2009年09月19日

今週の一本(2009/9/13~9/19)―『大正野球娘。』第11話

この作品は、基本的に辛くて厳しい練習シーンは描かず、画面に映らないところでしっかり練習していると視聴者に思わせるつくりになっています。
とはいえ、第7話で魔球の存在に気付き、そのあと放送休止で1週間空いたあと、第8話で魔球が完成していたのにはさすがに驚きましたが・・・。
きっとこのときは普段よりも練習量が多かったために番組を休止せざるを得なかったのでしょう(^^;
また、スコアブックの付け方を習得して相手チームを研究しているシーンを挿入するなど、細かいところにも気が使われていて、画面外での努力を想像させてくれます。

そんな陰の努力を視聴者に披露するときがやってきました。
今回はついに朝香中学との試合が開始します。

ただし、その前に思わぬトラブルが発生。
野球をしていたことが父親の洋一郎にバレてしまった小梅が、激しい口論になってしまいます。
洋一郎は小梅が野球をしていたことが気に入らないようですが、それよりも小梅が自分に嘘をついていたことを怒っています。
試合当日、小梅は「お前なんざ、勘当だ!」と言う洋一郎を振り切って試合へ。

その頃、晶子もトラブルに遭遇していました。
母親に野球のことがバレてしまい、部屋に閉じ込められています。
大正という時代では、女の子が野球をするというのは普通の人には耐え難いことのようです。
様子を見に来た小梅と小笠原家の運転手・松阪さんの助けもあり、何とか抜け出すことができましたが、すぐに母親の知るところとなるでしょう。
グラウンドに駆けつけて一悶着あるはずです。
ただ、母親が試合の様子を目にすること自体に意味があるはずなので、結果的には最善の選択となりそうです。

これでメンバーが揃い、ついに試合開始です。
櫻花會は、朝香中学が油断していた1回裏に一挙に3点を取りますが、その後は0点に抑えられます。
一方の朝香中学も、なぜか点が取れず0点のまま。
でも、4回表に柳一馬が晶子の魔球に気付きました。
本番はここからのようです。

このまま櫻花會の女の子達が男どもに一矢報いるのか、あるいは惜しくも敗れてしまうのか。
次回ですべてに決着がつきます(たぶん)。
グラウンドには小梅と晶子の家族もやってくるはず(たぶん)なので、感動の最終回・・・となるでしょうか?

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脚本・キャストなど >>
ラベル:大正野球娘。
posted by animisc at 16:51| Comment(0) | TrackBack(1) | 大正野球娘。 | 更新情報をチェックする