この『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』は、テレビ東京とアニプレックスが共同で立ち上げた「アニメノチカラ」という枠の第一弾作品だそうです。
ということで、第1話は画的にはかなり気合が入っていましたが、肝心のストーリーのほうは少し弱かったように思います。
また、1クールのストーリー物のわりには進行が遅いように感じられました。
オリジナル作品なので、最初に世界観をしっかり印象付けておこうということでしょうか?
内容のほうは、新兵のカナタが紆余曲折の末に配属先の第1121小隊に辿り着くまでを丁寧に描いていました。
さらに、カナタの先輩となるリオが、街で開催されている水かけ祭りの由来を聞かせてくれました。
かつて羽の生えた悪魔にさらわれて迷宮に閉じ込められた5人の少女たちが、金の角笛で呼び合って迷宮を脱出した後に悪魔を退治した、という炎の乙女伝説。
偶然にも(?)第1121小隊に配属されている少女たちも5人です。
彼女たちは、この伝説をなぞるようなイベントに巻き込まれることになるのかもしれません。
さっそく第1話では、カナタのらっぱに応えるようにリオがらっぱを吹き、カナタが谷底から救い出されるきっかけになる一幕も描かれました。
また、カナタが崖から転落して湖に沈んでいく途中で目撃した、羽のある首なしの怪物の白骨も意味深です。
これが町の人達が沈めたオブジェでないのなら、かつてはバイオウェポンを使った戦争があったのかもしれないし、後半はほのぼのしたキャラデザに似つかわしくないシリアスな展開になる可能性もなきにしもあらず。。。かな?
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ラベル:ソ・ラ・ノ・ヲ・ト