を持てる笑いたっぷりのストーリーが展開していきます。
当時はアニメを観始めたばかりで、あまりディープなことは理解できませんでしたが、そんな初心者(?)でも楽しめた記憶があります。

当時のキャッチコピーは
「俺に足りないのは覚悟だ…」
でした。

秋葉原やコミフェス(コミケのようなもの)での同人誌購入や、コスプレ、プラモ、ゲーム、マンガ、アニメなど、濃い話が目白押し。
一応、笹原完士が主人公ということになっていますが、影の主役と言えそうなキャラが二人います。
一人は、現視研メンバー・高坂真琴の彼女である春日部咲。
彼氏が現視研に出入りするので嫌々ながらも現視研と関わりを持つことになってしまう一般人です。
その行動力で、実質的に現視研会長ではないかと思うほどの存在感を見せてくれます。
もう一人は、現視研会長の斑目晴信。
とにかく濃い語りを聞かせてくれるキャラで、存在感という意味では他のキャラを圧倒しています。
実際、第9話では、主人公・笹原完士は登場せず、実質的にこの二人だけで話が成立してしまっています。
まぁ、斑目の妄想が大半を占めているのですが(^^;

この作品世界では「くじびきアンバランス」というアニメが流行っているという設定になっています。
この「くじびきアンバランス」は、いくつかのシーンが画面内に小さく写されるだけなのに、全26話という設定でシリーズ構成からしっかり作りこまれています。
当時発売された「げんしけん」のDVDには、「くじびきアンバランス」の第1話、第21話、第25話がOVAで付いてくるほどでした。
2006年には、設定も新たに「くじびき♥アンバランス」というオリジナルアニメがTV放送されています。

さらに、ちょっとややこしいですが、「くじびき♥アンバランス」のDVDには「げんしけん」の第13話~第15話までがOVAで付いてきました。
「げんしけん」の第12話(TV最終話)で、エンディングに新キャラが後姿で登場するのですが、この新キャラの正体が、TV放送終了から2年後に発売されたOVAで明かされるわけです(^^;

げんしけん 第12話エンディング げんしけん OVA

日常物語なので派手さはありませんが、楽しめることは間違いないです。
この記事を書くために見直してみたら、当時よりも面白さが増しているように感じました。
この4年余りで、自分も現視研メンバーに近づいてしまったということでしょうか(^^;


それではまた、次回をお楽しみに。

げんしけん DVD-BOXげんしけん OVA COLLECTION [DVD]
げんしけん DVD-BOXげんしけん OVA COLLECTION [DVD]

※このDVD BOXは2008年に発売されたものです。「くじびきアンバランス」のOVAは付いていません。

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2009年01月03日

ちょっと昔のいいアニメ―『極上生徒会』

最近はアニメが大量に放送されていて、それをチェックするだけでも大変。
でもここでちょっと一休みして過去の名作(?)を振り返ってみようかな、というこのコーナー。

第六回は「極上生徒会」です。

『極上生徒会』第4話より

神奈川では2005年4月から水曜日の深夜にテレビ東京で全26話が放送されました。
極上生徒会と呼ばれる、絶大な権力を持つ生徒組織。
そこに所属する少女たちを中心に繰り広げられる日常物語です。
生徒会所属のメインキャラが13人と人数は多目ですが、一人一人しっかり描かれています。
基本的にはコメディーがメインで、シリアスもちょっとだけあるといった感じ。

当時のキャッチコピーは・・・わかりません(^^;
「極上生徒会 始動篇」というTVスポットの最後で、蘭堂りのが「見てほしいかも~」と言っているのが印象的なので、もしかしたらこれがキャッチコピーに相当するのかも?

印象的といえば、毎回オープニングの前に流れるナレーションも外せません。
「私立宮神学園には、教職者よりも権限のある美しき乙女たちがいる。
宮神学園
大権限保有
生徒会
略して・・・
極上生徒会!」
最初にこう宣言されてしまっては、極上生徒会の絶対にありえない巨大な権限に突っ込みを入れるのはヤボというもの。
この不条理な設定は当たり前のこととして受け入れて目いっぱい楽しむのがこの作品を堪能するポイントです。

そして、この作品における不条理の最たる存在が、蘭堂りのがいつも手にはめているパペットのプッチャンです。
プッチャンはかなり毒舌で、その一言一言がとにかく面白いです。
最初のうちは、りのが腹話術でしゃべらせているのか、人形が意思を持って勝手にしゃべっているのかがわざとぼかされています。
この謎について想像を膨らませるのも楽しみの一つ。
でも、その言動がとにかく面白いので、エピソードが進むうちにそんなことはほとんど気にならなくなってしまいます(^^;

視聴者がそんな状態になったところで、副会長の金城奈々穂が鋭い一言。
「自分でも気付かないうちに完全に馴染みきってしまっていて、いまさら言うのもどうかと思うのだが、それでもあえて口にしたい。蘭堂、その人形は何だ?」
第6話で改めてプッチャンの謎に気付かせてくれます(^^;

とにかく全編に渡って場面展開とセリフ回しが楽しいです。
実写映画や他のアニメのパロディ、コナミのゲーム関連の小ネタも散りばめられているようなので、上級者(?)はさらに楽しめるでしょう。

作画面ではちょっと残念な出来ですが、そういうことにあまり拘らなくてコメディーが好きな人であればなかなか楽しめる作品だと思います。


最後に蛇足。
第11話で、フットサルの助っ人外人としてアイーシャという選手が登場します。
「アイーシャ」はありふれた名前らしいので、この名前には特に意味がないのかもしれませんが、これもコナミのゲームと関係があるのでしょうか?
別作品ですが、同じコナミ製作の「スカイガールズ」にもアイーシャという名前のキャラが出ていたのでちょっとだけ気になりました。
ちなみに声を当てていたのは桂聖奈役の佐久間紅美さんだとか。

『極上生徒会』版アイーシャ 『スカイガールズ』版アイーシャ

名前以外に共通点はなさそうですけど(^^;


それではまた、次回をお楽しみに。

極上生徒会 Vol.1 [DVD]極上生徒会 Vol.2 [DVD]極上生徒会 Vol.3 [DVD]
極上生徒会 Vol.1 [DVD]極上生徒会 Vol.2 [DVD]極上生徒会 Vol.3 [DVD]

極上生徒会 Vol.4 [DVD]極上生徒会 Vol.5 [DVD]極上生徒会 Vol.6 [DVD]
極上生徒会 Vol.4 [DVD]極上生徒会 Vol.5 [DVD]極上生徒会 Vol.6 [DVD]

極上生徒会 Vol.7 [DVD]
極上生徒会 Vol.7 [DVD]

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ちょっと昔のいいアニメ―『魔法少女リリカルなのはA's』

最近はアニメが大量に放送されていて、それをチェックするだけでも大変。
でもここでちょっと一休みして過去の名作(?)を振り返ってみようかな、というこのコーナー。

第五回は「魔法少女リリカルなのはA's」です。

『魔法少女リリカルなのはA's』第1話より 『魔法少女リリカルなのはA's』第11話より

神奈川では2005年10月から木曜日の深夜にtvkで全13話が放送されました。
前作「魔法少女リリカルなのは」で魔法を身につけた小学生の少女なのは。
第2期となるこのシリーズで、彼女は世界を破滅に導く闇の書にまつわる事件に巻き込まれていきます。
激しいバトルの中で新たな親友ともめぐり合い、前作同様感動的な人間関係も描かれます。

当時のキャッチコピーは
「魔法少女、続けてます」
でした。

実はこのシリーズは1期、2期ともにリアルタイムで見ていません。
3期のStrikerSが(開始当初は)いい感じで、過去のシリーズからの伏線も散りばめられているようだったので慌ててすべて視聴。
そうしたらこれが大当たり。
一気に引き込まれてしまいました。

脚本はすべて原作者の都築真紀さんが書かれています。
セリフ回しに特徴があって、たとえば第11話のなのはのセリフ
「レイジングハートが力をくれてる。
命と心をかけて応えてくれてる。
泣いてる子を救ってあげてって」
のようにちょっと韻を踏んだような言い回しが比較的多いです。
少し理屈っぽいかなと思うこともありますが、使いどころがうまいので、独特の緊張感と感動が生み出されているのもこの作品の特徴の一つです。

この作品の世界では魔法というものが科学的に解析されていて、魔法の発動をサポートするための「デバイス」と呼ばれるギミックが登場します。
なのはが使っているのはAI搭載型のデバイス・レイジングハート。
これが英語でしゃべって自律動作するのを始めてみたときはかなり衝撃を受けました。
デバイスの所有者をサポートする単なる機械のはずなのに、大きな存在感があります。
この作品の影の主役と言ってしまってもいいかもしれません。

「熱血バトルアクション」と言われることもあるようで、その言葉どおり、熱い戦いが繰り広げられるのも見所の一つ。
このへんの盛り上げ方は本当にうまいです。

一番肝心な魔法適正や発動のメカニズム、それになのはの正体を周りの人たちに説明する場面など、細かいことに目を移せばいろいろ粗があるようにも思えますが、キャラクターの動かし方や派手なバトルシーンなど、見せ方がうまいのであえて気にするほどでもないでしょう。

最終話ラストのまとめ方もきれいで、本当に楽しめる作品です。

今年は、1期シリーズが「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」として映画化されるそうなので、そちらにも注目したいです。

それではまた、次回をお楽しみに。

魔法少女リリカルなのはA’s Vol.1 [DVD]魔法少女リリカルなのはA's Vol.2 [DVD]魔法少女リリカルなのはA's Vol.3 [DVD]
魔法少女リリカルなのはA’s Vol.1 [DVD]魔法少女リリカルなのはA's Vol.2 [DVD]魔法少女リリカルなのはA's Vol.3 [DVD]

魔法少女リリカルなのはA’s Vol.4 [DVD]魔法少女リリカルなのはA’s Vol.5 [DVD]魔法少女リリカルなのはA’s Vol.6 [DVD]
魔法少女リリカルなのはA’s Vol.4 [DVD]魔法少女リリカルなのはA’s Vol.5 [DVD]魔法少女リリカルなのはA’s Vol.6 [DVD]


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2008年12月30日

ちょっと昔のいいアニメ―『ゴーストハント』

最近はアニメが大量に放送されていて、それをチェックするだけでも大変。
でもここでちょっと一休みして過去の名作(?)を振り返ってみようかな、というこのコーナー。

第四回は「ゴーストハント」です。

『ゴーストハント』第21話より

神奈川では2006年10月から火曜日の深夜にテレビ東京で全25話が放送されました。
心霊調査のエキスパートである謎めいた青年・渋谷一也と、ある事件をきっかけに彼と関わることになった女子高生&霊能者たちの活躍を描きます。
全25話の中で、FILE 1からFILE 8まで、8つ事件を解決していきます。

当時のキャッチコピーは
「怨霊、祟り、呪い…その真実を解き明かす!」
でした。

この作品はなんといってもシリーズ構成が素晴らしかったです。
エピソードが進むにつれて徐々に怖さが増していく作りになっていて、過去のエピソードで語られた霊現象やちょっとした出来事が、後のエピソードにうまく活かされています。
キャラクターもみんな個性的で魅力的でした。
唯一の難点は、主役の谷山麻衣の学習能力のなさでしょうか(^^;
もう少し自分の力を受け入れて事件解決に積極的に関与してくれれば・・・と思える場面が何度かありました。

人によってはFILE 1の、ある意味肩透かし的な結末に抵抗を覚えるかも知れませんが、導入エピソードとしては悪くなかったと思います。
FILE 4「公園の怪談!?」は息抜きエピソードで、それまでの雰囲気を覆す秀逸なコメディー回。
その後、しんみりしたクリスマスエピソードを挟んで、FILE 6から本格的に恐怖感&面白さが増します。

FILE 7「血ぬられた迷宮」#2やFILE 8「呪いの家」#3の引きも秀逸。
期待感と驚きで、いい意味で笑いが止まらなかったです。

基本的に1つのFILEが3~4話に分割されているので、DVDでまとめてみたほうが断然楽しめるでしょう。
原作小説が1980年代後半から90年代前半にかけて書かれているので、特に学校を舞台にしたエピソードでは古めかしさを感じてしまいますが、あえて不満に思えるほどでもなかったです。

オープニングとエンディングがインストゥルメンタルというのも個人的には気に入っていました。
曲の長さは通常のアニメと同じで1分30秒でしたが、できればその半分くらいのほうが引き締まってよかったかも。

オカルトやホラーが好きな人であれば、かなり楽しめる作品なのではないかと思います。
いつか続編を作ってくれないかなと期待しているのですが、無理なんでしょうかね。。。

それではまた、次回をお楽しみに。

ゴーストハント FILE1「悪霊がいっぱい!?」 [DVD]ゴーストハント FILE2「人形の家」 [DVD]ゴーストハント FILE3「放課後の呪者」上巻 [DVD]
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ゴーストハント FILE3「放課後の呪者」下巻 [DVD]ゴーストハント FILE4「公園の怪談!?」/ FILE5 「サイレントクリスマス」 [DVD]ゴーストハント FILE6「禁じられた遊び」上巻 [DVD]
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ゴーストハント FILE8「呪いの家」上巻 [DVD]ゴーストハント FILE8「呪いの家」下巻 [DVD]
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2008年11月09日

ちょっと昔のいいアニメ―『ヤミと帽子と本の旅人』

最近はアニメが大量に放送されていて、それをチェックするだけでも大変。
でもここでちょっと一休みして過去の名作(?)を振り返ってみようかな、というこのコーナー。

第三回は「ヤミと帽子と本の旅人」です。

『ヤミと帽子と本の旅人』第7話より

神奈川では2003年10月から水曜日の深夜にtvkで全13話が放送されました。
16歳の誕生日に突如姿を消してしまった姉を探してさまざまな世界を旅する少女の物悲しくも幻想的な物語が描かれます。
また、幼い頃の出来事のために心に傷を負ってしまった青年が救済されるサブストーリーも同時進行します。

当時のキャッチコピーは・・・わかりません(^^;
たぶん以下のいずれかだと思います。
「少女たちの儚く美しい迷宮の輪舞。
壮大な世界設定、美しき少女たちの儚き物語。」

「本から本へ、2人の旅が今始まる…。
すべては、愛する姉をこの手に取り戻すために…。」

この作品では1冊の本が1つの世界に相当します。
そんな本が無数に納められている図書館の臨時管理人(神様のような存在)がリリスという少女。
この図書館は、いわば無数にある平行世界の上位に存在する世界で、本の中の世界の人間は決して行くことができない場所です。
ところが、主人公の葉月は姉の初美が消える時に不思議な光を浴びてしまい、この図書館に行けるようになります。
そこから始まる姉探しのちょっと不思議でときにホロリとする幻想的な旅。

この姉には秘密があって、彼女は別の世界でガルガンチュアという少年の人生にも大きな影響を与えていました。
そしてガルガンチュアも不思議な光を浴びてしまったことから、彼女を探すことになります。

ストーリー構成はかなり入り組んでいて、時間軸がばらばらなうえに、AパートとBパートでまったく別のエピソードが語られることもあります。
ストーリーの流れ順に並べ替えると次のようになります。
Wikipediaの記事を参考にしました。

第3話Bパート → 第4話 → 第9話Bパート(錬金術、ジル、マリエル)
第7話Aパート後半&Bパート → 第1話Aパート(現代)
第3話Aパート(ヤミの図書館)
第6話 → 第7話Aパート前半(孤島、ミルカ)
第5話(原始時代、クィル)
第8話 → 第9話Aパート(遠い昔の日本、藤姫、メイリン)
第1話Bパート → 第2話(夜行列車、蓉子)
第10話Bパート → 第11話Aパート(はるかな未来の宇宙船、レイラ)
第10話Aパート → 第11話Bパート → 第12話(不思議な宇宙庭園、玉藻の前)
第13話(現代・ヤミの図書館〔エピローグ〕)

実は、この作品はリアルタイムで視聴していません。
成恵の世界」に出演していた能登麻美子さんつながりで何も考えずにDVDを大人買いしてしまったのがこの作品との出会いでした。
第1話を観たときは早まったかなと思った記憶があります(^^;
でも買ったからには全話視聴しなければ、ということですべて視聴しました。

結果的には作品全体に漂う物悲しい雰囲気がかなり気に入りました。
特に最終話は、主人公・葉月の想いがついに叶うけれどもその後は・・・という具合に自分的にかなりツボなエピソードでした。
このエピソードは解釈が難しくて、正確に何がどうなったのかいまだに理解できていないのですが、そんなことはまったく気にならないくらいに儚い雰囲気がよかったです。

画もかなり綺麗で、BGMもいい具合に雰囲気を盛り上げてくれます。
けっこうエロい描写があるので万人向けではありませんが、そういうのに抵抗がなければ一度視聴してみてもいいかもしれません。

それではまた、次回をお楽しみに。

ヤミと帽子と本の旅人 DVD SPECIAL BOXヤミと帽子と本の旅人 Music Book(CCCD)
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瞳の中の迷宮 (CCCD)ヤミと帽子と本の旅人 EDテーマ「永遠の祈りを捧げて」(CCCD)
瞳の中の迷宮 (CCCD)ヤミと帽子と本の旅人 EDテーマ「永遠の祈りを捧げて」(CCCD)

※上記のサウンドトラック、オープニング、エンディングは、コピープロテクトがかかったCCCDです。通常のCDとは異なります。

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2008年11月03日

ちょっと昔のいいアニメ―『ARIA The ANIMATION』

最近はアニメが大量に放送されていて、それをチェックするだけでも大変。
でもここでちょっと一休みして過去の名作(?)を振り返ってみようかな、というこのコーナー。

第二回は「ARIA The ANIMATION」です。

『ARIA The ANIMATION』第11話より

神奈川では2005年10月から水曜日の深夜にテレビ東京で全13話が放送されました。
今年1月に第3期となる「ARIA The ORIGINATION」が放送されたので、「ARIA」というタイトルを知っている方も多いのではないでしょうか。
物語は、ネオ・ヴェネツィアでウンディーネになるための修行をしている灯里と、彼女を取り巻く人々の日常を淡々と描いていくというもの。
特別大きな事件が起こるわけでもなく、ひたすらゆったりとストーリーは進みます。
セリフも少なめで、間(ま)の取りかたが素晴らしかったです。

当時のキャッチコピーは
「ようこそ、水とやすらぎの惑星(アクア)へ。
すべての人に贈る、未来型ヒーリングストーリー。」
でした。

第1話を観たときは、あまりに何事も起こらないので呆気にとられてしまった記憶があります。
それでも不思議な魅力があったので視聴は継続したわけですが、2話、3話と進むうちに、このまったり感がたまらなくなってきました。
そして第4話で最初の「波」が来ます。
灯里がある少女から託された手紙を配達するファンタジー系のエピソードです。
ラストシーンでは、確か号泣してしまった記憶が(^^;
このエピソードに登場する「データカード」が後の第12話への軽い伏線になっています。

その後も、「ARIAらしい」としかいえないゆったりまったり感動的なエピソードが続きます(アリア社長が主役の驚きのエピソードもありましたが(^^;)。

そしてラスト3話で奇跡が起こります。
毎回最終回じゃないかと思えるような秀逸なエピソードの連続。
「ARIA The ORIGINATION」を観てARIAの雰囲気が気に入ったという方にはお勧めのエピソードです。
蛇足ながら、第13話は大晦日の午後11時43分27秒から観始めると少しだけ幸せになれるかもしれません(^^;

改めて見直してみると、作画面でもう少し頑張って欲しかったなという気もしますが、それを補って余りあるほどにストーリーと音楽が秀逸でした。
BGMは第2期、第3期でかなり使いまわされていたことからも分かるように、第1期ですでに完成されています。
主題歌の「ウンディーネ」とエンディングの「rainbow」、それに挿入歌の「シンフォニー」も、おそらくシリーズ最高の出来ではないでしょうか。

「ARIA The ANIMATION」。
これまで何度観なおしたことか・・・。
そしておそらくこれからも何度も観直すことになる作品です。

ということで、今回はここまで。
次回は「ヤミと帽子と本の旅人」、「魔法少女リリカルなのは」、「極上生徒会」、「くじびき♥アンバランス」のうちのどれかになると思います。
次回をお楽しみに。

ARIA The ANIMATION DVD-BOX(初回限定生産)ARIA The ANIMATION オリジナルサウンドトラック
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ウンディーネRainbow
ウンディーネRainbow


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2008年10月13日

ちょっと昔のいいアニメ―『成恵の世界』

最近はアニメが大量に放送されていて、それをチェックするだけでも大変。
でもここでちょっと一休みして過去の名作(?)を振り返ってみようかな、というこのコーナー。

記念すべき第一回は「成恵の世界」です。

『成恵の世界』第1話より

神奈川では2003年4月から土曜日の深夜にtvkで全12話が放送されました。
一見普通のかわいい女子中学生(七瀬成恵)とオタク少年(飯塚和人)のほんわかラブストーリーです。
当時のキャッチコピーは「庶民派SFラブコメディ」でした。

成恵は地球人と宇宙人のハーフで、自分自身そのことを公言してはばかりません。
そんな成恵のことを周りの人は変わり者と思い、彼女とは距離を置いています。
成恵のほうも、信じてくれない人と無理に係わることはないと考えています。
そのため成恵はいつも一人ぼっち。
そんなある日、成恵はひょんなことから和人の危機を救うことに。
それがきっかけで二人は付き合うことになり、バカップルのほのぼのストーリーが展開されていきます。

ラブストーリーとは言いながらも、機族と呼ばれる機械生命体(通常形態は女の子 or 宇宙船)がメインのエピソードがあったり、和人の好きなアニメ「魔砲少女四号ちゃん」のコスプレエピソードがあったりと、それなりにバラエティーに富んだ展開が用意されています。

設定的にはなかなか面白いです。
ただし、はっきり言ってしまうと、全体的な出来はちょっと微妙(^^;
この作品を気に入ってくれる人は少数なのではないかと思います。

ではなぜそんな作品をこのシリーズの第一回にもってきたかというと、自分がアニメにハマるきっかけになった作品だからです。
当時、アニメはまったく観ることはありませんでした。
土曜深夜に暇をもてあましていた時に偶然、テレビ番組表に載っている新番組「成恵の世界」の文字が目に入ったのがそもそもの始まり。
ちょうど放送開始の数分前だったこともあり観てみることにしました。
実は、ちょっとエッチな深夜番組なのかなと思ったのです。
「成恵の世界」・・・なんだか怪しい響きがありますよね(^^;

そしてオープニングの「流れ星☆」。
かなり衝撃的でした。
小さい頃に観ていたセルアニメとはクオリティーがまったく違うし、なんといっても1回聞いただけで歌が大好きになってしまったのです。
次の週からは、オープニングを聞くためだけに番組を観るようになりました。
本編はついでに観ていただけ(^^;

それを繰り返すうちに成恵の声がいいなと思うようになり、なぜかDVDまで購入することに。
自分にとっては記念すべき作品になったのでした。
喜ぶべきことかどうかは分かりませんが(^^;

ということで、暇に任せてなんとなく立ち上げてしまった新企画「ちょっと昔のいいアニメ」。
次回からの本番をお楽しみに。

成恵の世界 OPテーマ - 流れ星☆成恵の世界 DVD-BOX
成恵の世界 OPテーマ - 流れ星☆成恵の世界 DVD-BOX


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