ダラーズのリーダー・竜ヶ峰帝人は、切り裂き魔に報復するため、構成員に切り裂き間の情報を求めるメッセージを送ります。
切り裂き魔が園原杏里を襲ったと思い込んでいるためです。
紀田正臣は、黄巾賊の将軍に復帰。
彼も杏里に手を出したのが切り裂き魔だと思っていて、平穏な日常をぶち壊した切り裂き魔を倒す決意を固めました。
切り裂き魔の背後にダラーズがいるなら(いると思えれば)、ダラーズも潰すつもりです。
臨也にとって杏里と贄川春奈の動きは想定外だったようですが、“コピーじゃない本当の罪歌”を持つ杏里が春奈の心を乗っ取ったことで、結果的に臨也の思惑通りに第3の勢力・妖刀組が誕生しました。
この第3勢力の構成員は、これまで春奈が率いていた100人を超える罪歌の集団です。
杏里は春奈の記憶を辿って、切り裂き魔が大量に出没した“リッパーナイト(Ripper Night)”の黒幕が臨也であることを知りましたが、これも臨也の想定外の出来事なのでしょう。
もしかすると、この事実がラストに向けての大きな伏線なのかもしれません。
ところで、臨也が碁盤の上で進めている不思議なゲームには、将棋とチェス、それとリバーシの駒が並べられています。
これらの駒はそれぞれ、将棋の駒=黄巾賊、チェスの駒=ダラーズ、リバーシの黒駒=黄巾賊に入っている妖刀組、リバーシの白駒=ダラーズに入っている妖刀組を表しているように思えます。
臨也は第12話で自分とセルティはダラーズのメンバーだと言っていますが、臨也がゲームに直接参加するとは思えないので、彼に相当するチェスの駒はないのかもしれません。
第14話の描写からすると、セルティは黒のナイトでしょうか?
帝人がキングなのかクイーンなのかははっきりしませんが、正臣は王将でしょう。
今回の盤面で王将を囲んでいたリバーシの黒駒が白駒に変わる展開があるのかもしれません。
変わるかどうかは杏里の意思次第。
ということで、今後はこれら3つの勢力の関係性が主題になっていきそうです。
帝人と正臣はお互いの正体を知らないままに互いに争うことになってしまうのでしょうか?
![デュラララ!!9【完全生産限定版】 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/517PuSg8eYL._SL160_.jpg)
デュラララ!!9【完全生産限定版】 [DVD]
デュラララ!!9【通常版】 [DVD]
脚本・キャストなど >>
ラベル:デュラララ!! 「デュラララ!!」シリーズ