アバン。
なんだかかなり深刻に思い悩んでいる様子の伊波まひる。
バイトは休みなのにワグナリアにやってきて一言。
「小鳥遊くん・・・あの・・・・・・女装に・・・興味ある?」
ということで今回は女装ネタを使ったエピソード。
笑いから始まって、ちょっとシリアスな雰囲気に移行したかと思ったら、最後はニヤニヤが止まらない起伏に富んだ展開でかなり楽しめました。
まひるが女装の話を持ち出したのにはもちろんわけがあって、男性からホワイトデーのお返しをもらったことが父にバレてしまったからでした。
苦し紛れに小鳥遊は女だと誤魔化したものの、まひるのことを溺愛している伊波父は、仕事の休みを利用してワグナリアにやってくるようです。
小鳥遊が本当に女なのか確かめるために。
まひるの男性恐怖症の原因をつくったのがこの父でした。
男はみんな狼だから襲われて食べられてしまうと言って、まひるが男に近づかないように仕向けていたようです。
でも、自分も男だということを考慮していなかったため、まひるのパンチの最初の犠牲者に。
いずれ食べられてしまうと思い込んだまひるにやっつけられてしまいました。
「初めての相手はお父さんでした」と話すまひるのセリフがちょっとアブナく思えてしまうのは、自分の心が汚れているからでしょうか(^^;
父に小鳥遊が男だとバレてしまうとバイトをやめさせられてしまうので、まひるは小鳥遊に女装してくれるよう頼みます。
小鳥遊は当然、この頼みを拒否。
まひるは、小鳥遊が女装にコンプレックスを抱いていることを思い出し、あきらめて帰ってしまいます。
ところが、このやり取りを聞いていた佐藤、相馬、山田の3人が小鳥遊女装計画を始動。
佐藤が乗り気な理由は、まひるが親の勝手でバイトをやめさせられてしまうのがかわいそうだからでしょう。
ぶっきらぼうそうに見えて、なかなか優しそうな人ですから。
相馬も同じくまひるがかわいそうだから・・・ではなくて、こんな面白いイベントを見逃せないから。
山田はよくわかりません(^^;
小鳥遊はなんとかこの事態を回避しようとしますが、結局逃げ場がなくなって女装することに。
小鳥遊を追い詰めるのに役立ったのが、山田の変装セットです。
準備がいいので小鳥遊に(嫌味で)褒められて、初めて褒められたと喜んでいます。
どこまで本気なんだかわかりませんが。。。
それにしても、山田は行動も所持品も謎だらけですね。
ということで結局女装する羽目になった小鳥遊。
ストッキングは百均で購入し、制服は店の備品を借りました。
カツラと化粧と胸パットは山田の変装セットから。
コンタクトは松本麻耶が持っていたワンデイタイプをもらったようです。
これで外見は完璧。
ところで、松本麻耶というのはたまにちょっとだけ登場するバイトの女の子のようです。
なにげに気になる存在ですが、いつかしゃべってくれるのでしょうか?
女装した小鳥遊は、控え室からフロアへ。
名前は「ことりちゃん」に決定し、さっそく“本番”にそなえてしぐさや話し方の訓練です。
一方、佐藤と相馬は八千代に事情を説明。
事情を理解した八千代は、ほかのバイトの女の子が小鳥遊のフリをすればよかったのではないかと、もっともな疑問を口にします。
佐藤はここで初めてそのことに気付いたようです(^^;
とっさに「男にはやらなきゃならんときがあるんだ」と誤魔化しました。
これに納得してしまう八千代っていったい。。。
そんなこんなで、やがて“本番”を迎えるときがきます。
まひるの父がやってきました。
伊波父は、さっそく小鳥遊を確認し、小鳥遊が“女”だと知って一安心です。
見た感じは人のよさそうな普通の父親のようなので、小鳥遊は話し合えば何とかなったのではないかと一瞬だけ思いますが、すぐにそれが間違いだと気付かされます。
伊波父は、小鳥遊が男だった場合に備えて、ゴルフバッグの中にスナイパーライフルのモデルガンを隠し持っていました。
やがて、まひるの男性恐怖症の真の原因が明らかになります。
きっかけは「男はみんな狼」の言葉だったのは間違いありませんが、伊波父はまひるが男嫌いになるようその後も努力していました。
まひるに男が悪役の本やDVDを見せたり、語り聞かせる怪談の幽霊を女ではなく男に変えたりして。
すべては十数年にわたる“教育”のたまものでした。
さらに、まひるに腕力をつけさせるために、持ち物にこっそり重りを仕込んでいました。
まひるはこれらのことにまったく気付いていなかったようです。
あまりの仕打ちに泣き出してしまいます。
伊波父はさらに、まひるには一生男を近づけさせないと力説します。
これを聞いた小鳥遊は、まひるに男性恐怖症という重荷を背負わせてしまった伊波父の身勝手さにキレてしまいます。
小鳥遊が前回言っていたように、まひるが異常なのは男性恐怖症のせいであって、まひる自身が悪いわけではありません。
まひるが現在苦しんでいるのは、伊波父がまひるを自分の所有物のように扱っている結果です。
小鳥遊は、そのことをしっかり考えてまひるに謝罪するよう伊波父に説教し、伊波父を家に帰らせました。
まひるのために女装したうえに、その父親に説教です。
この様子を見ていた女性陣はみな小鳥遊を見直します。
そしてまひるは小鳥遊にホレてしまいました(^^
男に対してこんな感情を抱いたのは初めてのはずなので、その自覚があるのかどうかは不明です。
あるいは、この思いをしっかり自覚しているものの、男が怖いという刷り込みと大きく矛盾するので、ものすごい葛藤にどうしたらいいのかわからないのかもしれません。
まひるは新たな“苦しみ”の種を抱えることになってしまいました(^^;
ということで、今回はエンディングを歌うのもまひるで、いい感じに締めてくれました。
次回は「疑惑の真相…、なずな働く。」
お兄ちゃん大好きっ娘のなずなが、突然現れた見知らぬ女性(まひる)のことが気になってしょうがないようです。
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