ということで、去年の5月以降、これまでに放送されたアニメの中から気になった音をピックアップしてみました。
とはいっても、この時期が来るまでこんな企画記事を書いていることはすっかり忘れていたので、対象のアニメはこの1、2ヶ月に放送されたものだけです(^^;
まずは、これはダメだろうと思った音。
「シャングリ・ラ」第3話で、國子が鉄柵に鉄パイプを叩きつけて曲げる場面です。
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國子が鉄パイプを曲げるときの音が聞こえません。
無理やりこじつければ、武彦が撃つ銃の音にかき消されたと考えることも可能ですが、この直後に國子が鉄パイプを投げて、はるか彼方の障害物に当たった音ははっきり聞こえるので、違和感に拍車がかかります。
これは狙って無音にしたのではなく、単に入れ忘れただけでしょうか?
次は、「ティアーズ・トゥ・ティアラ」第3話で、モルガンが矢を射る音。
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確かに矢を射る音ではあるのですが、音が軽いので、ここまで連射されると滑稽に思えてしまいます。
リアル過ぎる音は違和感を生むという好例でしょうか?
それでは次に、良かったと思った音。
「咲-Saki-」第1話の雨の音です。
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この場面では、(1)咲と和を遠くから写し、次に(2)咲のアップ、最後に(3)再び咲と和を今度は少し引いた位置から写しています。
(1)では通常の雨音のみが入っていて、(2)ではそれにプラスして傘に打ち付ける雨の音がはっきり聞こえます。そして(3)では、カメラ(マイク)の位置にあわせるように傘に当たる雨音が弱くなります。
こういう配慮は観ていて(聞いていて)純粋にうれしくなります。
最近は音の強弱を考えないで効果音をただ大音量で入れるだけという聞き苦しい演出が多いような気がするので。。。
最後にもう一つ。
「リストランテ・パラディーゾ」第2話から。
こちらも雨音です。
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引きの場面と寄りの場面で雨音を使い分けて雰囲気を出しています。
「咲-Saki-」とは違い、ここでは「傘に当たる雨音」というのははっきり表現されていませんが、これはこれでいい感じ。
以上、ちょっと気になったアニメの音でした。
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